Chateau Petrus 1981
(+)実家のワインセラーシリーズです。
ロバート・パーカー
評点:86
1981年のペトリュスは、樽から試飲した時はとてもスリリングなワインだった記憶があるが、瓶詰め後、同じような印象を受けた事はなく、私は評価を下げ続けている。今回の試飲では、控えめな、軽い、洗いざらしの個性が見られた。野菜くさいチェリー/コーヒーの風味の果実を思わせるノーズと渾然一体になったスパイシーなオークの香りがある。酸っぱく、やせており、生硬で、メドックのような味のワインであり、ペトリュスらしい甘さ、噛みごたえ、とろみはない。過去20年間で最も過大評価されたワインの1つに違いあるまい。16年目のワインなのに、事実上澱がないので、清澄や濾過のしすぎだったのだろうか。
飲み頃予想:現在~2015年
最終試飲月:1995年12月
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』
Wine Spectator
評点:89点
Big and very ripe, almost raisiny. Mouth-coating fruit with ripe tannins, but a little clumsy to be outstanding. Drinkable now.--The Bordeaux 50.
(KATSUDA より)