変えるものと変えないもの

今日はＹ様の上棟式でした。

Ｙ様、おめでとうございます！

素敵な家が出来るので、完成を楽しみにしていて下さいね。

また職人さん達も寒い中、ご苦労様でした。

さて、大阪に金剛組という会社があります。

この会社は世界で一番古い会社で、創業したのは飛鳥時代。

聖徳太子に四天王寺の建立の命を受けたのがスタートだった
といいます。

その歴史は１４００年。

最近その本を読んだのですが、感じたのは僕の経営の座右の銘に
している不易流行。

やはり変えるものと変えてはいけなものがあり、その原則から
外れた時に、経営が傾いたそうです。

ヤマカ木材も金剛組の足元にも及びませんが、創業６２年がたち、
企業の平均寿命が１０年もないと言われる今の時代の中では、
社史がある方だとは思います。

それはやはり、事業内容を変え、新しい事にチャレンジした
からこそだと思いますし、逆に守ることは変えずに、木の良さなど、
創業者の思いは伝えて続けています。

僕自身も代表に就任した時に、先代からの事業の内容を
変えましたが、それは社長就任というタイミングもあり、
チャレンジしやすい環境だったと思います。

最近感じるのはそのように自分が作りあげてきた事をまた、
変えていく難しさです。

ある意味では自分のしてきた事を否定しなければいけません。

しかし、そこから新たなチャレンジに繋がるのだとも思います。

そのような意味もあって来年は自分の中では新たなチャレンジを
する１年だと思っています。

守るべきものは守りながらも、自分の固定観念を壊して
チャレンジしていきたいと思います。