がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

首里城花まつり2011

2011年02月28日 | ・琉球歴史/文化風景

とっくに終わってしまったんだけど、

今頃出す、今年の首里城花まつりの写真…。

(撮影日:2011/2/6)


↑歓会門裏

去年は今頃だったんだけど、
今年は時期が早かったですね。

そのせいか?
去年よりも花とかは少なめでした。

(去年の花まつり記事→  

でも企画のクイズラリーでpokke104さんデザインの
オリジナル首里城クリアファイルがもらえたから良しとします(笑)


↑漏刻門(※現在修理中…( ̄△ ̄;))

さて、おととい、テンペストツアーガイドで首里城に行ったのですが
(っていうか、1月2月、ほぼ毎週首里城行ってるかも…)

現在、首里城正殿の龍頭棟飾り(3箇所)、

瑞泉門、

漏刻門、

右掖門、

修復工事中です…。

毎週毎週工事箇所が増えていっているような…。

 

…誰ですか?

「首里城じゃなくて、修理城だね」

って言ってるのは…。


↑奉神門

首里城つながりで、テンペスト情報☆

「テンペスト体感ツアー」の電子ガイドアプリが完成しました!

ワタシはスマートフォンじゃないので…
よく分からないのですが…

でも、内情充実のアプリになっていますよ!

詳しくはこちら↓からどうぞ☆

「元気プロジェクト」
小説「テンペスト」の世界をより深く体感できる! 「テンペスト体感沖縄ツアー電子ガイド」アプリをリリース

(この元気プロジェクトを取上げたTVが昨日あって、どうやらワタシ写ってたらしいです。背景にね(笑))


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百十踏揚行脚~勝連グスク/四脚門跡~

2011年02月27日 | ・『百十踏揚』を読ム

「テンペスト」に負けずとも劣らない、
MY fovorite book「百十踏揚」

テンペスト三昧の今日この頃ですが、
久しぶりに「百十踏揚」から、行脚記事を書いてみましょうか。


■勝連城跡/四脚門跡■

「何年ぶりか……」

二度目の京旅は、豪壮絢爛たる寺々、公家館などにも見覚えがあり、
こんどはゆっくりと、それらを眺め渡す心のゆとりもあった。

公家の館や門構えなどを見上げて、

「立派な門だな。こんな門を、勝連にも構えたいものだな」

と、阿麻和利が呟くのへ、
すかさず津堅が、

「帰国したら、勝連城に建てましょうぞ。
このような門を構えれば、勝連城はまた一段と、
見事なものになりましょうぞ」

勝連城内に、大和の公家館の四脚門に似せた、
檜の楼門が建ったのは、それから間もなくであった。

公家館の門は板屋根であったが、
こちらは高麗系の大瓦を乗せ、
門柱や棟は赤と黄の彩色を施した。

これによって、勝連城はまた見違える豪壮な趣を備えた。

 

「百十踏揚 191-」(与並岳生著/新星出版)

天下を揺るがした「梟雄」阿麻和利。

―――これを討ち滅ぼして、鬼大城の武勇は、また一段ととどろき渡った。

勝連凱旋後、鬼大城にはまず戦功として、
勝連城から持ち帰った戦利品の中から、

阿麻和利の「錦緞衣装」と
勝連城の楼門が授けられた。

 

「百十踏揚 569-」(与並岳生著/新星出版)

勝連グスクからは瓦が出土しています。

当時、瓦は非常に高価なものであり、
瓦が出土するのは5箇所のみだそうです。


首里城、

首里城隣の崎山御嶽、

前王都である浦添グスク、

久米村のあった那覇、

そして勝連グスク。

そのことからも当時の勝連が
いかに特別で、力を持っていたのかが分かるのです。

ちなみに勝連グスクから出土した瓦は
グスク下の資料館でも見ることができますよ。

 

そして、
過去記事「その後の大城賢雄」でも書いてますが、

勝連戦後、この四脚門を賜ったのは
大城賢雄なんですねー。

わざわざ門を解体して、首里まで運んだんですね。

勝連グスクの四脚門が、
それほどのものであったということが、想像できますね。

 

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最近クリックが少なくてちょっとサミシイ…(;_ ;

コメント (4)
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名護城公園入口

2011年02月27日 | ・琉球歴史/文化風景

桜もすっかり青々とさわやかな、名護城公園なり。


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あれから1年

2011年02月26日 | ・琉球歴史/文化風景

 

今からちょうど1年前。

2010年2月27日土曜日、早朝。

沖縄を襲った震度6の地震。

 

その地震は沖縄にある多くの史跡にも被害を与えました。

その筆頭が世界遺産・勝連グスク。

しかし、その後に起きた「かっちん城Dreamプロジェクト」など
様々な取り組みの末、約半年で城壁は無事に修復。

 

Bfore…


http://blog.goo.ne.jp/wa_gocoro/e/550df12ca96aef7623eae103527546be

 

 

After…!


http://blog.goo.ne.jp/wa_gocoro/e/efbd721dcc007f44d9b491a19a1b6a90
 

(写真は過去記事より)

 

明日、地震からちょうど1年を迎えるにあたって、
「かっちん城Dreamプロジェクト」
最後の企画である「清掃活動」を行います!

 実は…ワタシは別件で参加できず…
(ゴメンナサイ…) 

せめてもの償いに、勝手ながら呼びかけのお手伝いをさせていただきます。 

 


◆~勝連城跡 清掃活動(ゴミ拾い、草刈り作業)~◆
日付 : 2011年2月27日(日)
集合 : 9時半集合/勝連城跡休憩所
時間 : 10時~12時


※ご自宅に軍手・草刈り機・カマ・ほうきなどお持ちの方は、持参お願い致します。



 『肝高の勝連グスク』

デジブックでも紹介しましたので
改めて載せておきます。

勝連グスク、阿麻和利の紹介、そして地震による被害と
そのために立ち上がったDreamプロジェクトを応援するために制作したデジブックです。
(※募金の受付は2010年10月10日に終了しています)

 

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首里城物語と国宝×2

2011年02月26日 | ・琉球史散策/第二尚氏

「首里城物語」
(真栄平房敬著)

手に入れました♪

この本は、琉球王国時代に首里城で生きていた古老たちに話を聴き
まとめたものだそうです。

元・女官達に聴いた話などもあり、
裏の世界「御内原」の話も満載なのだとか。

テンペストの著者の池上永一さんが
この本も参照にしているのは間違いないですね

というわけで、やっと見つけて手にいれたわけですが、
煩多多忙期につき、じっくり読めるのはもう少し後になりそうです…

 

さて、この「首里城物語」は
県立博物館・美術館のミュージアムショップにありました。
(ジュンク堂にもあるらしいです)

今日、「琉球陶器の来た道」を見てきました
(上里隆史さんのギャラリートークも聞きつつ)

色んな陶器・陶芸を見ることができるのですが、
ワタシのオススメは、

国宝「御玉貫」

国宝「金杯と銀杯洗」

ですかね。

(…って、陶芸じゃないしー(笑))

 


御玉貫と、金杯と銀杯洗とは、

↑これです。

中央の左三つ巴の壷が御玉貫。

お酒が入ってます。

で、後ろの銀の器と、王様が手にしている金の杯が
金杯と銀杯洗。

つまりは、
王様専用のおとーりセットですネ。

この写真は首里城の正月儀式(再現)で行われる
「大通り」の一場面です。
http://blog.goo.ne.jp/wa_gocoro/e/5e80027ffdfce5b6083797e85394ce13

 

もちろん、この写真のはレプリカですが、
その本物は尚家の宝物として「国宝」にしてされております。

で、その2つが今回見れる、ということですね

要チェックです!

 

それから、今日の上里さん情報によると、
展示されている「呉須絵線彫茶入」という
小さな壷と巾着袋があるのですが、

なんと、もともとは尚泰王のものだったんですって。

それを息子が継ぎ、今に残ると。

巾着袋には龍の刺繍もされていて威厳を感じました

 

興味のある方は一度覗いてみては

(あー、けんぱーのすばやー、今日も行きそびれたなぁ…)

 

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首里ほりかわ

2011年02月24日 | ・沖縄のcafe、お食事処

先週、テンペストな出会いのあった沖縄そば屋さん。

「首里ほりかわ」

龍潭池を下までおりて、
綾門大道に戻るときに、
この店舗の前を通ったりしてたので
前々からちょっと気になっていたお店。

す~じぐぁ~(※裏の小道)にあるのに、
スゴイおしゃれな感じのお店です。

そばは平面でもっちり、
スープはあっさりタイプです。

そして、注文した「おすすめセット」(だったかな?)には
タコスボールなるものが付いてきました!

つまりはタコライスですね。

崩して、混ぜて食べましょう。

それに、デザートには氷ぜんざい。
(※若干の変更可能)

沖縄そば、

タコライス、

ぜんざい。

ワタシが沖縄に来た人にオススメする
最強3点セットです。

しかも、ぜんざいもグラスに入ってて
すごいおしゃれな感じでしたよ。

他にも色々メニューあるようでした。

首里城のすぐそばにあるので、
観光とセットでちょっと立ち寄ってみるのもいいかも♪

 

*** 首里ほりかわ ***

(沖縄そば・琉球料理)

11:00~19:30(ラストオーダー) 
木曜日 定休
〒903-0816 沖縄県那覇市首里真和志町1-27
TEL 098-886-3032

 

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「文庫テンペスト」新カバーの秘密

2011年02月23日 | ・『テンペスト』徒然

ワタシの周りにも文庫で初めて「テンペスト」を読み始めた人が
結構いるのですが…。

その人たちが口をそろえて言うことがある。

「専門用語が難しい」

…うん、そうね。

人物の名前だけならともかく、
親雲上とか、表十五人衆とか、中取とかの役職名や
大与座とか評定所とか御仮屋とかの役所や場所の名前、
うみないび、あごむしられ、大あむしられ、という沖縄人もびっくりな固有名詞など。

沖縄人でも現代の人には全く馴染みのない言葉なのに
本土の人なら尚更ですよねー。

「しょっちゅう、なんだっけ?って前に戻ったりして読むのに時間かかった」

という人も。

うん。まじめな人の読み方ですね。

難しい言い回しや言葉はある程度飛ばしながら読んで
そのうちなんとなく分かってくるさー

が、ワタシがアドバイスする読み方なんだけ、ど。

 

…ああ!

単行本には「コレ」がついてないのか!!

これがないのは確かにつまづく人、多いかも…!!

登場人物や専門用語や方言の一覧。

単行本にはコレが挟まっていて、
時々参照にしたりしてちょうどよかったんだよね。

ワタシもテンペストを初めて読んだときは
首里城とか琉球史とか、まだ全然知識なかった頃なので
コレは役に立った記憶があります。

それから、サイトで掲載されてた人物相関図
時々見ながら確認したりもしたなー。

 

うん。

これは必要でしょう!!

 

…って、テンペストツアー企画の時に
角川関係者の方にぼやいたりもしてたんですが…。

 

現在、文庫版のカバーは舞台に合わせて
トップ写真のような仲間 由紀恵バージョンになっているのです。
(ちなみにコレは新文庫カバーではなく舞台テンペストの大阪公演用のリーフレットです)

 

…で、そのカバー、

なんと裏に人物相関図、
折り返しのところに人物紹介と用語一覧が(笑)

あはは。

やっぱり要望があったんでしょうかね。


角川さん、

これ、

正解だと思います

 

ちなみに、ワタシは単行本の用語解説一覧は
カバーの折り返しのところにテープで貼っちゃってます。

ついでに、自作のテンペスト年表も(笑)

(ところで、真美那さんが子を授かるときの、尚泰王の年齢がちょっと大変な感じでした(笑)知らぬが仏?

 

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やわらかな黄緑

2011年02月23日 | ・徒然日記

今週の沖縄は、

全て20度超えのぽかぽか日和の予報。
(土日なんかは23度(!))

もう春、ですか。

勝連グスクにも
やわらかな黄緑色が広がっていました。

朝露をまとって、

キラキラしてました。

デジイチ(マクロレンズ)持ってなかったのが残念

(なのでケータイ撮影です)

 

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勝連グスク、西原御門城壁

2011年02月22日 | ・琉球歴史/文化風景

かっちんグスク(勝連グスク)、

西原御門の城壁復元が進んでいます!!

かっちんグスクに行くたびにチェックして、
写真撮って、
いつかUPしようと思いつつ約半年…

先日、久々に訪れたら城壁が積み始められていたので
この機会にまとめて振り返ってみようと
過去写真を引っ張り出してみました!

まずは9月。

飛んで、11月。

発掘&復元作業って、

どんな手順になっているのか不思議…。

奥(東の郭側)まで行って、グスク方面を見たアングル。

こちらは12月。

早朝。

なだらかな斜面に戻っています。

で、こちらが先日訪れた写真。

2月。

石が積まれ始めています。

どうやって積んでるの~~???

不思議不思議。

完成が楽しみですね♪

東の郭の整備もお待ちしています

 

ちなみに、「在りし日の勝連城」を見ると
イメージつかめるかと♪
(そのうち城門とかも復元して欲しい

 

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桜*日和again

2011年02月21日 | ・徒然日記

2/6に作成したデジブック
『桜*日和』がデジブックホームのショーケース作品20に選ばれました

ありがとうございます

(去年も桜デジブックが同じように選ばれました。日本一早い桜で制作先取りだから?(笑))


デジブック 『桜*日和』


ひと時、春気分を味わっていただければ幸いです


琉球歴女 兼 カメラ女子な和々でした。

 

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ちなみに、この写真の桜たちはもう葉桜です。
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阿麻和利&百十踏揚の垂れ幕

2011年02月21日 | ・琉球史散策/第一尚氏

かっちんグスクの資料館前に、

こんな垂れ幕ができてたよ


阿麻和利と百十踏揚

かわいいな!

(個人的に阿麻和利はあご髭なし希望(笑))


下の図柄なんかも結構よくできてて、

百十踏揚の下には
王家の家紋、左三つ巴の扇子、
かんざし、房指輪、鏡(?)、短刀まで。

阿麻和利の下は、
グスクと、馬に乗った阿麻和利?が弓で鳥を狙っているような?

…そんなエピソードがあるの?
むしろ、海に出て欲しかったかも…。

昨日はおきなわマラソンでした。

かっちんグスク前もコースということで、
歓迎垂れ幕が。

肝高の阿麻和利メンバーも毎年応援の演舞を行っています

 

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百十踏揚の短刀、意味深…(笑)

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日本甲冑のお勉強

2011年02月20日 | ・和心な本、琉球な本

 

小包が届いたよ。

 

中身は……

 

じゃじゃ~ん

日本甲冑関係の本!

 

…必要に駆られて、図書館から借りて見てたんだけど、
自分専用にと、とうとう買っちゃいました。

 

ちなみに、戦国武将の本もありますが、
相も変わらず戦国時代はさっぱりです
(関が原の戦いって1600年?へぇ~、今知った…)← 一般教養以下?

…あっ、尚寧王、発見。

…武将じゃないんだけど…
武将らしいたくましい顔つき。

ワタシ的に尚寧王は文系やさ男のイメージなんだけどなー。
(そしてこっちも苦労人(笑))

 

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テンペスト体感ツアー特典と現在の首里城

2011年02月20日 | ・『テンペスト』徒然

  
琉球伝信録-舞の朝薫、武の赤山-』のレビューはUP済みです。


昨日、テンペスト体感ツアー、公認ガイドの認定証とバッジを頂きました
ちゃんと折りたたみ式のフォルダーに入っててかっこよかったです

思わず、「おお~!かっこいい!」と拍手(笑)

ありがとうございます

で、こちらももらっちゃいました!!

ツアー参加者のみにプレゼントされるテンペストグッズ!

でも、全体図は見せないっ(笑)
一部分のみ、ちらりと見せちゃいます

もちろん、NOT FOR SALEです。

それから、テンペスト体感ツアー新情報!

なんと、ツアー2~4コースにお申し込みの方、
先着50名様に、あの幻の

「千寿糕(せんじゅこう)

をプレゼント!!!!

 

なぬーーーっ!!????

(残念ながら1コース首里城3時間コース申込者は対象外です参加費安いから(笑))


ちなみに、千寿糕はテンペスト(下)に登場する真美那さんの得意とする琉球菓子。

ことあるごとに登場し、「お嬢様爆弾」とも言われています(笑)

千寿糕は現在、実際には製造・販売はされておらず、
幻の琉球菓子、となっておりましたが、
このたびテンペストムーブメントを作るべく再現!
(もちろんオレンジピール入りも再現されたのだとか。おいしかったらしいよ…)

ツアー企画の段階で千寿糕再現秘話、
ちょっと聞いてたのに…。

ワタシも食べたい…

ちなみに、今後実際に販売されるかどうかは……さあ、それはどうかな(笑)

ほーら、特典いっぱいのテンペスト体感ツアー!

ネットフォームからの申し込みは
実施日の2週間前までなので
お申し込みはお早めに!!

ちょっと早めの春休みの計画にいかがですか?

池上永一氏公認!「テンペスト体感ツアー」
http://tempest.tabihatsu.jp/

 

 

昨日、ガイドを終えてもう一人と首里城下のそば屋でランチしてたら、
偶然隣のテーブルに座った人が
昨日、テンペストを読み終えたばかりという方で
スゴイ意気投合して盛り上がってしまいました(笑)

ツアーのことは知らないようだったので、ちゃっかり宣伝
(地元沖縄の女性の方でした)


というわけで、昨日の首里城。

なんと、瑞泉門にも足場が組まれてました…。

右掖門もまだ修復中だし…。

うーん…修復ラッシュですねぇ…。

 

せめてお天気がよければいいのだけれど。

 

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千寿「糕」、文字化けしている人いるかもね…。
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琉球伝信録-舞の朝薫、武の赤山-

2011年02月19日 | ・現代版組踊レポ

  「現代版組踊 琉球伝信録―舞の朝薫、武の赤山―」
初演を見てきました!!

組踊の創始者「玉城朝薫」と、
無名の武闘家「板良敷赤山」をメインに、
薩摩侵攻約100年後の琉球を描いた舞台。

去年の「朝薫伝」を更に展開、バージョンアップした舞台で
率直な感想としましては、

去年のとはガラリと変わって良かった!

です。

どのくらいガラリかといいますと、
「第2回翔べ!尚巴志」と、「第3回翔べ!尚巴志」の差くらい(笑)

とにかく、前回は結構「うーん…」だったんですが、
今回はしっかり余韻に浸って帰路につきました。

この舞台は今回限りではなく、
是非今後も続けていってほしいなと思いました。

今回は初演ですが、
初演でこれだけなら、今後も続けて行けば
きっともっともっと進化していくと、
期待できる舞台でした!!

是非、来年も見たいものです!!

というわけで、毎度おなじみのレビューです。
(これから見に行く予定の方はネタバレ注意です

 

今回は関連写真は全く撮れなかったので、
過去にUPした組踊や琉舞、冊封儀式など
今回の舞台に出てきたモチーフの写真を再利用させていただきます。


首里城祭より、再現「冊封儀式」


≪琉求人としての誇り≫

薩摩侵攻を受けながらも、清国とも冊封体制を続けていた琉球。
大国の狭間で生きる琉球が、琉求人がどうあるべきか。
琉求人としての誇りを、大国の狭間の中でどう示していくのか、
そのような一貫したテーマがとても明確で、分かりやすかったです。
朝薫は芸能という文化を通して、赤山は「手」という武道を通して。
『テンペスト』や『武士猿』なんかにも読むことのできるテーマでしたね。
今後、更に深く広く展開していけそう

文化は国の力を表す(だったかな?)とか、
印象的な台詞がたくさんありました。
(1回見ただけじゃさすがに覚えきれなかったんだけど…


首里城祭より、再現「冊封行列」

≪玉城朝薫の琉舞≫

扇子を持っての男子の琉舞、美しく、かっこよく、ほれぼれしました。
この一言に尽きます。
(最近男の人が演じる琉舞が気になるワタシ)
「上り口説」もそうだし、ダイナミック琉球でのソロ演舞もバッと扇子を開いてかっこよかった
(この部分、赤山の手のソロ演舞も重なっててスペシャルバージョンでした★)
目力ギラギラの本部平原(BY尚巴志)とは打って変わって物腰柔らかい文化人・朝薫。
これも同一人物が演じてるとは思えません。すごいなぁ。

伊集院に絡まれる朝薫…かわいそうでした(笑)


首里城中秋の宴より、「上り口説」


≪武人達のかっこよさよ≫

まずは「手」の使い手、赤山の手の演舞、キレ味にしびれました!
(型の演舞にあわせたBGMも憎かった!)
力強いんだけど、ワイルドではない。洗練された力強さというか。
とにかく、かっこよかった~~
やっぱりダンスなんかもそうだけど、キレが命って感じですね。
止めるところがビシッと止まるとそれだけで動きが引き締まってかっこよく見えますネ

それから、薩摩の武士、伊地知(在藩奉行の隊長)と伊集院(子分)。
(最初、伊地知と名乗る伊集院に100%騙されてました。
Riki君インフルエンザとかで代役立てたのかと…(笑)
伊集院のワルっぷりと後に伊地知に絞られるトコのギャップも良かったデス

次元流の使い手ということで、日本刀での戦いのシーンもありまして、
こちらは2人ともワイルドでかっこよかったです!
(刀裁きも様になってて♪でも、チェストー!!って言わなかったね(笑)個人的には薩摩訛りがもっとあるとツボ)

伊地知VS赤山のシーンも良かったよ。
2人の組み合いのタイミングでちょっと効果音入れたらもっと戦いっぽくなるかな。
金属音じゃないにしても、太鼓とか銅鑼とか?ドウカナ。

赤山の出番というか、「手」の意味というか精神というか、もうちょっと見たかったです。
伊地知VS赤山の結末、あれ深いしねぇ…。
今後もうちょっと展開していってもよさそう


首里城中秋の宴より、玉城朝薫作「組踊/二童敵討」


≪テーマ曲「赫き城の詩」≫

サントラ出してください。
久しぶりに聞いて、やっぱりステキだと思いました。
各舞台にあるそれぞれのテーマソング、全てステキです。
ダイナミック琉球やレキオの夢とかとは違って、
その舞台でしか聴けない、見れない演舞っていいですね♪
(「肝高の詩」しかり、「鬼鷲」しかり、そして南会津の「Ibuki(息吹)」も最高なのだ)

曲と言えば、「星のゆりかご」も聴けました!!やっぱりいい!!
(こちらもサントラに一緒に入れてほしい★)
もしかして、去年印象に残ってたアカインコの口説のBGMってコレだったのかなぁ?


首里城祭芸能絵巻行列より


≪その他の琉球偉人s≫

ぬお…っ!!
平敷屋朝敏、出番アレだけか…。
(個人的にはおいしいキャラだと思ってたんですが…)

蔡温、ちょっとイメージ違って(笑)普通にいい人でした。

尚敬王、良かったです。
国劇の創作に悩む朝薫のシーンで、
尚敬王と蔡温が両サイドに立って…のトコロが特に印象的でした。
衣装とかも、ああいうタイプの好きです。
(肝高の阿麻和利での尚泰久王とはまた違ってて)


首里城祭より、「玉城朝薫作/執心鐘入」


≪今度は専用ホールで…!≫

中ホールだったので舞台はありましたが、舞台専用のホールではなかったので、
客席も平らで段差がないし、舞台装置も限界があるし。
それがとにかく惜しかった…。
今度は専用の舞台ホールで、照明も舞台美術もフルに活用したバージョンも見たいです。
客席も段差のない平面にパイプいすを並べたスタイルだったので
舞台上での演技はともかく舞台下での演技は、後ろの席の人たちは
たぶん見えなかった部分結構あったと思いますよ。
せっかくなのに、もったいないですよね…


首里城祭より、玉城朝薫作「組踊/執心鐘入」

 

さて、この舞台は20日(日)は昼・夜2公演!

きっと今日の初演よりまた多少は違うんだろうな~。

お近くの方は是非、足を運ばれてみてはいかがでしょうか♪

 

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今日も大忙し?

2011年02月19日 | ・現代版組踊レポ
一時仮眠をとって、次はこっち


楽しみ


…だけど、おなか痛い…
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