青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

青森県津軽からりんご、りんごジュースを通販(ヤマサンりんご園から、減農薬りんごの最新情報などをご提供します)

野中りんご支会園地視察

2013-09-02 05:43:11 | Weblog
9月1日に我が野中りんご支会の園地視察で毎年今頃の時期に行われる。今回の視察はつがる市柏の古坂氏の135歳の日本最古のりんごの樹と弘前市三和の工藤氏のりんご園におじゃましました。
  
これが日本最古のりんごの樹で「紅絞」という品種です。幹は電柱で固定されていてこの樹冠の大きさに圧倒されます。

これが「紅絞」の実です。かなり昔の品種で収穫時期は10月上旬だそうで果肉は白く酸味があり淡白な味だそうです。年配の人達は懐かしい、と言っていましたが私は知りませんでした。
  
これが「祝」という品種で津軽弁で「ダイナカ」で収穫時期は丁度今頃です。この品種は昔我が家にもあり知っています。この品種の花粉は他の品種にも相性が良く授粉の時に使われていました。

これが「祝」の実で今年の開花の遅れにもかかわらず大きく育っていました。古坂さんの好意で試食させていただきました。

懐かしい味でした(^^)。酸味もありますがほのかな甘みもあり独特な風味があります。小さい頃にはもっと早い時期にもいで食べていたのを思い出します。御馳走様でした・・・。古坂さんお忙しい所ありがとうございました!!
  
次の視察園地は弘前市三和の工藤氏の園地でここのりんご園で1番古い60年以上の苗木から育った「ふじ」の老木を見ました。この位古く樹感が大きく腐乱病などの障害のない樹は珍しい。「ふじ」の老木は結構ありますがほとんどが昔の「国光」、「紅玉」、などに高接ぎしたものが多い。工藤さんが言っていましたがもとからの「ふじ」の樹だからずっと大事にしているんだと・・。この樹の隣に前に小屋があったそうで樹が大きくなって枝が小屋にかかったので小屋を解体してしまったとか・・・。近くの樹も伐採してしまったそうです。本当に園主の魂の入った樹だと感じました。

その他、園主のりんごに対する考え方や、管理していく上での理論を聞いて勉強になりました。工藤さん忙しい所ありがとうございました!!今回の視察は古い樹を中心でしたが古い樹からパワーをもらったような気がします。これからの作業ガンバロー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする