ここのニュース
<電子申請>1件1500万円 5官庁でIT予算むだ遣い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070329-00000072-mai-pol
によると(以下斜体は上記ニュースより引用)
国民が国への届け出をインターネットで行う電子申請のうち、外務省など五つの官庁のシステムで利用が極めて少なく、申請1件当たり約70万~約1500万円のコストがかかっていることが、毎日新聞の調べで分かった。
1件1500万円(^^;)
うーん、無駄遣い(^^;)
で、実際電子化したものの中には。。。
「検定済み教科書の訂正の申請や届け出」「核燃料関連のトラブルの届け出」の電子申請も扱っている。
って、そもそも、利用する人が、何人いるんだ(^^;)
ってものも、あるらしい。。
その問題に対して、
官庁側からは「どの手続きを電子申請にする必要性が高いのか、事前にもっと検討すべきだった」(外務省幹部)との声も出ている。
そうだ。もちろん、その検討も重要。
だけど、
外務省の「汎用受け付け等システム」は、海外在留邦人の「在留証明」「出生証明」など、電子申請しても結局、本人が現地の大使館を直接訪ねる必要があるものを含んでいる。
っていうように、(行くのと、電子申請するので)結局2度手間になってしまうようなものは、システム自体問題ですよね。。
結局こういう問題が起きたのは
政府のIT戦略を担当する内閣官房IT担当室は「ニーズの高い申請を重点的に電子化するという選択肢もあったはずだ。ただ、当時はITの基盤づくりに(国の)主眼が置かれていたため、仕方がなかった面もある」としている。
っていうように、E-Japan構想が、電子政府は善というので、なんでも電子化しようとしたことに間違いがあるわけで、たんに、電子化率の数字を追いかけてしまったがゆえに、コストパフォーマンスの検討をせずに、税金の無駄づかいになってしまったり、逆に2度手間になって、利用者が不便してしまったりしている。
で、さらに問題は、このE-Japan構想が、いまだに続いていて、電子政府のシステムが、どんどんできているということだ。。
どこかで、ちゃんと考え直さないと、たんなるコンピューター会社が儲かる公共工事になってしまい、税金がむだに流れてしまう。
道路なら、将来にためにっていうのはあるけど、コンピューターシステムは陳腐化する(たとえば、昔のOSベースに作ってたら、10年もしたら時代が変わって、そんなOS自体売ってないので動かない、ゴミになってしまう)ので、本当に無駄遣いになってしまう。。。
。。。ってことを、だれか、NPO団体とか、調査しないといけない気がする。。