ゆるゆる自然食Life

純喫茶・自然派カフェ・無添加食材等を綴っています。国内生産者さんを応援したく家ごはんは可能な範囲で国産食材を☆

山の上ホテル・CoffeeParlor HILLTOP(御茶ノ水)

2021年01月30日 | JR中央線・総武線




昨年9月半ば。
前回記事の谷中「間間間(さんけんま)」の「のんびりや」さんでランチの後は、御茶ノ水へ移動しました。

友人の希望で、駿河台の高台にある「山の上ホテル」の
CoffeeParlor HILLTOPへ。




※画像イマイチでごめんなさい☆暗過ぎたので加工しました



こちらは、私もずっと行きたいと思っていました。
東京に残るヴォーリズ建築のひとつ、であることと、
昔実家があった(今も建物はある)本郷の近くで
今は亡き父の仕事を手伝っていた頃、バスでよく通る道にあり、看板は毎日目にしていた懐かしさもあり。

もちろんその頃は知る由もなかったのですが、
1937(昭和12年)アメリカ人の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により建てられたこのホテルは、当初は佐藤新興生活館として、戦後はGHQの女性将校の宿舎という時期を経たのち、1954(昭和29)年、ホテルとして開業したそうです。
当時流行していたというアールデコのモダンな外観ですね。

HPにも載っていますが、昭和の文豪たちにも愛されたホテルだそうです。


格子まで素敵。




玄関ライトもアールデコ。


ロゴマークの格子を撮っていたら、検温の画面に映る私達が写ってしまいました^^;
この日36.2度。外出中は概ねそんな感じです。
そういえば友人は山の上ホテルに行くからと、めちゃくちゃオシャレしていました!
いつもボーダーにニット等カジュアルなのに、ロングのワンピで可愛かった!


喫茶室の席数を減らしているためか、20~30分程待つことになりロビーへ案内されました。

※帰りに許可を頂き撮影させていただきました。




ライトの上部、壁にタイルの装飾があります。
よく見ると部屋のところどころに使われていました。




この凝ったラジエーターカバーの下にもタイル。



レトロな大時計の後方、上部と足元にもタイル。



階段の巾木代わりにタイル!


階段の巾木代わりのタイルはあちこちに!


階段の裏側の見えないところの床にも豆タイル。


こちらはタイルが見所のひとつかもしれません。
なんせ館内初めて入ったので☆あれだけ丘の下を通っていたのに・・





コーヒーパーラーヒルトップの入口にはホテル名と創業年が描かれたタイルが!




そんなこんなで喫茶室内部へ!



※帰りに撮影しています。




シャンデリアが乙女~♪かわいい。








メニューが高級感漂います。
ランチョンマットも、そういえばシャンデリアも薔薇ですね~

さて、時間軸が逆ですがいただいたのは
「山の上ホテルのプリンアラモード」です。
HPには復刻と載っていました。


私は何より白鳥のシュークリーム、そうスワンシューにテンション上がります!!
なんででしょうね、レトロ感増すからかなぁ。


プリンもフルーツも、もちろん美味しい。
でもスワンシューで幸せになれます笑

まだまだ暑い日だったので、アイスも美味しかったな~

グラタンやオムライスもいただいてみたい。
ホテルスタッフもこれ以上ないってくらい親切で感じがよく、安心して訪問出来ます。


バスから毎日目に入っていた看板。
当時は実家から近いものの、縁がないと思っていました。
今(昨年)こうして訪れることが出来るとは。宿泊じゃないけど^^;
また行けるようになるまで元気でいないとです。