米グレンデール市長、東大阪市に慰安婦像で
「謝罪文」
韓国メディア激怒、現地で「吊るし上げ」状態に
紘一郎雑記張
「謝罪文」
韓国メディア激怒、現地で「吊るし上げ」状態に
紘一郎雑記張
米グレンデール市で、「慰安婦像」をめぐる問題が再び燃え上った。
設置慎重派として知られる市長が、姉妹都市である東大阪市に
「謝罪文」を送付したと地元紙や韓国メディアで報じられ、
猛攻撃を受けている。
設置慎重派として知られる市長が、姉妹都市である東大阪市に
「謝罪文」を送付したと地元紙や韓国メディアで報じられ、
猛攻撃を受けている。
「日本のインタビューで慰安婦像を設置したくなかったなどと述べた
米グレンデール市長が、今度は日本に謝罪文まで送ったことが明らかになりました」 「韓国系住民たちは強く反発しています」
男女のキャスターが、硬い表情でニュースを読み上げる。
韓国の大手テレビ局MBCは11月6日、グレンデールのデイブ・ウィーバー市長の「謝罪」問題を厳しい論調で伝えた。
韓国の大手テレビ局MBCは11月6日、グレンデールのデイブ・ウィーバー市長の「謝罪」問題を厳しい論調で伝えた。
この事実は、2日に地元紙グレンデール・ニュース・プレスが最初に報じたものだ。
これが在米韓国人向け新聞などで「『慰安婦像建立』を謝るなんて……」などとさらに煽り立てられ、韓国メディアでも今週に入り相次いで
大きく取り扱われている。
問題の書簡の中でウィーバー市長は、
「本件は日本と韓国の間の国際的な事項であり、グレンデール市がどちらかに偏った形で関与するべきではない」
という立場から、慰安婦像の設置に自身は反対しているという以前からの立場を繰り返すとともに、東大阪市側からの上記の抗議に対し釈明、
そして、「今回のような問題が、東大阪市および日本とグレンデール市の間に深い溝を作ってしまった事を残念に思っています。
なんとかしてこの状況を変えたいのですが、私にはその権限が与えられておりません」と述べている。
原文では「regret(残念、遺憾)」といった表現で、ただちに謝罪といえるかは微妙だが、韓国メディアでは「謝罪」と決めつけられてしまっている。
東大阪市によれば、この書簡は10月1日付のものだという。
これまで米国、韓国ではほとんど取り上げられていなかったが、
11月に入り地元で話題となり、にわかに問題化したものらしい。
「こちらが抗議した内容について直接的に返答したものとは取れなかった」
ウィーバー市長は初から慰安婦像設置に慎重な立場を取っており、
市議時代に行われた設置の採決でも、ただ1人反対票を投じていた。
市長就任後も、7月の除幕式には出席していない。
9月には日本の保守系メディア「チャンネル桜」の取材に応じ、
「当市に住んでいる日本人はほとんどいないが、
韓国人は1万2千人以上住んでいる。
誰が力を持つか、想像すれば分かりますよね」
「私は日本人が好きだが、我々は、今となっては『日本で最も憎まれる都市』になってしまったと受け止めており、非常に遺憾に思っている」などと発言、特に韓国紙から猛烈なバッシングを受けていた。
その矢先の「謝罪」問題は地元でも波紋を広げた。
しかも議会の反対派議員は韓国人と一緒に市長を「吊るし上げ」にした。
ウィーバー市長は自らへの非難を、ただ黙って聞いていたという。
ウィーバー市長は自らへの非難を、ただ黙って聞いていたという。
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