最近読み終えた本を紹介します。私は前にも書いたように、なかなか読書の時間を作ることが出来ない。
本は、気に入った物が本屋さんにあったり、何かで紹介されて面白そうな物は買っておき時間があるときに
引っ張り出してきては読む習慣がある。
まだ何冊か手付かずの本が有ります(笑)いつ読むのやら・・・・。
今回私が手にした本は「サクリファイス」と言う自転車のロードレースの本である。
タイトルの意味は「犠牲」
自転車のロードレースを知ってみえる方はご存知だとおもいますが、ツールドフランスなどのロードレースは
チームプレーで、一人のエースを勝たせるために何人もで200km近くを毎日走ります。
その間、アシストたちはエースの為に風除になり体力を使い、落車などからエースを守らなければいけないのです。もしエースのタイヤがパンクしたときなどは、迷うこと無く自分の車輪をさしだします。
普通のスポーツと比べると理解しがたい部分があるのです。
日本ではあまりメジャーなスポーツではありませんが、ヨーロッパではサッカーと並ぶメジャーなスポーツで、
アシストもエースと同様に評価されるスターなのです。この本はそんなロードレースの孤独さと、迷い、そしてそれに掛ける情熱を描いています。ロードレースを知って見えない方でも興味を持ってもらえる事必見です!
また、コアなロードレーサーなら余計にたのしめます(笑)
作者の近藤史恵さんは、余程の取材を行ってこの本書き上げたのか?またはご自身がコアなロードレースマニアであるに違いありません(笑)それほど真髄をついていたり、表現力がマニア・・・。(笑笑)
是非、皆さんも読んでみて下さい。父のオススメ!
次は何にしようかな?