スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(北澤俊美のような馬鹿)

2024-06-09 14:18:18 | 日記
6月9日(日)
 北澤は今年86歳になるらしい。私より10歳年長である。悪夢の民主党政権時代の2010年に、北澤が防衛大臣だった時、予算委員会で高市さんから次のような質問を受けた。
 高市「中国人・韓国人に外国人地方参政権を与えた場合、例えば与那国島などの地方選挙で、本国から指示が出て住所の移動が行われれば、議会・首長の選挙に影響が出てしまう。」
 北澤「私は皆さんより上の世代で、戦前戦中に中国・朝鮮人が悲惨な目に遭わされたことを、いささか知っている。そういう危険性はないと思っている。」
この後北澤は高市さんから「防衛大臣がそんな甘い認識とは驚くばかり」と、罵倒されている。
 北澤は私より10歳年長だがもの心ついたのは恐らく7~8歳になってからだろう。戦前戦中の日本を見聞きしたのは一瞬で、実際にその目で見たのは戦後の日本である事は間違いない。まあ断定はできないが戦後の風潮で、中国人・朝鮮人が酷い目に遭わされたと、伝聞で聞かされただけなのではないかと思う。北澤は信州の名家の出身で、長い間県会議員を務めている。出身は早稲田大学である。戦後左翼の匂いがプンプンする。東京裁判史観を疑う事のない、オールドマルキストだと思う。それが「上の世代」の意味である。
 この世代の人間は、骨の髄から反日人間であることが多い。そして必ず俺は戦前戦中を知っている(お前らは知らない)と言う。北澤が誕生した(昭和13年)くらいから日本人の生活は苦しくなっていった。「欲しがりません勝つまでは」とか「ぜいたくは敵だ」との標語が出て、ネオンやパーマが禁止されたのがこの頃だ。そして昭和25年くらいから、やっと将来の展望が見え始めた暮らしになったように思う。そして高度成長が始まったのが昭和30年からである。つまりこの世代の人は、少年期は暗黒、青年になって始めて明るい生活が見えて来たと言うのが、特徴なのである。だから多くの人は戦前戦中を憎むようになる。本当の戦前戦中を知らなないくせに、片言の断片を聞いて、左翼的に悪だと断定する。まあ死ぬまで治らないだろう。
 そして北澤のように更に質が悪い人間になると、自分のリベラルさをひけらかすために、「そういう危険性はないと思っている」と、全くの非論理性を発揮する。
 もし本当に中国人・朝鮮人が戦前戦中に日本人から悲惨な目に遭わされたのなら、地方参政権という武器を手に入れたならば、必ず日本人に復讐しよう(自分たちに都合の良い首長・議員を選ぼう)とするのが当然だろう。「そういう危険性はない」とどうして思えるのか。私にはこういう考えが全く分からない。まあ無論理の、馬鹿の考えを分かれと言うのが、そもそも無理なのであろうが。