今年出てきそうなサービスというか、お話、第3話は、
あやしいサイトのマッシュアップ化
なんじゃそりゃ??
って感じだと思うので、今回は、具体的な例で説明します。
■あぶない情報を検索サイトを利用してマッシュアップ
たとえば、2月14日に、Aさんが、Bさんにチョコレートをあげるという文章があったとする(この例だと、ぜんぜん問題ないけど、チョコレートのところが、あぶないものだったとする)。
いまここで、新語、「けみはにはろす」ということばを考えたとする。
(Googleでこの言葉はひっかからないので、大丈夫だろう)
サイトAには、
けみはにはろす - 2月14日
サイトBには、
けみはにはろす - Aさん あげる
サイトCには
けみはにはろす - Bさん チョコレート
とすると、サイトA、B、C、どれを見ても、さっぱり意味が通じないけど、Googleとかで、「けみはにはろす」とキーワードを入れると、
2月14日、Aさん あげる Bさんチョコレート
となって、意味が通じるというような、検索エンジンにキーワードを入れることで、文章の意味が通じたり、簡易的な掲示板になったりするというようなもの
■マッシュアップすると、あやしい画像が出てくるとか・・・
日本国内では、もう、みちゃ、いけないような画像があったとする。
この画像のRGB成分を、
1枚目のマッシュアップ画像は
(1,1)ピクセルは、R、(1,2)ピクセルはG,(1,3)ピクセルはB
2枚目のマッシュアップ画像は
(1,1)ピクセルは、G、(1,2)ピクセルはB,(1,3)ピクセルはR
3枚目のマッシュアップ画像は
(1,1)ピクセルは、B、(1,2)ピクセルはR,(1,3)ピクセルはG
など、てきとーに取っていく。
そーすると、1つ1つのマッシュアップ画像を見ても、何が書いてあるか分からない。
3つのマッシュアップ画像を合成すると、RGBが組み合わさって、みちゃいけないような画像が組み合わさるとする。
1枚目のマッシュアップ画像をサイトA
2枚目のマッシュアップ画像をサイトB
3枚目のマッシュアップ画像をサイトC
これらを合成するアプレットをサイトD
におき、サイトDにアクセスすると、サイトA、サイトB,サイトCをアクセスして、画像を合成、見ちゃいけない画像を出すというようなしくみ。
この場合、キャッシュに残るのは、マッシュアップ画像で、これをみても何が何だかわからない。ので、取り締まれないと・・・
こんなようなかたちで、今年あたり、マッシュアップを悪用するようなサイトが、出てくるんじゃないかなあと思ったりしています。