ヨコハマ歴史セミナー
先日、慶應大学日吉キャンパスであった歴史セミナーに参加してきました。
日吉キャンパスにある寄宿舎の復元改修が行われ、今回一般公開が行われた。
この件は、横浜にいる時に担当していただけに思い入れが深いものです。
谷口吉郎によって設計されたモダンなRC3階建の寄宿舎で、建設当時の
1937年では、東洋一の寄宿舎と言われたほどの建物だったようです。
改修される前は、かなりの老朽化でしたが、そこにはなんと生徒が40人程度、実際に
生活していました。
この改修工事で私が最も素敵だと思う事は、実際に当時と同じく生徒がそこを寄宿舎として
利用し続けていた事、そして改修後も同じように生活している事だ。
慶應義塾という学校の根底がこの寄宿舎にあると言う。
外界から決別し寮に入り勉学に勤しむ。将来の日本を担う人材を育成しようとした、慶應の理念なのであろう。
歴史的背景、建物、全てにおいて一級の歴史的建造物であった。
通常公開していないため撮影禁止であったが、寄宿舎の全てを寮生が案内してくれた。
記憶に残る良いオープンヘリテイジであった。
このために、朝、5時に高山を出発したかいがありました。
デザイン室の皆さんや、ヨコハマヘリテイジの皆さんにもお会いでき、楽しかったです。
寄宿舎以外はだれでも見学できます。横浜日吉駅を降りて目の前です。
お昼は前にも行ったインドカレーのお店へ。相変わらず美味しくカレーランチ780円はありがたい。
ラッシーが好きだ。カルピスも好きである。
いつも心は横浜スタイル。