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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

クラウドとグラフ理論(物流と情報流)

2008-12-27 20:37:49 | Weblog

 2009年1月1日号の日経コンピューター、特集が「基幹系システムを捨てる日」になっているけど、うーん、そーいうよーにクラウドを考えているんじゃ、クラウドも基礎理論がしっかりしなくて、はやりで終わっちゃうだろうな。

 クラウドで可用性、信頼性をあげようとすると、冗長構造にすることになる。

 そして、セキュリティや認証を充実させるためには、シングルサインオンとなるが、シングルサインオンにしてしまうと、認証サーバーへの負荷が大きくなる。

 とすると、応答時間を短くしつつ、経済性も考えながら、信頼性をあげる冗長構造をとるには、どのようにWebサービスを配置するか(同じサービスを、どのように複数配置するか、しないか)っていう問題になる。

 この問題を扱うには、グラフ理論ということになろう。
 (Webサービスを提供するサーバーやクライアントがnode(vertex),クライアントからサーバーを呼び出すのをedgeとして考えるのかな?)

 グラフ理論は、物流などでも関係があるけど、クラウドの場合、物流を情報流にかえて、グラフ理論に関係してくると思う。
 で、このクラウドのトポロジ-を、どう組むかという基礎理論部分がしっかりしていないと、システム構成に甘さが出てきてしまうと思いますね。
 その甘さの1つが、すべてクラウドで、基幹はいらないという考え方。

 応答速度で考えれば基幹のほうが早いわけで、それと、経済性のクラウドとどう兼ね合わせるのか、そこを理論的に発展させないと、結局無理が出て、はやりで終るだろうな・・・

 そして、そーいう基礎理論をしっかりやるという点では、日本、とくに国立情報学研究所とかが貢献できる点はあると思うけど・・・



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”「新聞の危機」いよいよ表面化”って、新聞だけ?

2008-12-27 03:34:35 | Weblog

ここの痛いニュース
“若者、新聞読まない…”朝日新聞に続き、毎日新聞・産経新聞も半期赤字転落 …「新聞の危機」いよいよ表面化
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1203558.html

によると(以下斜体は上記サイトより引用)


朝日新聞社の赤字決算が新聞業界に波紋を広げるなか、その流れが他の新聞社にも波及してきた。毎日新聞社と産経新聞社が相次いで半期の連結決算を発表したが、両社とも売り上げが大幅に落ち込み、営業赤字に転落していることが分かった。


この理由が、若い人が新聞をよまなくなったからだけなら、
じゃあ、ネットに参入すればっていうことになるけど・・・


両社とも背景には広告の大幅な落ち込みがある。


っていうように、企業広告が手控えられたためとすると、ネットにも影響が出そうですよね。
アフェリエイトとか、広告がビジネスモデルのようなところは・・・


『MSN産経ニュース』は産経新聞グループの完全速報体制が構築されており、新聞社系のインターネットサイトの中でも特にユーザーの注目を集めている」と、自信を見せている。一方で、ウェブサイトが同社の収益にどのように貢献したかについての記述は見あたらない。


書けないくらいの利益??



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