がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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「万国津梁の鐘のものがたり」公開!

2022年10月16日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

以前もちらっと書いていましたが、
ワタシがイラストを担当させていただいた
簡易アニメーション「万国津梁の鐘のものがたり」が
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)で公開されました~!!

 

「万国津梁の鐘」が見てきた
琉球・沖縄の歴史を紹介する
絵巻絵本のようなかわいい動画です(約9分)。

大航海時代や王国時代の話だけではなく、
近代や現代もカバー。
万国津梁の鐘が県博に収まり、
今、そこに「ある」までのものがたり。

 

今回はオール紅型風味テイストです。

30点あまり描いた中で
私が一番気に入っているのは…

 

 

屋良知事です☆

 

「万国津梁の鐘のものがたり」は
県博のエントランスホール(無料)でエンドレス再生中です。

ちょうど「琉球」展も始まりましたし、
県博にお越しの際は是非見ていただけると嬉しいです


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阿麻和利アニメ「勝連おもろそうし」期間限定公開中!

2022年10月14日 | ・琉球史散策/第一尚氏

4月からあまわりパークで公開されていた

歴史ショートアニメ『勝連おもろそうし(阿麻和利編/百十踏揚編)』。


有料会場内限定で、しかも決まった時間しか視聴できないので
タイミングが合わないと2本とも見る、というのはなかなか…。

 

しかし、この2本を、

世界中のどこからでも!
あなたのスマホで!パソコンで!
好きな時間に好きなだけ見られます!


あまわりパークオープン1周年を記念して、
YouTubeに期間限定公開!
勝連城跡HPにもあまわりパークのインスタにも
うるま市観光協会のTwitterやインスタでも何も情宣されてなかったから、
最近知って驚いたんだけど今月の頭から公開されていたようで…

 


「期間限定」と書かれていますが
いつまでなのかは不明。(←おいーー)


いつ消されるか分からないので、
今のうちにチェックしてみて下さーーい↓

 

勝連おもろそうし−阿麻和利(あまわり)編

 

勝連おもろそうし−百度踏揚(ももとふみあがり)編−

 

私のおすすめは阿麻和利編♪

 

私が思っていること、言いたいことが

ぎゅっっ!!!

と詰まってます!

 

「肝高の阿麻和利」や「二童敵討」でおなじみの
組踊衣装姿の阿麻和利も出てきますが
時代考証を踏まえた鎧姿や常服姿の阿麻和利も登場!
髪型も、古琉球の横耳カタカシラになっています。

これまでの「阿麻和利像(ビジュアル)」との違いも
楽しんでいただければ思います。

 

また、勝連グスク一の郭からみた中城湾の風景や
勝連の城下町の風景も必見です!!
こういうのこそ、アニメならではって感じですよね♪


↑アニメの歴史衣装原案になっている『琉球戦国列伝(新装改訂版)』より

 

この作品についての私の想いなどはこちらで。

阿麻和利がアニメ化!「勝連おもろそうし」

 

でもやっぱり「カナ」のイントネーションは気になるよ~~~
現代の女の子の“佳奈ちゃん”みたいだよ~~~
イントネーションまっすぐの「カナー」だよ~~


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土偶の日

2022年10月11日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

去った10月9日は語呂合わせて
「土偶の日」
でしたね。

ワタシも前々から縄文文化に興味があって
土器や土偶の不思議な造形も大好きであります。

 

普段、琉球枠で活動している私ですが
土偶の日は土偶で参加!

 

 

土偶と言えばこのビジュアルを思い浮かべる人も多いくらい
土偶の代表格、遮光器土偶ちゃん!

マイブームの藍型風味で。

 

 

茶色バージョンもあるでよ。

なお、資料にしたのはおきみゅーに以前あった
ガチャガチャで手に入れたミニフィギュア。

現在ショクバのマイデスクに鎮座しています♡

 

 

 

私の好きな土偶の別種がみみずく土偶。

実はワタクシ、去年まで約2年ほど某大学に通ってたのですが
その授業の課題(文化財紹介シート)で作ったのがこちら↓

 

 

使用している文化財画像は「東京国立博物館画像検索」より(課題指定)。
https://webarchives.tnm.jp/imgsearch/index

裏面はワークシートにしてみた。

 

ワタシは描くことが1番「観る」ことに繋がると思っています。
でもただ描けと言われても、
きっと難しいしそそられないと思うので、
きっかけの「問い」と、それに伴う「思考」、
そして「アレンジ(自由)幅」を。

つまり答えは一つじゃないっていう。

ただの見たまんまスケッチにしていないのはその為。

なお、このワークシートを描くのに
表の解説文がヒントになるようにもなっています。

「当時の人(縄文人)」を考えながら土偶を「観て」みると
その髪型や服装、装飾品など、いろいろなことに気づかされます。

 

 

で、描いてみたのみみずく土偶ちゃんの図。
(※私個人の解釈です)

むかし、美容系の人の縄文人髪型の再現の記事を見たことがあるんだけど
本当にすごい造形、まさにアートですよね。

 

ワークシートは女性の土偶でしたが
男性の土偶とか、あと埴輪とか、
いろんなバージョンで作ってみたいです♪


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