木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩時の気温は何と暖かく18℃、後半にはほんの一時ですが雨が降りました。

なので、練習は中止しましたというより、ブログを読み返してみると2週間前も

終日、大工仕事をがんばった翌日、睡眠時間を削って練習したら故障しました。

同じ轍は踏みません、今朝は天気に関係なく休みました。

さて、昨日の作業のスタートは6㎞離れた梅田製材さんに

材料を取りに行くことから、始まりました。

梅田さんとの会話は楽しいのですが、今日は作業を進めないといけません。

工房前に資材を下すと、替わりに金曜日に製作しておいた中空パネルを積みます。

これで妻壁がすべて覆われました。

パネルとパネルの間のわずかな隙間もテープで目張りします。

最近は高気密、高断熱の住宅が当たり前なので、

木造家屋のわずかな隙間を塞ぐ、全天候型強力テープもホームセンターにたくさんあります。

書くのは簡単なのですが、足場もない2.5mの地上での作業は結構神経と体力を使います。

下のテープを貼るには、横に寝そべらないとなりません。

内側から見てもいい出来です。

次はレーザー水準器を出して、貼ったばかりのパネルの木枠に

基準となる水平墨を打っていきます。

また9月に打った基礎にも基準となる芯墨を打って、

寸法を計測し、記帳したところでお昼にしましょう。

お昼はおなじみのマルちゃん焼きそば。

前日に陣中いし井でもらってきた天かすも入っています。

食事をとりながらも、先ほどとった寸法を基に

1寸勾配の計算をして、小屋束の寸法を決めます。

40分ほどの休憩で、午後の作業開始。

小屋束の墨付けですが、利用するのはかつて使用した角材に埋木した柱の再利用です。

前日調整してもらったカンナを使っていますが、

先生が言っていたように、カンナが切れると作業にリズムが付き、はかどります。

加工よりも墨付けが大事、切る前には寸法違いがないか、必ず確認すること。

これは訓練校で習ったことですが、実施しています。

そして、一番手前の角材、2寸間違えていることに気付き、修正。

切る前なら、その修正は5分以内で終わります。

電動丸ノコを使って、切っていくわけですが、

ほぞの縦引きだけは、手のこでやった方が、安全、正確、確実です。

6本の束のほぞを刻み、梁に3本の束を建てたところで5時の時報放送。

午後は残暑といってもいい、暑さでしたが、秋の一日はあっという間に過ぎていきました。

来週はこの上に「もや」をかけたいと思っています。

それでは今週も元気に行きましょう。

 

 

 



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