紘一郎雑記帳

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鳩山政権の今後、大貫啓行氏講演会より、安田紘一郎雑記帳

2010-04-26 05:30:18 | Weblog
【鳩山政権の今後・講演会より】

大貫啓行氏
現在 麗澤大学教授

大貫氏略歴  東京大学法学部卒
「外務省在北京1等書記官」「中国管区警察局長」
「警察庁外事調査官・初代国際部長」
「内閣情報調査室国際部防庁調査1課長」
など歴任

【第1部】

大貫です、なかなか「大阪」に来る機会がなく
ご無沙汰をしておりますが
こうして時折「関西」に参りまして皆様と
お話をする事を楽しみにしています。

まず、初めに皆様が、一番気にされている事に
私の考えを申し上げますと「小澤一郎幹事長」は
辞めないでしょう。

「幹事長」も続けますし「議員辞職」など絶対ありません。
「小澤氏」は腹を括ったと思います。

私は「官僚」の「OB」ですから、人脈も含めて何かにつけて
「自民党」と繋がって参りまして、と、いうよりは
「繋がり」がないと仕事が出来なかったというほうが正解でしょう。

霞ヶ関の役所と「自民党」の先生方とは色々と
深いお付き合いがありました。

例えば「天下り先」から「結婚相手探し」に至まで
様々なお付き合いが有りました。

「鳩山総理」の「恋愛結婚」は別にして
「小澤氏・安倍元総理」など沢山の政治家と
「実業界・経済界」の大物との「子息」との「結婚」は
全てとよいほど「高級官僚」といわれる人たちが
「仲立ち」や「紹介」をしてきた経緯があります。

「自民党」との繋がりが30年・50年と続いてきたわけですが
それが、昨年の衆議院選挙から大きく変わってきており
何もかも「民主党」になだれをうって変化しています。

官僚も大勢が「民主党」詣でとなりました。
「この先「民主党」がどうなるかは別にして
もう「自民党」に戻る事はないでしょう。

それは「官僚」が一番良く知っています。
政治の世界で結果の良し悪しはわかりませんが
「革命」が起きたとみるのが本当でしょう。

「自民党」にくっ付いて、「何かをしよう」と
考えている方があれば早く諦めたほうが懸命ですね。

「自民党」には「一銭」も資金が入らないでしょう。
日本国の資金は全て「小澤氏」が財布を握ったのです。

皆様には何の変化もありません。
今まで「自民党」が持っていた「お金の使い方」の権利を
「小澤氏」一人がその権利を握っただけなのです。

「どうぞご自由にして下さい」と「小澤さんに任せました」と
「国民の皆様」が、昨年の選挙で言ったのです。

「民主党」を選んだ心算が「小澤氏」に任せた事になりました。

衆議院の過半数を大きく越す「300議席以上」を持ち
その中で「小澤チルドレン」も含めて「小澤派」が「200人前後」
ありますので、多数決の論理で「小澤氏」は
「日本国」を自分の物にした形ですね。

「官僚」は敏感です。私も「元・官僚」ですから「敏感」です。
人脈的に「民主党」に切り替えました。(笑)

今まで「自民党」との関係で心の疼きも感じましたが
民主党の「財務副大臣野田議員」の要請で一緒に
「政策集団」に加入しました。「シンクタンク」ですね、
私は早く転向しましたので「主任研究員」とされています。

会員から「会費」をとり「会合」などの経費の残りが
「資金」になる仕組みです。

はっきり申し上げますと「毎日・毎日」会員が増えております。
凄い勢いです。資金もふんだんに集まってきています。
そのうち「民主党」も「自民党」と同じように
「ダメ」になるだろうと思いますね。(笑)

過去の「自民党」の先生方とのお付き合いは「赤坂」の
料亭などが多く「一席5万円位」の処と思いますが、
一度もお金を支払った事がありませんので、詳しくは解りません。
でも、誰かが払っているのでしょうね。

「民主党」のトップの人たちは「子供手当て」や「業者の献金」が
あるので「自民党時代」と変わりません。

「民主党の若手」は、今はお金がないので、
「安い居酒屋」や「焼き肉屋」などで集まっていますが、
そのうち「自民党」と、おなじ事になってくるでしょう。

でも暫くは「民主党政権」です。夏の参議院選挙は関係ないです。
「3年半後」の衆議院選挙までは「民主党」なのです。
私のように「民主党」に転向した物から申し上げれば
「一日でも早く転向されたほうが良いと思いますね」

政治とはそんなものなのです。
選挙で勝てば何をしても良いのです。

さて冗談はこれぐらいにして、本題に入りますが
東京の深沢に小澤氏の私邸があります。

私は「元・警察官僚」ですので「現場」をみます。
今年の新年会に「小澤氏」の信者が多数「信念の挨拶」に
行ったことは皆様ご承知の通りです。

「小澤ガールズ」も行きましたね「酌婦」ですね(笑)

その「小澤邸」は駒沢公園の近くにありますが
「ワンブロック」で広い敷地です。年々広がっています。
どんどん近隣を買い取って拡げているのですね。

元・警察ですので、すぐわかります、見えるだけで
「数十名」の警察管が警備しており、見えないところでの
警備も加えれば、相当の人員です。

それは「何を意味するのか」
警察は全力で「小澤氏」の「タマ」を取らせないという事です
そうですね警察用語で「タマ」は「命」です。

「天皇陛下」の立場についての「小澤氏」の発言、
中国・韓国での小澤氏の言動が「右翼」の
目標になっている可能性が有るからです。

皆様もお時間があれば一度行かれたら良いと思います。
時の権力者がどんな所に住んでいるのか、
それを見ればどんな政治をしてくれるのかが解ります。

戦後60年続いた「政官業」の構図が、癒着構図になり
既得権益グループの日本システムが機能不全となり
それに対して国民が「NO」の審判を下し
「民主党政権」が出来たのです。

さて、半年経過して世論調査などをみて
「民主党政治」は「どうなのか?」という事だろうと思います。

現状は「金権問題や脱税問題」はさておきまして
今日お集まりの企業経営者や経済に関心を
お持ちの皆様が不満や先行き不安を感じているのは
はっきり言いまして「経済」を理解している
「民主党議員」は一人もおりません。
誰もいません、本当に誰もいません。

選挙に勝つ事だけを目的にし、又、次の選挙に勝つ事を
目標にしている政党なのですから、お金をバラ撒いて
選挙民の投票に期待するやり方ですので、
予算の裏づけなど全くなく、国際発行で補う事しか出来ません。

日本に産業を興す発想など、全然ありません。

しかし「自民党」に政権を戻すには、あまりにもだらしない
「自民党首脳陣」ですね。
高齢者グループが若手にバトンタッチ出来ない自民党には
私もそうですが、皆様もがっかりされているのが現状ですね。

暫くは「民主党政権」が続くのですが、それでは、
これからどうなるのか、「小澤戦略」は何かについてお話しましよう。

続きは【第2部】で【28日】に投稿致します。


【安田紘一郎雑記帳】

民主党政権に変わったから「政治」が
変わる事はないでしょう。
「鳩山氏・小澤氏・岡田氏・羽田氏・石井氏・渡部氏」
皆、以前は自民党だったからです。

所詮、今回の「政権交代」は「自民党」の
たらい回し政権なのです。
だから何かを期待してはいけないのです。

「自民党」の「若林議員」が代理投票を行い、
その無責任な行動で「議員辞職」しました。
自民党にしては素早い対応であった様に思えます。

対して「民主党」の対応はどうなっているのでしょう。
自身が起訴されたり、秘書が逮捕されても「辞職」も
「辞任」もせず、それに対して問題提起をすると
脅かす「民主党」は以前の「自民党」以上に悪い政党に見えます。