中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

あと2週間

2019-01-15 21:37:09 | 山形弦楽四重奏団
 山形Qの「第70回定期」が、本番まで2週間に迫っています。


 ところで、これまで第2ヴァイオリンを務めた今井嬢が、今回をもって「おいとま」をいただきます。

…三人の口うるさい「おぢさん」から逃れるため

というのも真実ではありましょうが、公式発表としてはそういうことではなく、活動の幅を広げるためです。山形Qというものは、貴重な休日をはじめ生活のすべてを供物として要求する恐ろしい魔物ですから、自分の身を守るのも大切なことです。


 気づけばこれまで8年近く、力を尽くしてもらいました。震災のチャリティーコンサートから始まって、ハイドンシリーズのフィナーレまで。

 その労をねぎらうとともに、今回の定期を、良い演奏会にしたいと思います。


 ちなみに、その後は、山形弦楽四重奏団の名前はそのままに、しばらく男3人で活動していきます。トリオだけでなく、他の楽器のゲストなどを入れて、今までできなかった曲目などにもチャレンジしていこうかと。


 今後ともよろしくお願いします。まずは28日に向けて頑張ります。
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吹奏楽を聴く

2019-01-15 08:53:17 | 山形交響楽団
 昨日は福島の南相馬で、山響と航空自衛隊の吹奏楽団とのジョイントコンサート。

 3部構成で、私たち弦楽器の出番は「第1部」と「第3部」。「第2部」は山響の管打楽器とコントラバス、そして自衛隊の合同編成で吹奏楽のステージでした。…ということで、珍しく客席にて鑑賞。


 吹奏楽の曲はほとんど知りませんが、聞けばだいたいどれも、明るくて楽しげです。音色のせいもあるでしょう。リズミックで直線的。屈託のない感じですね。

 客席と一体となった「ノリ」みたいなものは、オーケストラとくにクラシックでは、目にすることの無い現象です。スタンドプレーでのソロが済めば、曲中でも拍手をするとか。ジャズのようでもあります。


 震災以後、復興したとはいえ人口が減った南相馬市ですが、客席は明るい熱気に包まれていました。…客席の最後列にいると、演奏会全体の雰囲気が客観的にわかるものですね。


 さらなる復興がすすみますように。
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