Chateau Latour 1982
(+)実家のワインセラーシリーズです。
ポイヤック第1級
赤/フルボディ(重口)
カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ20%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%
常に外交的だった珍しいラ・トゥールだ。濃厚な、光りを通さないほど濃いガーネット色をしており、緑には心もち琥珀色も見られる。甘い、スモーキーなローストしたアロマが感じられるノーズと一体になった、ジャムのようなレベルのブラックカラント、チェリー、プルーンを連想させる果実味がある。並はずれた凝縮感ととろみを持っていて、厚みのあるふくよかな舌触りから滲み出る趣は、西洋杉、タバコ、コーヒー、過熟した果実を思わせる。弱めの酸と、高いアルコールのため、なおさらグリセリンの多い、噛みごたえのある舌触りになっている。フィニッシュは永遠に続くようだ。
パーカーポイント100点
飲み頃期間:現在~2040年
(インポートリカーショップ より)
評点:100
常に外向的だったという珍しいラトゥールだ。ムートン・ロートシルトとラフィット・ロートシルトというポイヤックの一級仲間とは正反対で、いつコルクを抜いてもジャムのような、外向的な、おいしいワインなのである。
濃厚な、光を通さないほど濃いガーネット色をした1982年ラトゥールは、縁には心持ち琥珀色も見られる。甘い、スモーキーな、ローストしたアロマが感じられるノーズと一体になった、ジャムにしたようなレベルのブラックカラント、チェリー、プルーンを思わせる果実味がある。
並はずれた凝縮感やとろみを持っていて、厚みのある、ふくよかな舌触りからにじみ出る趣は西洋杉、タバコ、コーヒー、過熟した果実を思わせる。弱めの酸と、(ボルドーにしては)高いアルコールのため、なおさらグリセリンの多い、噛みごたえのある舌触りとなっている。
フィニッシュは永遠に続く。遠縁でも似ているラトゥールがあるとしたら、似たような舌触りや多汁性を持つ1961年だけである。
予想される飲み頃:現在~2040年
最終試飲月:2002年8月
『BORDEAUX ボルドー 第4版』
(KATSUDA より)
これらの825大シャトーは、1989年、縁あってパリに旅行に行ったときに購入してきました。当時は今と違ってワインの値段が1/3でした。