念願のお店が多過ぎて少し記憶が薄らいでいたけど
2009年頃姉と谷根千散策し始めた頃から、根津のはん亭でランチしてみたいと思っていました。
(本家ブログの方に古いですが谷根千散策記事たくさんあります・昨年も谷根千は相当歩いてるので今後も増えます)
2021年4月、ほぼ毎月一緒に純喫茶巡りする友人が言い出してくれたおかげで
中に入ってみたいという念願が叶いました!
はん亭
根津のランドマーク的有名木造建築なので、散策で外観の写真を撮る人も多いと思います。
木造三階建て、国の登録有形文化財です。
HPには明治に建てられたとあります。
関東大震災や戦火を乗り越えて現存する総ケヤキ造りの日本家屋。
「家屋」とか「古民家」という言葉はなんとなくしっくりこないな。
建物を鑑賞するだけでも相当の価値がある歴史的建造物です。
元々は下駄の爪皮屋として建てられたそう。
上野で串揚げ屋を営業していた方が購入、移り住んで昭和51年頃?串揚げ屋も移転し「はん亭」としたとのこと。
許可をいただき、少しだけ中を撮影。
友人が予約をしてくれましたが、おそらく予約のお客さんでいっぱいでした。
帰る時は少し落ち着いていましたが
店員さんも忙しそうでした。
「内蔵」があります。通路が狭いのでうまく撮れませんが重厚な扉が。
蔵の中のお座敷席です。
さて、ランチです。
インスタで使用したレイアウト↓
画像がかぶってしまいましたが、前菜です↓
お茶漬けだったかな、美味しい海苔。
デザートも。
2階の撮影は出来ませんでしたが、椅子やテーブルは古くないので一般的な和食店という感じです。
それでも建物を使いながらしっかり守っていることが、素晴らしいなぁと思います。
手をかけて丁寧に建てられた木造建築が、どんどん解体されて無くなっていますよね。
そのうち、この国に木造家屋があったことすら知らない世代が来るんじゃないかと思うと、ぞっとします。
「はん亭」ですが、反対側(道路側)にはかつて、甘味処の茶房はん亭がありました。
閉店した茶房はん亭の記事はこちら
今はテイクアウトのお弁当を販売されているようです。
屋号はそのまま「茶房はん亭」のようで、インスタもありました。
根津で仕事があったら買ってみたい!