元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

死臭なのか

2009年06月22日 00時47分26秒 | 日々雑感
「金田美香とG大阪・中澤聡太が結婚発表」

 どちらも知らん。しかし、お幸せに。

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 先週の金曜日、僕は会社を休んでフラフラ~としていた。免許の住所更新やら、なんやかんやを自転車に乗って済ませた帰り道。右手にあったオンボロアパートのドアが不意に開いた。

 オンボロなだけあって、なんか作りが変。ドアを開けるとすぐに階段があり、まっすぐ2階に上っていける作りになっている。そしてなぜか階段の一番下が、赤黒くそして黄色く濡れている。なんだべな?と思った瞬間だった。

 激臭が鼻を突いた。生臭さのテッペンに鉄の匂いを混ぜた匂い。何だこの匂い!と思い振り返ると、アパートのドアを開けていたのはマスクをした警察官だった。警官の数は全部で3人、うち二人は少し離れたところで、ドアを開けた警官を見守っていた。

 う、これって状況から判断するに、誰かが死んだ後始末?人の肉は死んでしまうと、腐って溶けると聞いた。恐らく死体だけは片付けたのだろう。しかし床に残った赤黒かったモノが血で黄色く見えたのは脂肪??そして死臭?だったのだろうか。そしてそれを掃除しに来た警官と言うところだろうか。

 僕は食べたばかりのビックマックをリバースしないように帰った。

 だけどなぜだろう。この匂いを懐かしく感じたのは。子供の頃、家の近くにあったゴミ燃やし場の匂いに似ていた。まさかそこで人を焼いて…なんてことはないと思うが、なぜだろう。まぁ本当に死臭かは分からないけどね。

 
コメント (2)
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