昨年9月半ば。
前回記事の谷中「間間間(さんけんま)」の「のんびりや」さんでランチの後は、御茶ノ水へ移動しました。
友人の希望で、駿河台の高台にある「山の上ホテル」の
CoffeeParlor HILLTOPへ。
※画像イマイチでごめんなさい☆暗過ぎたので加工しました
こちらは、私もずっと行きたいと思っていました。
東京に残るヴォーリズ建築のひとつ、であることと、
昔実家があった(今も建物はある)本郷の近くで
今は亡き父の仕事を手伝っていた頃、バスでよく通る道にあり、看板は毎日目にしていた懐かしさもあり。
もちろんその頃は知る由もなかったのですが、
1937(昭和12年)アメリカ人の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により建てられたこのホテルは、当初は佐藤新興生活館として、戦後はGHQの女性将校の宿舎という時期を経たのち、1954(昭和29)年、ホテルとして開業したそうです。
当時流行していたというアールデコのモダンな外観ですね。
HPにも載っていますが、昭和の文豪たちにも愛されたホテルだそうです。
格子まで素敵。
玄関ライトもアールデコ。
ロゴマークの格子を撮っていたら、検温の画面に映る私達が写ってしまいました^^;
この日36.2度。外出中は概ねそんな感じです。
そういえば友人は山の上ホテルに行くからと、めちゃくちゃオシャレしていました!
いつもボーダーにニット等カジュアルなのに、ロングのワンピで可愛かった!
喫茶室の席数を減らしているためか、20~30分程待つことになりロビーへ案内されました。
※帰りに許可を頂き撮影させていただきました。
ライトの上部、壁にタイルの装飾があります。
よく見ると部屋のところどころに使われていました。
この凝ったラジエーターカバーの下にもタイル。
レトロな大時計の後方、上部と足元にもタイル。
階段の巾木代わりにタイル!
階段の巾木代わりのタイルはあちこちに!
階段の裏側の見えないところの床にも豆タイル。
こちらはタイルが見所のひとつかもしれません。
なんせ館内初めて入ったので☆あれだけ丘の下を通っていたのに・・
コーヒーパーラーヒルトップの入口にはホテル名と創業年が描かれたタイルが!
そんなこんなで喫茶室内部へ!
※帰りに撮影しています。
シャンデリアが乙女~♪かわいい。
メニューが高級感漂います。
ランチョンマットも、そういえばシャンデリアも薔薇ですね~
さて、時間軸が逆ですがいただいたのは
「山の上ホテルのプリンアラモード」です。
HPには復刻と載っていました。
私は何より白鳥のシュークリーム、そうスワンシューにテンション上がります!!
なんででしょうね、レトロ感増すからかなぁ。
プリンもフルーツも、もちろん美味しい。
でもスワンシューで幸せになれます笑
まだまだ暑い日だったので、アイスも美味しかったな~
グラタンやオムライスもいただいてみたい。
ホテルスタッフもこれ以上ないってくらい親切で感じがよく、安心して訪問出来ます。
バスから毎日目に入っていた看板。
当時は実家から近いものの、縁がないと思っていました。
今(昨年)こうして訪れることが出来るとは。宿泊じゃないけど^^;
また行けるようになるまで元気でいないとです。