スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(日本史の不思議)

2018-12-14 20:03:46 | 日記
12月14日(金)
 私は日本史について詳しくないが、以前から、勉強をしようとする気を萎えさせる、三つの疑問を持っている。どんな分野でも入り口に立ってある疑問を持ち、誰もそれに答えてくれないとしたら、中に入ろうとする気が失せるだろう。
 一つは天孫降臨である。皇孫が治めるべき土地として出雲に国譲りをさせたのに、降り立った土地が何もない日向というのは、如何にしても理解できない話だ。こんな理解不能の話を当時の人が書き、それが国史として通ったということも、これまた理解できない話だ。更に誰もそのことを不思議がっていない。こんな摩訶不思議な日本史の世界に、誰も入ろうとしないだろう。
 二つ目は赤穂浪士の吉良邸討ち入りである。当時の江戸は町ごとに木戸があって夜になると閉めたと聞く。赤穂浪士は堀部安兵衛宅に集合して吉良邸に向かったと言われている。堀部宅と吉良邸は1キロほどの距離だと聞くが、まさか同町内ではあるまい。閉められている筈の木戸をどう通ったのか。
 三つ目が所謂天皇陵である。何々天皇陵とはいってもそれは学術的に確かなものではないと聞く。ではなぜ日本史の学者は発掘なりをして確かめないのか。宮内庁の許可が出ないのだろうが、江戸時代の天皇陵を掘るというのではない。推古以前は歴史にあらずとの言葉も聞く。戦前は仕方ないとしても今なら、真理探究の為に天皇陵を掘らしてくれとの国民運動を起こしてこそ、学者というものではないか。それが出来なくて日本史は、本当に学問といえるのだろうか。
 こんなことで、どうも、日本史を勉強しようとの気が起きない。ただ大東亜戦争に関する勉強はしなくてはいけないと思っている。

コメントを投稿