がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

肝高の阿麻和利15周年記念事業、協賛広告募集中

2014年01月31日 | ・肝高の阿麻和利レポ

(本日2投目)


情報解禁&情宣依頼もあったので
こちらでもご紹介します

肝高の阿麻和利は今年で活動15周年!

その節目の年を記念して、
かっちんグスク公演も3月に公演されます。

 そこで協賛広告に協力してくれる方を募集しています!

趣意書を引用させていただきます。

 

現代版組踊「肝高の阿麻和利」の舞台活動は、
1999年に当時の勝連町教育委員会が、
子ども達の感動体験と居場所づくり、
ふるさと再発見・子どもと大人が参画する地域おこしを
目的に企画実施されました。

それ以降は、本会が主催団体として、
うるま市きむたかホールを拠点に県内外でも公演を催し、
2008年には海外初のハワイ公演を実施しました。
これまでの通算公演数は232回、
総観客動員数も14万人を数えるまでになり、
今年で立ち上げから、15年目の節目を迎えるまでになりました。
これもひとえに公演の度に足をお運びくださり激励いただいたお客様を始め、
関係各位のご支援のお陰と感謝申し上げます。

本会では、今年1年間を15周年記念年として位置づけ、
活動原点の地である勝連城跡での現代版組踊「肝高の阿麻和利」かっちん城公演を皮切りに、
様々な企画公演を実施する事で文化活動による活発な地域発信、
沖縄県内や地元うるま市への誘客促進などへ繋げていくことを目指します。

「阿麻和利」が実際に居城していた「勝連城跡」での公演は、
通常の屋内ホールとは異なった野外ならではの幻想的な感動体験を観客や出演者が
共有できる公演になるものと考えております。

つきましては、本事業の趣旨をご理解いただき
協賛広告にご協力賜りますよう、
お願い申し上げます。

なお、ご承諾の際は、別紙「協賛広告申込書」を事務局まで

提出くださいますよう重ねてお願い申し上げます。

あまわり浪漫の会
会長 長谷川 清博

 

「続けること」が1番難しくて
だからこそ、それだけでもスゴイことですよね

協賛広告の形式は3つです。

(1)
グスク公演の看板広告

(2)
グスク公演パンフレット

(3)
2014年公演のぼり旗



それぞれ大きさや値段も違うので
詳しくはこちらをご覧ください↓
http://amawari.ti-da.net/e5866443.html

 

「企業」や「団体」じゃなくても
個人で申し込んでもいいみたいですよ。

(3)ののぼり旗に関しては
ちょうど今年日本一になった読谷村が
同じような協賛のぼり旗を企画していたようで
村のいたるところで見ることができるのですが
企業名だけでなく個人名とか
「○○ファミリー」とかも見たりします。

応援の気持ちを形にするチャンスです!

ということで、是非御一考ください

 


で、15周年の記念のぼりデザインを
不肖ながらワタクシ和々が担当させていただきました。

賢雄をね、どうするか悩んだんですけどね。
最近、肝高の阿麻和利でも
かぶりものなしの女の子ポニテ賢雄が多い気がするので
そっち仕様にしてみました(笑)

おっさん顔でポニテ系で描くの久しぶりでした。

ホントは口髭もあってもっと濃かったんですけど
むさくるしすぎるのもアレなんで少し剃りました(笑)

という制作裏話でした。


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トヨタカローラ季刊誌ティアララ

2014年01月31日 | ・沖縄トヨタ×琉球偉人

 

早いもので、もう1月も終わりですね。

今日ご紹介するのは、
トヨタカローラ沖縄が発行しているフリー季刊誌
「ティアララ」(1-6月号)

実物はまだ手元に届いてないんですが、
1月発行と言っていたし、
表紙でも1月号と銘打っているのでもう出てるんでしょう。

 

その中で「ももちゃんと行く!首里散策」という特集の
お手伝いをさせていただきましたー。

ももちゃんっていったら
カローラのCMに登場中の百十踏揚の人形です。
こっちもどうぞ)

 

 

この“ももちゃん”が、
首里城をはじめ、首里のショップやおいしい処を紹介していますよ。

 

 

ワタシがお手伝いしたのは首里城のページ。

カローラに行くことがありましたら
手に取ってみてくださいね

 


今日は旧正月!
いいしょーぐゎちでーびる!
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今帰仁グスク桜まつり'14

2014年01月30日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

快晴&高気温が続いている沖縄です。

なんかもう、春と言うより初夏の陽気です。

桜も、沿道の木を見る限り、
ここ数日で一気に葉桜へと進行した印象です。

那覇や南部はどうかな?

というわけで、大急ぎで桜写真。

今帰仁グスク桜まつりの様子です。
(今はこの写真より葉桜かもだけど

オツレサマもいたのでさらっとしか撮れなかったのですが。
(レンズも広角オンリー)

デジブックにはしていないので
こちらで一挙ご紹介。

大隅。

旧道。

カーザフからの参道の桜。

そうそう。
今帰仁グスクと言えば現代版組踊「北山の風」ですが、

例年なら今帰仁グスク桜まつり内で公演しているのですが
今年度は今度の週末ではなく、
その次の日曜日2/9(日)ですのでお間違えなく~

詳細はこちらから

 


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*おまけ*

八重岳桜まつりの桜フォトをまとめたデジブック、
今年もデジブックサイトのトップページ紹介に選ばれました

BGMのホルスト作曲の木星(リミックス)、
なかなかお気に入りです。

1曲分でだいたい全部見れるので
お茶でも飲みながら、曲と写真と両方楽しんでいただけたら幸いです

 『今年もお咲きに。』


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首里城NEW企画「百人御物参」フォトレポ

2014年01月28日 | ・琉球歴史/文化風景

先週ちらっとお伝えしましたが、
首里城の新施設(黄金御殿、寄満、近習詰所、奥書院)公開を記念して
神事儀式を再現した新しいイベント
「百人御物参(ももそおものまいり)」
が行われました!

百人御物参とは、
神女たちが首里城及び周辺の聖域(御嶽など)をお参りする行事で
年に6回ほど行われていたそうです。

お参りでは国王の長寿とその子孫の繁栄、
航海安全、国土の安全、五穀豊穣を祈願していました。

参/イベントチラシ


その様子をフォトレポートします

神女が正殿二階にある「おせんみこちゃ」で祈りをささげます。
(※このイベントでは省略)

正殿2階は男子禁制なので、
役人は御庭(うなー)に集います。

紫冠の親方が正殿前で焼香し、
御庭からおせんみこちゃを遥拝。

おせんみこちゃと、御内原にある御嶽を拝礼した神女たちは
暗シン御門から御庭に出てきて、
役人たちと合流します。

神女さんの先頭にたつ、
山吹色のドゥジンを着て、キンカブ(簪)を挿している3名は
三平等(みひら)のおおあむしられ
という役職の上級神女。

聞得大君のすぐ下に位置するナンバー2のポジションで
琉球全土を3つのに分けて、
それぞれ担当する間切の神女たちを統括する役割を
担っていました。

御庭を出た一行は、
首里森御嶽へ。

供物をささげ、「おたかべ(うたかび)」という
祈りの言葉を唱えます。

祈る時、というか、祈る前、
後ろの役人たちはずっと合掌だったのですが
おおあむしられは手を合わせて筵(地面)をトントン、
(このしぐさ、確かドラマ・テンペストでも見られたはず)
後ろに並ぶ神女たちは合掌ではなく
腰をかかめて、手をだらっと下げると
風を送るように揺らしていたのが
とてもスピリチュアルでした。

(トップ写真)

お次は首里城の聖域エリア、京の内へ。

京の内は男子禁制なので
ここからは神女たちだけで向かいます。

京の内にある、4か所の御嶽を拝みます。

ここでは何かを唱えることもなく、
立って手を合わせるだけの簡単なスタイルで。

京の内を回った神女たちは
再び下之御庭で役人たちと合流し、
首里森御嶽を再拝礼。

そしてなぜか木挽門から退場していきました。

儀式名に「百人」とつくからには
本当は神女も役人ももっとたくさん(100人?)いたんでしょうね。

今回は神女さんは9名のみと少人数でしたが
それでもおおあむしられやノロさんたちを再現し
本物の“現場”で見ることができたのは
貴重なイベントだったと思います。

来年以降も続くのかな?
今度はぜひ聞得大君も復活させてほしいものです(*^m^*)

 

あ、そうそう。
ウチナー紀聞でお馴染の諸見里杉子さんの
生ナレーションも見れました。

と言う訳で、今度のウチナー紀聞は
大いなる遺産シリーズの再放送!
テーマは「家譜」!!(濃ゆい!(笑))
お見逃しなく~~~

 


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しかし今回の写真、ピント甘いのが多かった…
風景ならいざ知らず、
こうやって動いている被写体を撮るときは
もっと自分が冷静になって落ち着かないといけない;
(気持ち的に一歩引くというか)
うーむ、楽しみながら撮るのは至難のワザだね

シャッター切る回数を減らして、
もっとじっくり「狙って」みるのが次の目標だ。


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冬の向日葵

2014年01月27日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

昨日、桜photoを紹介したのですが
今日はこちら!

 向日葵

桜と並ぶ、my favorite flowerです。

 

 

沖縄ではすっかり定番になってきましたが
北部で桜まつりが行われている同じ時期に
中部の北中城村ではひまわりまつりが行われています。

 

 

これぞTHE☆沖縄!

季節感ZERO!

っていうか、

季節感FREE!?

なんでもアリです(笑)
(先月は東村でコスモスまつりだったしね)

※追記※
今日(1/28)のニュースで、中城村のコスモス畑が紹介されていました(笑)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184382-storytopic-5.html

 

 

背丈ほどの向日葵畑に一歩踏み入れると
まるで迷路のよう。

 

 

ひまわりまつりは、桜まつりと同じく
今週日曜日2/2まで開催中です

(場所は北中城中学校周辺)



 

まだ奥の方の向日葵畑はまだまだ咲きそうでしたよ。

もう少し、楽しませてくれそうです。

 

 


立春までは寒中見舞いってことで、
向日葵で寒中見舞い仕様にしてみました(笑)

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「今年もお咲きに。」年に1度の桜デジブック

2014年01月26日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

すっかり桜シーズンの、年に1回になってしまった
デジブック制作

今年も作りました!

毎年似たような写真かもな~と思いつつ、
今回はなるべく沖縄らしさを意識して撮ってみました。
(それでも似たものばかりかもしれませんが)

 

これとか↓

シダ植物と桜のコンビネーション。

これぞ、亜熱帯沖縄!


まあ、これはさておき。

ちょうどお天気も良かったので
色の濃い緋寒桜と青い空、時々海。
そして爽快なBGMに乗せて
沖縄の空気と元気が伝わるといいな、
との思いを込めて

 

『今年もお咲きに。』

(※音が出ます。最後に桜ではないおまけ写真があります

 

例えばこんな写真が入ってます↓

 

伊江島ー!

ピンクのトンネル

ワタシが訪問したタイミングもあるのかもしれないけど
ここ数年の中で今年が1番見ごたえがある感じでした。

一応、カメラ女子らしく、
ハイキーふわふわ写真も(笑)

毎年恒例のカーブミラーシリーズ(笑)

看板には8~9分咲きって書かれていました。

本土の桜みたいに枝や幹がすっぽり隠れるほど
うわーーーっと咲く感じではないけど
それでもやっぱり桜を見ると嬉しくなりますね

 

桜って、沖縄(琉球)にはどれくらい昔からあるんだろね。

 


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首里城、新施設公開&百人御物参!

2014年01月25日 | ・琉球歴史/文化風景

 
 

首里城絶賛増築中、と記事を紹介したのが先月。

予想以上に早く完成し、
この度公開となりました!!!!

ひゃっほ~~~い

一般公開は昨日からだったんですが、
さっそく行ってきましたよ!!


ここ近年は首里城に来る時は案内役とかばかりだったので
ゆっくり写真を撮ったりすることは出来なかったのですが、
久しぶりに、たっぷり思うままに
首里城を楽しんできました!

 

なので今日のワタシの心情を一言で表すと

(屮゜∀゜)屮 あまはいくまはい ヒヤサッサ (屮゜∀゜)屮

って感じ。

(ちなみにこれ、高校の時の文化祭テーマのワンフレーズだった(笑))

 

公開された新施設、
テンペストでもお馴染のあっちやこっち、あれやこれ、
たくさんお伝えしたいことはあるのですが
ぼちぼち行きましょうね。

 

今日はとりあえずこれを↓

4施設公開記念、ということで
新しい再現儀式イベントができました!!

その名も
「百人御物参(ももそおものまいり)

初の祭祀儀式!!

国王でも王女でも冊封使でも役人たちでもなく、
神女たちが主人公!

これは一見の価値ありです!!

明日も行われますよ~!

 

今日の様子をちょっとだけご紹介↓

首里森御嶽での拝礼。

三平(みひら)のおおあむしられと神女たち。

残念ながら聞得大君はいません。

しっかり勾玉も装着。

テンペストの勾玉もこれくらいの
クオリティ(大きさ・質感)が欲しかったかも…

首里城の宗教エリアである京の内ももちろん。

(他の写真はまた後日紹介しますね~☆)

 

明日見に行く人のために見学アドバイスをするとしたら、
事前にしっかりチラシの裏面を読んで
儀式の流れや内容を頭に入れておいたほうがいいですヨ。

神女たちが動いてポイントが次々と変わって行くので
次はどこに移動して、どこでスタンバイしておけばいいのか
分かっておいたほうが良く見れます

百人御物参は明日1/26(日)も
12:00~13:00
15:00~16:00
の2回行われます。

 

詳しくは首里城サイトをご覧ください。

 


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*お知らせ*

明日、むら咲むらでのイベントです。
ウチナー紀聞も読谷特集ですよ!
日本一の村に沸く読谷です\(^o^)/


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桜開花情報fromやんばる!

2014年01月24日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


 

やんばるより、桜の開花情報をお伝えします

 

今年は桜の当たり年です!
(っていうか、去年が咲かなすぎだったんだけど)

開花の進行も早く、
印象では明日・明後日がピークかな
という感じです。

来週以降は下り坂かも。

 

桜見予定の方はお早めに!

 

八重岳とかは、明日・明後日
めっちゃ混むんだろうな~

八重岳狙いの方は
朝早めの訪問をおススメしますよー。

 

photo by ケータイ

 


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今帰仁グスクとかはどんな感じかなー?


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ライトノベルのような琉球史小説(女子向け)

2014年01月23日 | ・和心な本、琉球な本

 

こんな本を読みました。

「琉球御嶽伝説 島人が語り継ぐスピリチュアルファンタジー」
(きぐちさとこ著/ソニーマガジンズ/2008)

 

神話的な話かと思いきや、

百十踏揚の話と史跡紹介だった。

本のタイトルと中身、合ってないような?
(ま、ワタシ的には結果オーライになったんだけど)

 

 

「首里森御嶽にまつわる姫の物語」

 

最初のページから度肝抜かれました。

 

姫、 そんなところにいたんですか。

ねえ、首里はどっち?

危ないから下りましょう。

だって、今日、金丸おじちゃまは首里に行ってしまうんでしょ。
私も行くってお父様にお願いしたけど、ダメって言うんだもん。
ねぇ、金丸おじちゃま、首里なんかに行かなくてもいいじゃない。
ずっと越来にいてよ。

わがままを言っちゃいけません。
姫のお父様がすすめてくださって、首里へ行けることになったのですから。
姫、降りてきてください。
木に登った姫など聞いたことがない。
やれやれ。

おじちゃま、私、大きくなったらおじちゃまのお嫁さんになる。

あはは、嬉しいことを言ってくださる。

本当よ。絶対おじちゃまのお嫁さんになるから。

(19-)

 

 

・・・あれっ!?(笑)

 

読んでみて思ったのは、

 

うーーーーん……女子っぽい(笑)

でした(笑)

 

確かに著者が女性の琉球史モノって珍しいかも!?

表紙もピンクだしね。

文体もゆるいし、行間ゆったりだし、

展開もあっさりしてるし、

ライトノベルのようでした。

 

まぁ、でもそれがある意味新鮮と言うか。

中学生とか、割と興味持って読めるんじゃないかな?

 

どっちもどっちだけど、親戚なのに殺し合いまでやっちゃって、悲惨よね。
首里のお城も焼けちゃったっていうし、
私ならもっとクールにいくけどな。
でも、布里伯父さまが南部へ移って、結局お父様が王様になるのよね。
今度こそ、争いのない世の中にしてもらわなくちゃ。
あ、これ、お父様にしっかり言っておこうっと。

でも、これってラッキー?と姫は思いました。
なんたって首里だし。金丸おじさまはいるし。
やっと田舎脱出!お祈りしてて良かった。
それに、私、王女様!? 

(24-)


こんなノリなので、
正史通りに身内を討たれ悲しみはするのですが
時代に翻弄された悲劇の姫
という感じはあまりなかったス

 

阿真和利(33)はいい人。

護佐丸(70)は影薄い。

賢勇(不詳)は百十踏揚の熱烈なファン(笑)

百十踏揚がアイドル化してます(笑)

 

黒幕は…まぁ結局金丸なんだけど、
それでもドロドロした感じじゃなくて、
そんなつもりじゃなかったのになぜかこうなってしまった
という感じ。

 

「おっ、なるほどこうきたか」と思った所は、

百十踏揚と賢雄が勝連から脱出したこと、
勝連が先に首里を攻めたこと、
阿麻和利が勝連から脱出して読谷へ逃れたこと、

この3つの言い伝えに関する
筆者ならではの解釈と描写。 

全体的に軽いんでやっぱりさらっと流れましたが、
話としてもうちょっとしっかり膨らませれば
もっと面白くなりそうなんだけどなー。

 

最後に、物語最後のページから。

 

姫様。
私はただ、あなただけには分かって欲しかったのです。
私が王位に就くことの意味を、あなただけには。

(99)

 

あーもー、かわたさんが大喜びしそうだ(笑)

 


やはり「百十踏揚」を超える小説はまだないな(^^;
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ちなみに、著者が「はじめに」で
私なりの解釈と脚色を加えたフィクションです
としっかり断っているのですが、

だから、阿麻和利が
阿真和利
表記なのか?

司馬遼太郎が龍馬を竜馬としたように。

うーむ…違和感ありあり(^^;


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尚徳王、少女漫画版

2014年01月22日 | ・琉球史散策/第一尚氏

(本日2投目)

 

昨日、尚徳の最期にまつわる裏口承について書きました。

このブログを長く読んでくれてる方は
尚徳がどういう王様だったのかは
もう説明不要かとは思いますが、

そうでもない方は

「尚徳?どんな人だったの?」

という反応もあるかも。

 

 

尚徳はどんな王様だったのか。

 

ワタシなりのイメージは色々あるのですが、

 

一言で説明するとこれです。

 

 

 

 

 

 

「俺様イケメン」

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

的な?

 

 

(※完全版2巻の表紙より)

 

 

…ヤバイ。

ハマりすぎる(笑)

 

 

ただ尚徳は頭はいいと思うよ。
でもちょっとヌケてるトコはあるからな~(笑)

 

 

ワンマン王様って評されることもあるけど、

「ワンマン」より、

「俺様イケメン」の方が更に深くご理解いただけるかと。
(ただし女子限定?)

 

もちろん、後半の「イケメン」に関しては
希望的観測含むですが。

 

 

 


久々に歴女らしい記事が書けました(笑)
ちなみにワタシは漫画派です。
(ドラマ版は見てないので知らない(^^;))

 

通常版の17巻。
…国笠ですか?(笑)

今回の記事がまったく通じなかった人、
「花より男子」「道明寺司」でウィキってください。


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日本一の村、読谷へおいでよ♪

2014年01月22日 | ・現代版組踊レポ

昨日のTAO Factoryのサイト
今日の沖縄タイムスでも広告が出ていたので
こちらでもご紹介します

来る1月26日(日)
読谷村のむら咲むらでイベントがあります。

 

1つ目は現代版組踊「読谷偉人伝」
花織の宴をベースにアレンジしたショート舞台です。

ホール公演とはまた一味違った雰囲気をお楽しみください


ここでワンポイントアドバイス

会場のククル奏劇場は「野外ステージ」です。
充分に防寒対策をしてお越しください。

日曜日は気温回復しそうですが
昼夜の寒暖差はあるし、海の側のむら咲むらなので
風もあるかと思われます。

これくらいでいいかな~?
と思った服装に、更にプラス1を推奨します。

もし暑ければ取ればいいんだしネ。

ひざかけとか準備されているものもあるんですが
もしかしたら充分じゃないかもしれないし。

油断しないで十分な対策を!
じゃないと舞台鑑賞どころじゃなくなっちゃいますよー(笑)
(ワタシ、モニターの時野外って知らなかったから大変だった(>_<))

 

2つ目が「アカインコの読谷観光案内」

補足です。

今回の「読谷観光案内」は
村内を周って史跡等を巡るのではなく、

むら咲むら園内を歩きながら、

読谷や琉球にまつわるアレコレを紹介をしますよー!

ってことですのであしからず

 

むら咲むらはかつては大河ドラマのスタジオだったので
琉球を感じられる建物や風景が随所に見られます。
(ドラマ「テンペスト」のロケ地でもありますヨ☆園内のどの場所か探してみて―)

そんな園内を巡りながら、
ただ歩くだけでは見落しがちなポイントや関連するうんちく(!?)を
アカインコ君が楽しく案内&紹介をしてくれます!

いずれ園内も飛び出して、村内の史跡を巡るツアーもやると思いますが
今回は園内のみ、ということでご了承くださいm(_ _)m

 

なので舞台の時間に合わせてくるよりも、
ちょっと早めに来て、
園内も一緒に楽しむのがオススメですよ。

お食事どころもあります!
(そばとかテビチとか。テビチの食べ放題が有名かなー(笑))

 

 

むら咲むらって行ったことないわー
っていう沖縄人の方も案外多いと思いますが、
この機会にいかがですか?

 

体験王国むら咲むらHP→

 


今日もご訪問ありがとうございます。
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 というわけで、ワタシもちょっと関わってます。
広告のイラストは琉球戦国列伝からのものですが
描き下ろしもしましたのでお楽しみに♪
(でも公開はもうちょっと先かな?)

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尚徳王、投身自殺の裏口承

2014年01月21日 | ・琉球史散策/第一尚氏

史跡フォトも面白ネタも溜まっているのに、
紹介が全然追いつかない今日この頃デス

先日尚徳のイラスト載せたので尚徳繋がりで。

 

1469年の尚徳(享年29)の死については歴史ミステリーの1つですが、
首里で急逝した、というもののほかにも

久高島で国笠とラブラブしてる時に
首里でクーデターが起きて海に身を投げた
という説も有名ですね。

 

でもこの説には、
さらにこんな裏の口承があったらしい…!!

 

久高の海に沈んだ尚徳。

 

しかしそれは、

 


尚徳の着物を来て、
身代わりとして海に飛び込んだ家臣だった!

 つまり、影武者!

何ぃーーーーっ!? Σ(゜д゜;)

 

その家臣の名は仲程筑登之(なかほどちくどぅん)。

彼は首里上間村の七門墓のそで墓に葬られている…

というのは上間村の古老たちの口承だそうです。

 

参「考証・王冠を釣った金丸」(當真荘平著/1996)

 

 

尚徳(に見せかけた仲程筑登之)の投身自殺の報は瞬く間にひろがり、
その隙に尚徳は「北」に逃れ、足跡を残した…
ということでしょうか。

なるほど…。

(喜界島に尚徳の位牌があるといいますしね)

 

 

というわけで、写真は本島と久高島の間の海上より。

知念半島、斎場御嶽方面を眺むるの図。

 

実はこの海の底には。。。。。。

 


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琉球の紙幣(!?)

2014年01月19日 | ・琉球歴史/文化風景

 

琉球の貨幣つながりでこんな珍ネタを。

 

琉球にも紙幣があった!?

 

肖像画はかの有名な尚真王!!

 

その価値壱億円!!??

 

 

しかし、その実…

 

開運長寿券 

海洋博記念

ってさ(笑)

 

でも、これもある意味歴史的品だよね(笑)

 

最初は沖縄の北の方で見たんだけど、
そのあと、沖縄の南の方でも拝見しました。

これ持ってる人、どれくらいいるんだろ(笑)

 


そういや守礼門のある2000円札は全然出回っていませんね(^^;
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このあと(1/19)21:00~21:54 BS朝日にて
「踊る、オキナワ~受け継がれる琉球の魂~」放送です!
肝高の阿麻和利も出るって♪


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選挙、行った?

2014年01月19日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


このブログ、どれだけの名護市の人が読んでいるかはわからないけど。

 

選挙、行った?

行ってね。

「投票に行かないという意思表示」

っていう考えの人もいるかもだけど、

残念ながら、それは投票率を下げるだけで
別の捉え方(例えばただの無関心)をされてしまうから
意図は伝わらないよ。

まずは行って、それからだよ。

 

今回は結果もそうだけど
個人的には投票率の方が気になるなー。

前回の市長選よりも投票率がしっかり上がってないと、
(0.●%とか1%とか、そういうビミョ~な変化じゃなくて)
結果に、「民意」という説得力はもてないだろうなー。

 

ってゆーかさ。

今日の北山、天気いいよ!

気温もいい感じで気持ちいいよ!

外にでてみなよ。

で、ドライブがてらに、どう?

海の見えるカフェとか行くついでに、いかが?

楽しく、さくっと、行っておいで!

photo by ケータイ

 


主に20代の名護の若者諸君へのメッセージでした。
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琉球の銭

2014年01月18日 | ・琉球歴史/文化風景

 

昨日紹介した県博の琉球貨幣講座、聞いてきたよ。

琉球が独自に発行した銭貨、
尚泰久の大世通宝、尚徳の世高通宝、尚円の金圓通宝
の紹介もあったよ

今回初めて知ったんだけど、
「謎の銭貨」として察度が発行したと言われている
中山通宝というものもあるんだって!

ググったら、1999年3月の琉球新報にこんな記事が。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-93486-storytopic-86.html

へ~

穿孔貨幣という、アクセサリー(装飾品)にしていたという例も面白かったな
(なんと勝連城跡からも出土!百十踏揚は銭をアクセサリーにしてたかも!?)

今度発掘品展示を見るときは古銭にも意識がいきそうです


 

実はワタシも古銭を持っている(笑)
ということで、写真は寛永通宝。
(乗せてるお皿も骨董。近代だけど戦前の☆)

江戸時代に出回っていた銭で
琉球でも近世に流通していたのはコレ。

実家にも昔奈良の古道具屋で買った古銭があるんだけど
それも寛永通宝かな?

確かめたい衝動にかられている和々でした。

 


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宮城さんありがとうございましたー\(^o^)/
タイミング悪くて直接ご挨拶できなくてスミマセン;


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