これはあくまでも私見だが、ブログには典型的な3つの種類があるとおもう。
●1つめは、読まれることを目的とした、オリジナルな内容の日記
これは、自分の考えや意見などを述べて、読まれることを意識しているブログ。
ブログ黎明期、アメリカのブログが日本に紹介された、ブログというのは、こういうもんだというふうなかんじで入ってきた。
ウェブ進化論の136ページあたりからかかれる、ブログも、こういうブログをさしていると思われる。
ブログの女王「眞鍋かをり」さんのブログは、こちらにちかい。
●2つめは、書くことがたのしい、オリジナルな内容の日記
これは、読まれることよりも、自分が書きたいからというので、続けているブログ。
おなじフィーリングを持った人が読まないと、意味不明になる。
新ブログの女王「しょこたん」のしょこたん★ブログは、こちらにちかい。
(メポとか、ブーンとか、意味通じないひとは、意味通じない)
●3つめは、既存のものを、まとめたり、引用したりするブログ
上記2つはオリジナルな内容なのですが、これは、引用やまとめなので、オリジナリティはあまりない。比較的書きやすい。
これが進むと、アフェリエイトリンクだけのブログなどができたりする。
いわゆる「まとめブログ」もこれにはいる。
この3つは典型的な例で、実際のブログには、この3つの要素がそれぞれブレンドされる。
ただ、どの要素がつよいというのはあり、
ウィリアムのいたずらの場合、
分家(ここ)は、1つめの要素+2つめの要素
本家のほうは3つめの要素が強い。
今のブログの多くは3番目のもの、とくに、ニュースを引用して、それに意見をつけるという形が強い。
なお、このうち、どれが、意味があるとか、社会的に有意義だ、無意味だというのは、決められない。
1のオリジナリティのあるものが、価値ありそうだが、あまりオリジナリティがありすぎても、どーだかねえ。。。
2の自分が書きたいというのは、自分の精神安定になることはもちろんだが、周りの人に共感を呼ぶことがあるので、これも、意味がある。
3番目のものは、この、まとめ機能により、引用が増えてくると、まとめのまとめである、トレンドランキングの順位があがる。つまり、社会的な意思形成には、3のブログは、(オリジナリティは無くても)おおきないみがある。
また、まとめブログは、ブログを全部読まなくていいので、意義は大きい。
とくに炎上しちゃってるブログ/掲示板の場合(って、掲示板も炎上っていうのかな?)、なにがなんだかわからないので、まとめブログがあると、ありがたかったりする。
つまり、ブログの玉石混合問題(ウェブ進化論P153)は、一概に、どれが玉であり、どれが石であると言い切れないところが難しい。人によりはもちろん、同じ人でも時と場所により、そのブログが玉でどのブログが石かはかわる。そうかんがえないと、しょこたんが、ブログの女王になったことは説明つかない。
あのブログに、眞鍋かをりさんのような内容を求めることは。。。(^^;)
でも、いまや、しょこたんが、ブログの女王だ。。