人間の幸せのための政治・幸之助戯言
紘一郎雑記帳
人間の幸せのための政治
私たちが決して忘れてならない大事なことは、
政治は結局、お互い人間の幸せを高めるためにある、ということです。
過去においては多くの人びとが政治によって苦しめられ、
お互いの血を血で洗うということもありました。
しかし、そうした好ましくない姿は、政治の本来の姿ではない。
政治は本来、お互い人間のそれぞれの活動をスムーズに進めることが
できるようなものです。
それらの調整調和をはかり、共同生活の向上をはかって、
一人ひとりの幸せを生み高めることをその使命としているのです。
この“政治は本来、人間の幸せのためにある”ということを
私たちはまず正しく認識しあう必要があると思います。
この項終わり