木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

昨夜、散歩、入浴が済んで、

晩酌を始める7時過ぎに雨が降り始め、今朝に至っています。

川の濁りからすると、雨量は今のところほどほどです。

火曜日の雨風で倒れているだろうと思っていた

立てかけの板は、いい意味で予想に反してちゃんと立っていました。

朝のニュースで女子バレーの日本勝利を見て、

昨夜途中で寝ないでフルセットまで見ればよかったと後悔してます。

朝食はいつも通りの山荘の定番です。

五月最後の訓練校実技は先週出来なかった、追いかけ大栓継ぎの仕上げを急ぎます。

1時間ほどで出来ました。

最後に叩き込みにちょっと力を要しましたが、収まりました。

も少し無理をすると「目違いほぞ(目地)から割れるよ。」と先生に言われました。

上木と下木が合わさる部分をもう少し平滑にすると、も少し精度が上がります。

でも、このできには、個人的には大満足しています。

そして、実際に主屋でも、あるいは自分の大工仕事でも、

精度を上げて使ってみたいと思います。

その後は、追入蟻掛け継ぎの練習です。

これは山荘の下屋の継ぎ手でも使っているので、迷うことなく墨付けできます。

加工も追っかけよりはるかに速く進みます。

ただ、実習に備えて研いだ追入のみ、そこそこの切れです。

追入の加工をしている時に、野田会長が「山本さん、ちょっといい?」

と言って、ノミの使い方をやって見せてくれました。

ノミを切削面に真っすぐ当てるのでは、斜めに当てます。

そうすると、カンナで削ったようなくずがくるくるときれいに出ます。

自分でもやってみると、追入の面が滑らかできれいになっています。

隣で作業している上級生が「山本さん、これ、自分でやった?」

「はい」

午後は作業場を片付け、テーブルと椅子を並べて、座学です。

昨年までの設計士の宮内先生が隊長を崩して、

押尾(おすお)先生の初講義です。

正直、講義の途中で記憶が飛んでいることが、ありました。

しかし、今までわからなかった、耐力壁の壁量計算が分かりました。

耐力には風圧と地震の2点から検討すること。

計算の単位が分からなかったですが、

壁の横方向の長さを㎝で表したものであることが分かりました。

これを基に、主屋もバランスよく耐力十分な壁を配置したいと思います。

午前も午後も学びの多かった充実した1日でした。

今日は雨なので、滑りやすい梁や脚立には乗らずに、

間柱か窓枠の作業をしたいと思います。

それでは皆様もよい日曜日をお過ごしください。

 



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