ここのニュース
中国、ネット規制巧妙化 パソコンごとの検閲 回避ブラウザに対抗
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/12064/
によると、中国のネット規制(要するに検閲ソフト)がバージョンアップしたそうな
その内容は(以下斜体は上記ニュースから引用)
これまでは検閲対象用語をもとに、サイトへ一律に接続遮断を行っていたが、今後はパソコンのIPアドレス(ネット上の識別番号)ごとに、アクセス履歴を解析、そのユーザーの政治的傾向を分析した上で接続の可否を判断していくという。
たとえば娯楽サイトしかアクセスしていないパソコンが、「人権」という用語で検索したり、人権サイトにアクセスしたりしても問題ないが、チベットやウイグル族関連のサイトにアクセスし続けたあとに接続しようとすると、遮断される仕組みになるという。
これだと、同じサイトでも接続できる人と接続できない人が出て、特定の用語やサイトがアクセス禁止の対象となった印象を与えにくい。遮断された方も接続できないのはネット規制によるものではなく、自分のパソコンやサーバーの調子が悪いためだと納得してしまいがちだ。ユーザーに検閲されていると気づかせないように、巧妙にネット規制を実施するのが狙いだ。
うん、これって意味あるのか?
それを知ったら、かならずみんな、娯楽サイトを見てから、人権ってサイトに行くだろうし、
そもそも、言葉で引っ掛けていたら、たとえば
「人権」を「エイベックス」
「チベット」を「倖田來未」
「ウィグル」を「misono」
に置き換えられたら、内容的にはおかしくなるので、人間だったら、「あ、これ、置き換えかな?」って読んでいて分かるが、機械的には、倖田來未のファンサイトと区別つかないジャン!
こーいう場合は、IPアドレスの履歴から、多変量解析して、危ない人たちのカテゴリーをつくりだし、そういう人たちが見るサイトを抽出して、それをアクセスBANするだろう。
つまり、IPアドレスごとのアクセス履歴から危険なサイトを抽出するというデータマイニングを行うわけだが、そーいうデータマイニング技術すら、中国は持ってないってこと?
おいおい、検閲なんかしてるヒマあったら、データマイニングの研究でもした方がいいんじゃないの?(^^;)