がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

一揆の原理

2013年01月31日 | ・和心な本、琉球な本

 

 

えらい評判だったので前々から気になっていた一冊。

でも琉球でも美術書でも和文化でも幕末でもない。

中世日本(鎌倉~室町時代)の一揆についての本です。
(あ、でもちょうどそこの頃は古琉球なんですが(^ε^))

 

一揆と言えば…百姓一揆や打ちこわし?

というくらいの知識(というかイメージ)しかないし
中世日本史の知識もほぼ無いので
(一向一揆とか山城国一揆とかも言葉はわかるケド内容は「?」レベル。習ったんだろうけど記憶になし(^ω^;))
ちゃんと読めるかどうか心配だったのですが…

昨日の昼休みから読み始めて、今日の昼休みに読み終わりました!

一揆読み…もとい、一気読みでした!(笑)

 

第Ⅰ部
「一揆とは何か」

第Ⅱ部
「一揆の作法」

第Ⅲ部
「一揆の実像」

と言う構成で、
予備知識ゼロのワタシでも分かりやすく
「へぇ~」「ほほ~」と次々と興味を引いていってくれました。
(そしてやっぱり歴史家さんのものの見方、思考経路って面白い

個人的に印象的だったのは
いろんな一揆の事例を通して中世日本人の人間臭さがいっぱい感じられたこと。

一揆からイメージされる、権力(悪代官)に立ち向かう民衆(正義)という
単純な勧善懲悪的なものではなく
けん制、戦略、取引、なれ合い、デモンストレーション、平等性の演出とか、
一揆の中にそういう生身の人間の様子が感じられたのは興味深かったです。

中世の人間も今の人間も変わらないよな~というか、
ちょっと中世の人間に親近感って感じ?

とりあえず「一揆」のイメージが変わりました。

モノの見方や意識に変化を与えてくれる本って
いい本だよね

 

『一揆の原理』呉座勇一著/洋泉社
(237ページ、1600円+税)

 

 
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始まってます

2013年01月30日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

毎年楽しみにしている首里高校染織デザイン科の
「そめおり展」(卒展)が始まってます。

今年の紅型壁画はどんなデザインなのかな。

楽しみです

 

*第53回そめおり展*

1/29(火)~2/3(日)
那覇市民ギャラリー(パレットくもじ6F)

10:00~19:00(最終日は~17:00)

入場無料

 

2011年度のレポ→ 
2010年度のレポ→ 
2008年度のレポ→ 


真和志高校の卒展は今回は日程かぶらなかったな…。

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fuu cafe

2013年01月29日 | ・沖縄のcafe、お食事処

(本日2投目)

瀬底島にあるfuu cafe.

ゆったりのんびり「ふぅ~」って過ごせるカフェ。

(前回→

冬に訪れたのは初めてだったけど、
晴れてて気持ちよかったので今回もお庭席をチョイス。

庭の木に掛けてある大きなウィンドべルの奏でる音が
とても柔らかくてめちゃくちゃ癒しサウンド。

あと、椅子の背もたれの傾斜の気持ちよさに
うっかり寝てしまうところでした(笑)

山吹色のお皿にグリーンのサラダ。
元気の出るフレッシュな配色

ランチは島野菜のペペロンチーノ。

焼きそばに見えるけどパスタです。

ブーゲンビレアが飾られていました。
ケーキには菜の花。

こういうちょっとした花飾りは嬉しくなるよね

 

途中、ちょっと寒くなってきたので店内に移動。

店内も木目があたたかいステキ内装です。

ドアや窓枠のダークグリーンも いいアクセント☆

ふぅ~って和める、fuu cafe.

瀬底島に寄るときはおススメです

 

*date*

fuu cafe

本部町瀬底557
0980-47-4885

11:00~sunset
ランチタイム 11:30~14:30

定休日 水・木

 

 

ワンちゃんもいるでよ。

 


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もふもふ犬。

2013年01月29日 | ・徒然日記

圧倒的猫派なワタシではありますが、

犬が嫌いという訳ではない。

基本、動物は好きです。

犬は大型犬が好き。

もふもふのやつ。

もふもふ。

 

 

瀬底島の「fuu cafe」の犬さん。

遊び疲れたのか、ちょっとうとうと気味…。

近寄ったらごろーんとお腹を見せて寝そべってしまいました(笑)

 

 

うとうと…。

 


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ショクバでの会話。

「土曜日、八重岳行ってきたんですよー」

「え、八重岳にはなんの史跡があるの?」

……そうきたか(笑)

先日、新報で“琉球歴女”で掲載されたので
すっかりその目で見られるようになりました(^^;)

今日はお茶飲んでたら、

「おっ、さすが歴史が好きな人は飲み物も古いものだねー(笑)」

…いえ、コーヒーが飲めないだけデス。

ってか、お茶=古いものってウケる(笑)


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AMAMIKIYO-ニライカナイ伝説-

2013年01月28日 | ・肝高の阿麻和利レポ

「琉球幻想絵巻 AMAMIKIYO~ニライカナイ伝説~」

2013年1月27日(日)

国立劇場おきなわ小劇場

 

 

行ってきました(・∀・)ノ
1回目、2回目、両公演見ました☆

TAO Factoryの藏當さんがてがけ、
現代版組踊の卒業生やスタッフ(その名もTeam Next TAO)が作りだした
新作舞台、AMAMIKIYO.

琉球創世神であるアマミキヨをモチーフにした琉球幻想絵巻。

前もって「現代版組踊ではありません」と断り書きがあったので
どう違うのか、どう変わっているのか
まずはそこのところが興味津々でありました。

 

で、

 

なるほど。

これは確かに現代版組踊じゃない。

 

「歌」と「踊り」と「台詞」で構成されている舞台が「組踊」
それを現代的にアレンジしたのが「現代版組踊」

ちなみに現代版組踊はよく沖縄のミュージカルという風に紹介されるけど
厳密に言うとミュージカルとも違う。
役者は歌わない、というのがミュージカルとの最大の相違点。

でも今回の舞台は、
いわゆる役者どうしの台詞で構成される芝居はなかった。

言葉はストーリーテーラーさんの、
「台詞」と言うより「語り」のみ。

よって、舞台は主に歌と演舞による構成。

そして主役のアマミキヨが歌いながら舞う。

なーるーほーどー!
だからアマミキヨが京子さん(by愛~カナサ~)だったのか!

めっちゃ納得!そしてハマり役!
むしろこのためにこの企画ができたの?と思ったほど。

よって、イメージで言うと
演劇公演というよりは、歌とダンスのパフォーマンス公演って感じ?。

ちょっと「TAO」(※和太鼓の方ね)の公演思い出した。

歌と演舞に趣きを置いて、
公演に物語性を持たせて魅せるための演出を加える

そんな感じ

 

で、

それはめっちゃワタシ好み
ということもあり(笑)

 

45分弱の短い公演でしたが、
盛りだくさんの演舞に聴かせる歌、凝った演出、
なかなか見ごたえありました!

展開知ってからの2回目はさすがにあっという間に感じたけど…
もっと長く見ていたかったー。

 

 

≪映像・照明演出≫

冒頭はスクリーンに映像投影しての演出。
シルエットで映し出されたアマミキヨの演舞。

照明トリックで巨大に映し出されたアマミキヨのシルエットは
まさに神の偉大さと神秘さそのもの。

そしてその神秘的な演出が
一気に観客を神話の世界へと誘います。

続いての冒頭の踊りは「太陽の鼓動」をテーマに
アマミキヨの国土作りから。

真っ赤な太陽が昇って行くその映像と
照明を控えた舞台と重低音が鳴り響く音楽、
躍動する演舞がとても原始的でかっこよかった!

輝かしい太陽というのとはちょっと違う、
簡単には近寄れないような燃えるような太陽。
ワタシは「畏怖」だと感じました。

まさに太陽信仰。

 

そして直後のスクリーン幕の切り替えも
あまりの鮮やかさに唸った!
お見事でした

スクリーン幕が下りた時の舞台はかなりシンプルだったんだけど、
いつか予算がもっとついたら舞台美術がもっと派手だとなお良いだろうな(笑)
高低差ももっと出してさ。
本土の一流商業舞台だとそうなるんだろうな、と(笑)

真っ白いスクリーン幕で覆われていたシンプルな舞台との対比で
派手な(本格的な)舞台美術が一瞬で目の前に広がったら
それはそれはすごいインパクトになると思う。

 

≪衣装≫

新作衣装の数々、ステキでしたね。

華やかであり、幻想的であり、かつ琉球である。

でも「THE琉球」じゃなくて「琉球エッセンス」
ってくらいに押さえてきたのはツボでした。

特に創作舞踊の方々。

ウチナーカンプーでもカタカシラでもなく、
ドゥジン・カカンでもなく、
平安衣装チックなアレンジ。
それにプラスしての琉球エッセンス。

神話世界の話だもん

ビジュアルが「近世琉球」じゃ、やはり現世。

神話世界が1番「ファンタジー」に創作できる時代だろうしね。

アマミキヨも和洋折衷だったし
シネリキヨの筒描き紅型(風)の入った着物もかっこよかったです
(尚巴志や本部やアカインコも同じ類いのものだと思うけど、あれオーダーメイドしてるのかな。もしや本染め?)

装飾やフェイスペイントも凝ってましたね。

ただ、アンケートにもちょっと書いたけど、
ラスト演舞の女サンの衣装だけ、ありゃちょっとイタダケナイ;
衣装バリエーションを増やして華やかさを出すこと、
衣装替えに時間がないことなど色々と事情は察せますが
ちょいと色味がキツすぎた。
(せめて足が黒ならまだ良かったんだろうけど…)
間奏で女サンがハケてからの他キャストでの演舞、
あの雰囲気、統一感(色味、トーン)を大事にするべきだと思いました。
太陽の鼓動の時の衣装でもいいと思うけどなー☆
女サンの演舞や笑顔はもちろんステキでしたよ!ブラボー♪

 

≪アマミキヨ≫

おお、ワタシが事前に紹介してたアマミキヨ関連記事、
結構タイムリーだったのでは?
(「アマミキヨのこと」「琉球開闢第一の地、安須森御嶽」←琉球七嶽)

国(国土)造り、
御嶽造り、
人造り、
人々の繁盛、

今回はココまで。
(五穀発祥についてはなかったです)

ちゃんとこの順番で展開されてて
なるほどなるほど、でした。
(先述したように役者の台詞のやり取りで進む物語じゃないから
「理解する」というよりは「感じる」というスタンス)

神々の登場もありましたが、
「中山世譜」にあるようにキンマモンとかオボツカグラとかじゃなくて
御嶽造りにリンクさせて「7つの神」の紹介に。

琉球七嶽それぞれの7つの聖地に関連付けた
一の神、二の神…というもの。

このシーンとても印象的でした
7つの神が最後に寄り添って1つになる所とか

琉球七嶽、パンフレットにも名前と場所だけ紹介されてたけど、
それぞれの意味を知っているとあのシーンをより深く楽しめると思います

 

≪シネリキヨ≫

シネリキヨ、シルミチュー、シネリク皆同一です。

対語みたいなもので

アマミキヨ⇔シネリキヨ

アマミチュー⇔シルミチュー

アマミク(阿摩美久)⇔シネリク(志仁礼久)

です。

で、今回はシネリキヨ。

一男一女の神として既に2人在り。
2人が人の誕生を願い祈り、人が誕生し、繁盛していくというものでした。

2人が寄り添い祈る姿が
いわばロマンス(笑)だったのですが。

個人的にはカーテンコールで2人が礼をして
舞台中央の壇上に登って行く時
シネリキヨがアマミキヨの背中に手をまわして促して
階段もアマミキヨに先を譲るジェントルマンなしぐさが胸きゅんでした(笑)

(2人が手をつないだりアマミキヨから手を差し伸べたりおもねることがなかったのも良かった。

琉球の神世界では女の方が男よりも優位なのだ。
常にアマミキヨが半歩前でシネリキヨがやや控えめにして対等じゃなかったのがグッ★)

さすがはY君…。

今回は柔らか琉舞は封印でしたが
ジェントルマンなのは変わらず、ですね。

そんでもって、シネリキヨと男性アンサンブルの演舞!!!

あれは文句なしにかっこいい!!

筋肉隆々!扇子の舞!太鼓!(エアーまで!?)
転がったり 飛んだりアクロバティックな振りも入ってて男らしさMAX!

鋭い目つきもオールバックな髪型もワイルドでクール!

やっぱり男性の男性アンサンブルはいいな

しかも高校生の時とは違って逞しくて大人な雰囲気!
男の子から男性への成長を感じた1シーンでもありました(笑)

 

≪テーマ曲≫

ニライカナイの曲、よかったです!

カナサの作る舞台楽曲、いいなぁ!
ドラマ性が感じられるメロディーラインが秀逸
早くCD出して~~~(^ε^)

「愛~カナサ~」の時とはまた一味違うのです。

京子さんの唄声も神秘さUPでまさに「琉球の女神」でした。
スタミナもスゴイ。

全体的にどの楽曲も神秘的で幻想的でかっこよくて大人な雰囲気でしたが
ラストの演舞は現代版組踊っぽい雰囲気でしたね。

あの曲、何かの舞台で使ったやつだよな…聴き覚えある…。
「花織の宴」?「百十踏揚」?と思って……

…今思い出した。
たぶんウチナー文化未来塾だよね?
(まだyou tubeでしか見てないのだ)

 

いや~、良かったッス、琉球幻想絵巻。

しっかり味あわせていただきました!

満足気分で会場を出たら正面に煌々と満月だし
なんかさらに余韻に浸れました

まだまだ荒削り、とおっしゃっていましたが
これからさらに洗練されて昇華していくのが楽しみです

 

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現代版組踊以外の舞台レポカテゴリ作りたいかも…。
この舞台は現代版組踊ではないですが、
がtっつり関係者の舞台ということで、こっちのカテゴリに分けておきます。

コメント返し遅れてます;ごめんなさい(>_<)

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いい月が出てる。

2013年01月27日 | ・現代版組踊レポ

晴れた夜空に綺麗な満月。

そして幻想的な舞台。


ああ、幸せだ



…しかし、腹は減る。

 

 

帰宅後、写真追加

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ひとあし、お咲きに。

2013年01月27日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 昨日行った、本部八重岳桜まつりの様子です。

お天気は晴れ。
(でもやや雲多し)

気温18度。

 

 

久しぶりにデジブックを作りました。

写真48枚を音楽にのせたスライドムービーです。

お茶でも飲みながら、
まったりと桜色に染まるひと時を楽しんでいただければ幸いです
(クリックで再生。BGMあり)

 

 『ひとあし、お咲きに。』

 

 

ちなみにタイトルの「ひとあし、お咲きに」は
チラシから拝借しました(笑)

例えばこんな写真が入ってます↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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冬の晴れた日に、

2013年01月26日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

一昨日の時点では曇りの予報だったけど
昨日になって晴れ予報に回復

というわけで、行ってきました!

桜チャージしに八重岳へ

やはり3年前の時(→ )比べると、
桜の咲きっぷりはまばらで今ひとつ。

上の方はもう見ごろを終えてスカスカでした。

今は中腹~その下あたりが見どころかな?

海がきれいだったので、瀬底島にも寄りました。

寒いのは超ダメなワタシですが、
冬の晴れた日はまた独特の心地よさがありますね

八重岳から臨む、伊江島タッチュー。

望遠レンズでパチリ

 

3年前に比べると今ひとつ、
とは言ってもそこは写真の撮り方(演出)次第。

たくさん撮ってきたのでまたまとめてご紹介しますね

 


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シルミチュー

2013年01月25日 | ・琉球史散策/神話・近代

アマミキヨ関連で、今日は浜比嘉島のもう一つの史跡、
「シルミチュー」のご紹介。

こちらは「お墓」ではなく、「霊場」として知られています。

勝連“町”時代のままの案内板↓

ここでのシルミチュー(シネリク)、アマミチュー(アマミキヨ)は一男一女の人。

天から降臨した中山世鑑のアマミキヨ伝説とは
ちょっとニュアンスが違う。

ではちょっと中山世譜の冒頭をご紹介。

 

未生のはじめを対極と名付ける。

その時は混沌としていて、陰陽清濁の区別がなかった。

やがて、おのずから両義に分かれ、
清いものは昇って陽となり、濁ったものは降りて陰となった。

これから天地の位置が定まり、人物が生じた。

 

はじめ、一男一女が大荒の際に生まれた。

男性はたくましくて女をなつかせ、
女性はすなおで男にしたがった。

月日がたち、おのずと夫婦の道がひらかれ、
人倫が始まった。

 

参/「蔡鐸本 中山世譜」(原田禹雄訳注)

 

この一男一女が、シルミチューとアマミチュー。

神と言うよりは人間っぽいね。

そもそも「アマミチューの“墓”」というのも
人間っぽいしね。

人から神に昇華したパターンかしら。

そしてこの二人から三男二女が生まれ…
というのは中山世鑑と一緒。

まぁ、神話の世界は諸説あるもので、
『沖縄琉球王国ぶらぶらぁ散歩』によると
アマミキヨは独りではなく集団で海を渡ってきたというのが定説
とも。

ってことは、
アマミキヨとは個人名ではなく団体名だった(!)
という解釈もアリ…!?

東洲斎写楽のように。

↑石段を登った先には洞窟。

柵がされていましたが御願などの時は入れるようです。

洞窟の入り口には大正6年の石碑。

デザインからして大正っぽい。

近代の史跡としても観れる。

すぐそばは海なんだけど、
緑深い空気に包まれた独特な空間の
シルミチューでした。

 

 


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ドーン!!! と。

2013年01月25日 | ・沖縄トヨタ×琉球偉人

沖縄トヨタ×琉球偉人CMシリーズのおかげで
トヨタ車に反応してしまうようになった和々です

特に護佐丸のマークXと尚巴志のクラウン(笑)

 

で、ドーン!!とでっかい尚巴志様のポスターが届きました

かなりインパクトのある直球のデザイン。
しかもB1サイズ。

これが4名分4枚、並んで貼られたら圧巻だろうなぁ。

楽しみです。

 

ところでみなさまは個人編CMは見られましたか?

You tubeにUPした再生回数をみてみると
どうやら各偉人の人気度(認知度?)が分かるようです(笑)

やっぱり阿麻和利が1番人気。

一時は護佐丸がトップだったんだけど。

 


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Artistic?

2013年01月24日 | ・徒然日記

さっきの記事でデジブックを添付したので
久々にこれまでのmy作品をちら見してみた。

再生回数は少ないんだけど、
このデジブックの写真が1番“アーティスティック”と思う。
(カメラ女子じゃなくて(笑))

今見ても、この写真たちは結構気に入ってる♪

 

『嗚呼、諸行無常』
(2010.6制作)

関連過去記事は→

 


なお、myデジブック一覧はこちらから

デジブック、もう2年くらい作ってないな~;


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桜不足。

2013年01月24日 | ・徒然日記

…今日、金曜日モードだったけど実は木曜日だった。

うぅ、あと1日ある…。

今週から年に一度の一大プロジェクト(×2)に突入しています。

面積の大きいシゴトは体力使います…。

お陰でやたら眠い、今日この頃。

 

 

今週末、桜まつり行こうかなと思ってたけど
お天気下り坂になってる~

晴れた日じゃないと写欲もダウン

どうしようかなぁ…

なんか今日の新聞に
「末吉公園内で桜が満開」
ってあったけどマジ?

ワタシの生活圏内は桜、全然なんですけど…。

別に「まつり」じゃなくても満開の桜の下で
桜を満喫できたらそれで満足なんだけどな。

前ショクバは敷地の内や側に結構立派な桜の木があって
満開の時はそれはそれは素晴らしいものなのですが(→ 
こっちに来てからは、まだ立派な桜の木に出会えてない…

去年、今年の台風の塩害の影響なのか、
もうそんなに咲かない(咲けない)のかなぁ…

 

嗚呼、満開の桜in青空が恋しい。

2年前を懐かしんで、桜デジブック、貼っとこ。


↑クリックすると再生されます(BGMあり)

 


今帰仁グスクとかはどうかな~?
みなさんトコはいかがですか?
↑ぽちっとしてくれたら嬉しいです☆


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程順則○○記念

2013年01月22日 | ・琉球史散策/第二尚氏

去年の秋頃からか、
なんか最近妙に程順則(名護親方)関連のものが目に付くな~、
自分の意識のせい?(←程順則勉強中)

と思っていたのですが、

この間、もしや…と思って調べてみたら、

 

…ビンゴ!!

 

今年2013年は、

程順則、生誕350年だそうで。
(程順則1663-1735)

節目の年となれば、そりゃ色々企画されるわな。

 

 一応ワタシの今年の目標に
「程順則関係でなんかやる」
という至極漠然としたものがあるので(笑)
とりあえずこのブログでも程順則関連ネタを披露していけたらと思います。

でも程順則の生い立ちや偉業を紹介するのは
他のブログやサイトにもたくさんあるので
ワタシはワタシならではのマニアックかつ女子な視点で(笑)
“人間・程順則”を紹介できればと思います。
(前例→程順則の履物

 

じゃ、とりあえず今日はコレを。

この間TVつけたらたまたまやってた
『いっこく堂と名護親方の琉球いろはうた』
(毎週水曜19:54~2:00 QAB)

それに出てきた、あの有名な程順則の肖像画を見た瞬間、

 

「…あ。」

 

…いかん!
秋に使ったこの程順則のイラスト、
大事なアレ描き忘れてる!!Σ(゜д゜;)

 

歴史上の人物を肖像画から描く時って
こういうのって結構大事なポイントだよ!?

見落してしまってたのは不覚!!(ノД`)

 

というわけで、↑修正したのを再掲載。

どこが修正(追加)されたのか、分かるかな?

 

 

思武太バージョン。

 

はい。もうおわかり?

 

鼻の横のホクロです。
(ホントは鼻の斜め下なんだけど…)

 

まぁ、どうでもいいと言ってしまうこともできるのですが、
もし肖像画をモデルに描かれた絵や役者が、
このホクロまで忠実に表現されてたら

史料に基づいた、知る人ぞ知る的な鑑賞ポイントとして

かなりのニヤリポイント

だと ワタシは 思う。

ある意味、歴史的リアリティというか(笑)

わざわざ肖像画に描かれているくらいだし
結構ハッキリしたホクロだから
描くべき「人間・程順則」の特徴だったんだと思うのです。

1番分かりやすい画像が掲載されているサイトはこちらから

 


ちなみに「琉球いろはうた」の程順則人形はちょっと怖い。

今日もご訪問ありがとうございます。

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本文と全然関係ないけど来年の今頃の自分のために覚書。
マス分割印刷、ペイント、ページ設定→横×縦 B4

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百十踏揚行脚~安里八幡宮~

2013年01月21日 | ・『百十踏揚』を読ム

那覇市安里にある安里八幡宮。

次々と新しい建物がたてられ沖縄県屈指の“都会”になった
那覇新都心のすぐそこ。

密集した住宅街の中に
ちょこんとありました。

では、久々に百十踏揚行脚記事。

 

■安里八幡宮■

安里村に差しかかった時のことだ。

鳥が一羽、鳴いて飛んで行った。

尚徳王は素早く弓矢をつがえ、

≪若し我、奇界を平ぐるを得れば、一矢にて鳥を射落とさん。
若し平ぐることを得ざれば、又射ること得ざらん≫
(球陽)

と、天を仰いで祈り、

ハッシ!

と、弦音を響かせて矢を放った。

矢は見事、鳥に命中し、鳥は射ぬかれて落下した。

可哀想に、何の鳥だったか……。

しかし、勇み立つ尚徳王は、鳥の命など省みる心なんかない。

鳥どころか、これから喜界の人民を、
殺しに行くのだった。

飛ぶ鳥を射落として、尚徳王は、

「喜界はもはや平らげたも同然」

と大いに喜び、兵たちも歓呼を上げて、王を讃えた。

(凱旋後、尚徳王は鳥を射た安里村に宮を建て、八幡宮と名付けた。)

 

「百十踏揚 627-」(与並岳生著/新星出版)

あ、そうそう、もうお分かりかと思いますが、
尚徳と言えば刀よりも弓というイメージはここからです。
(@琉球戦国列伝)

ちなみに尚徳の神号は「八幡之按司」

八幡は軍神、武の神。

左三つ巴は八幡の紋。
(→尚家家紋、左三つ巴を考える【2】)

なので碑↓にある左三つ巴は、
尚徳王という尚家に関係のある神社だからではなく、
左三つ巴がもともと八幡宮の紋だから。

だーかーらー、


なんで尚家の家紋が左三つ巴なのか
なーぞーなーのーでーすー。

いまだに。

一体いつこの左三つ巴が琉球に入ってきて
いつから王家(尚家)の家紋になったのか。

家紋フリークのワタシとしては
どうしても気になるのです…。

ついでに言えば、
尚泰久の三男である尚徳の神号は八幡之按司ですが、
尚泰久の四男は八幡加那志。

仲栄真グスクに住んでいたというあの四男。

八幡が2人いる尚泰久の息子たち。
(でもおそらく異母兄弟)

なんだか深読みしちゃうのはワタシだけ?

とりあえず琉球における左三つ巴の謎は
尚徳とかここらへんの年代になにかある気がする…。
(今のところ最古の左三つ巴は1500年の百按司墓木棺)

尚家の家紋になったのは、もっと後だとして。

社の中心には鏡。

お賽銭箱の隣には
オリオンビールのダンボール箱(笑)
(もちろん空箱でしたが)

 


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多肉植物ちゃん

2013年01月20日 | ・徒然日記

 今日我が家に来た多肉植物ちゃん。

プチケーキみたいに白いお皿に並べて見た。

うん。

かわいい

 

 

植物はどうしも寿命があったり、
逆に成長しすぎたりするので

2~3ヶ月くらいをメドに買い替えたりします。

 

 

お皿にならべた4つの多肉植物ちゃんは玄関に、

木の輪切りコースターに載せた2つの多肉植物ちゃんは
パソコンデスク横にスタンバイです。

 


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*おまけ*

向井理の味の素CMに釣られて、きのことしょうがのコンソメスープ作った(笑)

でもしょうがを擦るための道具がなかったので刻みしょうが。

これに水餃子とか焼いたモチとか入れて食べてもおいしいはず♪


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