ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

統合開発環境がブラウザで動けば、エコなんだけどな!

2009-01-15 13:54:19 | Weblog

 ASPやSaaS、クラウドって、ユーザー企業ばっかりに薦めてるけど、統合開発環境のクラウド化、つまり、eclipseやVisualStudioが、ブラウザで動けば(まあ、Javaアプレットとか使っていいけど)いいんだよな。

 いまは、さっきの話じゃないけど、自分たちの開発環境を所有しているため、開発者1人1人が、開発環境を作んなきゃいけない。ライブラリ持ってきて、プラグインも入れたりして、いろいろ環境設定して・・・あー、うごかないよお(;_;!)とかいって、時間がとられる。この時間、CO2を排出しているので(=呼吸しているので)、無駄なCO2をだしているともいえる。エコじゃない。検索よりも、きっとエコじゃない。

 その上、インストールには時間がかかる。CO2排出問題以上に、仕事が出来ないぞおお・・

 たしかに、Zドライブ共有とかして、開発資材を共有することはできる。

 でも、その場合でも、稼働するのは各自のパソコンなので、パソコン上のDLLやフォントの違いなどで、動いたり、動かなかったり。。でということで、ライブラリ持ってきて、プラグインも入れたりして、いろいろ環境設定して・・・あー、うごかないよお(;_;!)とかいって、時間がとられる。この時間・・・(以下省略)




 そこで、サーバーをおいて、

(1)そのサーバーに開発資材、CVS(もちろん、Subversionでもいいよ、)
   もすべておく。
   サーバーに環境を設定して、稼働、テストできるようにする。
   ただ、CVSだけだと不便なので、個人用にプロジェクトを作って
    自分用にも編集、テストできるようにするが
   その、自分用の編集、テスト環境もサーバーにある。

(2)2人目以降の人の場合、編集ファイルなどは、
   コピーして自分用プロジェクトとして作られるが、
   おなじサーバー上で動くので、環境変数などはいじる必要がない
   自分用プロジェクトを作る際に、
   プロパティで、自分用のプロジェクトを指さないといけない時は
   そのプロジェクト名に書き換わり、
   そうでない、共通のライブラリをみているときは、
   そのライブラリ名がコピーされる。

(3)編集は、ブラウザ上で行い、実行はサーバーで行う。結果をブラウザで確認。




 通信スピードの問題(とはいえ、編集がJAVAアプレットで行うとすると、そんなに遅くない?)や、実行したものが、音声、帳票だったらどうする(サーバー側にでるだけ=ドライバをフックして、音声はWAVファイル、印刷はイメージファイルにして、クライアントのブラウザにそれらを送信して確認できるようにする?)など、問題はあると思うけど、いちいちみんな、環境を作らないでいいっていうのは、その時間のCO2が削減できて、エコだと思うけどなあ。

。。。今ちょっと時間ないので、これ以外のメリットは、また今度。。



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共有前提のケータイやPCはアリかも?

2009-01-15 11:33:45 | Weblog

ここのサイト
http://home.att.ne.jp/sigma/satoh/diary.html
の2009年1月8日の記事で(以下斜体は上記サイトより引用)、


PCや携帯電話ですが、どちらも私的所有を前提にした商品。


これが、


共有を前提としたコンピュータや携帯電話が求められるでしょう。


ってあるけど、共有を前提としたコンピューターやケータイは、アリですよね。

いや、1人しかみないという前提で、アドレス帳などをケータイの中に入れておくから、
誰か(彼女とか奥さんとか)に見られて問題になるわけで、

1)ケータイで、あるところを親指でもつと、人を認証して、その人のアドレス帳しかみせない。
  →この場合、アドレス帳は、自分のケータイ内に暗号化してあってもいいし、
   サーバーにあってもいい
  →白ロムにして、SIMカードを差し込むと、その人のケータイということになり、
   そこからサーバーにアクセスして、アドレス帳とかを必要な時ダウンロードでもいいか・・

2)電話がかかってきた時、自分のアドレス帳になく、かつ、他人のアドレス帳にある人は、
  他人にかかってきた電話とみなし、電話を着信拒否する
  →同じ電話番号で、他の持ち主、以前の持ち主にかかってくる可能性があるので。
  →白ロムでSIMカードをさす場合は、この問題はないね。

とかいうように、なると便利かも・・・

うーん、
  ・アドレス帳などの、個人情報はダウンロード、
  ・白ロムで、SIMカードをさして使う
っていう共有ケータイ(さらに、レンタル)が、今後はやっていく可能性はあるな、たしかに・・・
エコだし、不景気だし・・・




 PCにおいても、Winnyなどの問題は、ファイルをダウンロードして「所有」するから問題があり、抜本的な対策は、

  ・クライアントはブラウザだけ
  ・アプリもデータもサーバーで管理
  ・HTTPSで接続。サーバーのデータファイルも暗号化など・・

 っていうかんじで、パソコンにファイルを残さなければ、(Winnyなどはパソコンにあるファイルを共有するので)Winnyなどの問題は起こりません。
 今は通信速度などに問題があるけど(そうでもないか・・・操作中は、クライアントのメモリ上でやるわけだから)、これだと、パソコンのOSは、ファイルシステムすらいらず、ブラウザが立ち上がればいいだけ(ファイルシステムは、サーバーにあればよいから)だから、非常にコンパクト、高速に動ける。こーいうLinuxがでてきても、いいと思うんだけどな(超安くなれば売れる。この場合、ハードディスクもサーバーにあればいいので、やすいし)

 ま、シンクライアントなんかが、こーいう発想だけど、
 さらに、推し進めてサーバー側も、社内ASP、社内SaaS(事業部内ASP,事業部内SaaS)っていう発想が必要になってくるかも・・・

 クライアントもブラウザだけなら、それこそ、ケータイでもOKなんだよな。
 ダウンロードしない、パソコンを余計に作らない、っていうのも、エコだと思うよ・・・

P.S そうすると、本当にB5サイズの大きさで、ノートと同じ厚さ(電子ペーパー使用)の、ノートブックコンピューターが出てくるかも・・・あー、10BASE-TのRJ45ピンと、USBコネクタが厚いか・・

 ノートの大きさと、軽さが一番便利なんだよな。で、ぱかっと真ん中から開くと、上のほうが画面で下のほうがキーボード、普段はしまって、本箱におけると、机が整理できて便利なんだけど・・・

P.P.S google検索のCO2排出量より、ファイルダウンロードするほうが、CO2排出している気がするんだけど・・・

  

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いままでのEAとSOAをスーパーと商店街に例えると・・・(伽藍とバザール風味)

2009-01-15 02:12:49 | Weblog

 伽藍とバザール

   伽藍=いままでのEAとかシステム開発=スーパー
   バザール=SOAとかクラウド=商店街

 にたとえて、説明してみる。




 カッコ内が、コンピューターで言い換えたもの。

 はじめは、いろいろなお店(プログラム)が、1店1店ならんでいたけど、あるとき、まとまったほうが、規模のメリットがあっていいじゃんということで、お店を統合してスーパーができ(情報システム)、それが巨大化していった(EA)。

 しかし、巨大スーパーは、たしかにみんな集まっていて便利で、一見合理的だけど、問題が山積してきた。まず、改装(バージョンアップ)したいと思っても、各店舗(プログラム)のご機嫌をとらないといけなくて、なかなか改装できない。
 そのうえ、巨大スーパー、客が来ないときもお店をあけてなくちゃならない。光熱費(電気代)、人件費もかさむ。
 スーパーの仕入れも大きくなるので(ディスク容量も大きくなり)、仕入のための広い道路も必要(帯域幅の大きい通信回線が必要)で、その維持経費にお金がかかるし、おいそれと、移転もできない。

 その上、1売り場の不祥事(1つのプログラムのバグ)が、全スーパーの信用にまで広がってしまう(多くのプログラムに影響を与える)。1店舗のときには、考えられない複雑さだ。

 てなことやっているうちに、世の中、本来お金を借りちゃいけない人に貸す、サブプライムローン(できもしないことをできるといって、引き受けてしまったバックログ)が破たん、全部の金融(開発)がおかしくなり、スーパーも苦しくなってきた(開発も苦しくなってきた)。
 出店ストップ(開発ストップ)で、こういうとき、犠牲になるのは、いつも派遣労働者だ(ここは、同じ)




 一方で、小回りの利く専門店(SOA)はこの機に乗じて伸びてきている。
 むかしは、ワンストップでなかったのでたいへんだったが、いまは、買い物してくれるエージェント(AJAX)があるので、各店舗を回って(マッシュアップして)必要なものをとってきてくれる。

 ただ、エージェントはお店ごとに、「あんたこのまちで見ないねえ、誰なんだい」とあいさつされるのがめんどっちいので(認証がめんどっちいので)、「このもんどころが目に入らぬか!」と印籠を持っている(SSOしてる)




 今後、巨大スーパーが出店するとなると(全社的なシステム開発をするとなると)、大規模であるからにして、巨額の投資をすることになり、リスクが大きい。その割には、1売り場(1プログラム)のミスが信用を台無しにする(システムを台無しにする)危険が増えてきた。
 ちょっと、この線は、むずかしいか?

 やっぱり、商店街を連合して使う(SOAによるエコシステム)っていうのが、無難なところですかねえ・・・

P.S きのう中にやるはずでしたが、おくれてすまん、
 うん、いま14日26時だから、遅れてない(^^;)


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