ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

中国のネット規制システム「金盾」がバージョンアップ、ってこれ意味あるの?

2006-07-25 20:23:08 | Weblog

ここのニュース
中国、ネット規制巧妙化 パソコンごとの検閲 回避ブラウザに対抗
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/12064/


によると、中国のネット規制(要するに検閲ソフト)がバージョンアップしたそうな

 その内容は(以下斜体は上記ニュースから引用)


 これまでは検閲対象用語をもとに、サイトへ一律に接続遮断を行っていたが、今後はパソコンのIPアドレス(ネット上の識別番号)ごとに、アクセス履歴を解析、そのユーザーの政治的傾向を分析した上で接続の可否を判断していくという。

 たとえば娯楽サイトしかアクセスしていないパソコンが、「人権」という用語で検索したり、人権サイトにアクセスしたりしても問題ないが、チベットやウイグル族関連のサイトにアクセスし続けたあとに接続しようとすると、遮断される仕組みになるという。

 これだと、同じサイトでも接続できる人と接続できない人が出て、特定の用語やサイトがアクセス禁止の対象となった印象を与えにくい。遮断された方も接続できないのはネット規制によるものではなく、自分のパソコンやサーバーの調子が悪いためだと納得してしまいがちだ。ユーザーに検閲されていると気づかせないように、巧妙にネット規制を実施するのが狙いだ。


うん、これって意味あるのか?
それを知ったら、かならずみんな、娯楽サイトを見てから、人権ってサイトに行くだろうし、

そもそも、言葉で引っ掛けていたら、たとえば

「人権」を「エイベックス」
「チベット」を「倖田來未」
「ウィグル」を「misono」

に置き換えられたら、内容的にはおかしくなるので、人間だったら、「あ、これ、置き換えかな?」って読んでいて分かるが、機械的には、倖田來未のファンサイトと区別つかないジャン!




 こーいう場合は、IPアドレスの履歴から、多変量解析して、危ない人たちのカテゴリーをつくりだし、そういう人たちが見るサイトを抽出して、それをアクセスBANするだろう。
 つまり、IPアドレスごとのアクセス履歴から危険なサイトを抽出するというデータマイニングを行うわけだが、そーいうデータマイニング技術すら、中国は持ってないってこと?

 おいおい、検閲なんかしてるヒマあったら、データマイニングの研究でもした方がいいんじゃないの?(^^;)


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AJAXでXMLの項目を取得する場合、IEのやり方では、FireFoxで取得できない場合あり

2006-07-25 16:15:13 | JavaとWeb

 AJAXで、XMLの項目を取得する場合、

 レコードに相当するタグ(ここでは、Hotelタグが1レコード=1ホテル相当とする)に対して、

hotellist = xtree.getElementsByTagName("Hotel");

 と行い、各項目を取得する(ここではHotelNameタグとする)のに、
	for(i = 0 ; i <hotellist.length ; i ++ )
	{
		//	1件分のホテルデータ取り出し
		hotelnode	= 	hotellist[i];

		//	各種データ取り出し
		hotelName[i]
		  = hotelnode.selectSingleNode("HotelName").nodeTypedValue;
	}

とやったとすると、IEでは値が取得できる。
でも、FireFoxではできない。
どうも、selectSingleNodeをサポートしていないようだ。




IEでもFireFoxでもOKにするには、
getElementsByTagName("HotelName")を実行し、その最初のレコードに対して、firstChild.nodeValueをかけるという方法をしないとだめみたい。
こんなかんじ

	for(i = 0 ; i < hotellist.length ; i ++ )
	{
		//	1件分のホテルデータ取り出し
		hotelnode	= 	hotellist[i];

		//	各種データ取り出し
		komoku = hotelnode.getElementsByTagName("HotelName");
		hotelName[i]  = komoku[0].firstChild.nodeValue;
	}



これだと、どちらのブラウザでもうまくいく。




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ユニバーサルデザインと政府の説明とXMLと

2006-07-25 14:07:01 | Weblog

 ユニバーサルデザインというのがある。目の不自由な方でも、お年寄りでも、どんな言語をしゃべってる人でも、宇宙人でも(っていうのは?)どんなひとでも、利用できるようにしましょうね。というお話で、この問題の1つの話題として、ウェブアクセシビリティがある。

 で、平成18年、情報通信白書の217ページに「ウェブアクセシビリティの確保」として、下の図が載っている。


左上の図は、alt指定することで、視覚障害者写真の内容が分かるというもの
左下の図は、引き出し線を引くことによって、色覚障害者にも、内容が分かるというもの

うん?ちょとまった。
左下の図は、たしかに色覚障害者には、内容が分かるが、視覚障害者には、内容が分からないんじゃあ(^^;)




 もしほんとにユニバーサルデザインというのを考えるのであれば、こりゃーもう、
1.XMLでIDを振ってすべてを書く
 →写真の場合、写真のありかも書いておくし、説明も書いておく(ただし違うIDで)
  グラフの場合、円グラフの図のありかも書いておくし、表で値も書いておく(違うIDで)
  多国語化する場合は、すべての国の言葉でIDを変えて、XMLに書いておく

2.そして、XSLで、視覚障害者用、日本語用、英語用。。。など、いろんなものをつくる

3.cocoonを使って、視覚障害者用をクリックしたら、視覚障害者用のXSLを利用するようにする

こうすれば、ユニバーサルデザインはできる。
しかし、このXMLを作るのが大変だ。
たぶん、いままでのワークフローではむずかしいだろう。
 はじめに、データをすべて打ち込んでしまい、それをラフレイアウトとしてデザイナーさんにわたし、デザイナーさんが一通り作ったあと(XHTMLで書いてもらう)で、デザイン中に埋め込まれているIDから、データを自動的に埋め込むとか、そういうアプローチが必要になってくると思う。

 まあ、その辺の考え、たぶんCMS(コンテンツマネジメントシステム)に発展していく考えだけど、そういう視座が必要だと思う。




 なーんていってると、「じゃ、あんたcocoon入れてCMS作って!」
 って言われるとたいへんなので、
 こういうことを聞かれたら、白書でも紹介されている、下記のサイト
「みんなの公共サイト運用モデル」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/w_access/index.html

にいって、「簡易点検結果記入シート」なんかでチェックして、お茶をにごそう。





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