3連休の最終日も暑い日でした。
朝方仕事を済ませ、朝9時の大浜海岸の
ライフセイバーの「遊泳開始」の放送を合図に
海に漕ぎ出します。
先日の処女航海では、漕ぎ出しに波にあおられ「沈」。
それに恐れをなしてその後もリズムが出ず、
わずか15分で退散という「惨憺たる鮟鱇」でした。
その後、内田正洋氏の「シーカヤッカーズハンドブック」を
読み直し、「砂浜で乗船し、スカートもそこで密閉して
でるとよい」を実行に移しました。
最初の波バランスを崩しそうになりましたが、
乗り越えました。
すると後は順調を通り越して、楽しい。
田子島周辺ではイルカが2頭泳いでいました。
正午を過ぎ、ぼちぼち帰航です。
波が複雑になってきましたが、
調子に乗っている私には問題ではありません。
12時45分、真夏だというのに
人影まばらな大浜海岸に戻ってきました。
波打ち際が白い波が立っています。
どのように上陸するか考えている間に
サーフに乗ってしまいました。
カヤックは信じられないくらい加速し、
波打ち際で右へ急カーブ、
パドルでのコントロールを完全に失い
白波に巻き込まれ、砂浜にたたきつけられます。
「ヤバイ!首の骨を折る!」と思った
私は首をすくめます。
船は1回転して、砂浜に打ち上げれました。
パドルを確保し、転覆した船を起こします。
その時、白い船底にぽたぽたと鮮血が…。
どうやら頭を切ったようです。
船を洗い、浜辺の最上部まであげます。
ライフジャケット、スカート、パドルを船の中に入れ、
もう一度海に向かいます。
潮に潜り、血を洗い流し、車にもどり
タオルを頭に巻き、止血。
シャワーを浴び、着替え、車で500mほどの
病院に向かいました。
幸い、大けがは免れましたが、
頭部をホチキスで5針ほど縫いました。
安全あってこその海洋レジャー。
海の日に深く、深く反省するヤマモトでした。
謹慎の意味を込めて、2~3日は禁酒です。
(て、いうか化膿防止ため、医者にきつく言われたので)
それでは改め「反省!」
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