Webに記述された内容に関して、それが何を意味するかの情報も記述するセマンティックWebというものがある。このセマンティックWebで、何を意味するかについての記述がメタデータであり(RDFとか使う)、このメタデータ同士の関連付けを記述したものがオントロジー(RDFスキーマとかOWLとか使う)ということになる。
で、問題は、このオントロジーって、それぞれの人に共通なのか?ということ。
もうちょっというと、人々は、同じ知識の階層構造を持っているのかということ。
先ほどの「情報処理技術者」というと、これは、資格の一つで・・・
というところは一緒だと思う。
だけど、初級シスアドを受かっている人たちにとっては、ほかのベンダー試験とか、情報処理以外の簿記とかと、近いイメージで、そういう中で体系化されていると思う。
一方、高度の人たちにとっては、技術者とか、大学院修了とか、そういう方にちかく、そういう中で体系化されているんじゃないかと・・・
人により、メタデータ同士の意味付けとか、そういうものが違っているんじゃないかと・・・その人の価値観とかとからんで・・・
もし、そうであれば、ある人がつくったオントロジーが、ほかの人の検索の役には立たないっていうこともあるかもしれない。
むしろ、各人の知識体系を高速に引き出すテクニックのほうが重要で、そのテクニックを駆使して、オントロジーを作るっていう感じ(この場合、人によってオントロジーが異なり、セマンティックWebの検索結果なども異なる)のほうが、求められる技術なのかもね・・・