がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

出土した古琉球の武具

2014年08月30日 | ・琉球歴史/文化風景

 

勝連グスクふもとの休憩所には、
発掘された品が展示されています。

古琉球の時代、権力の象徴だった瓦や、
陶磁器などの生活品に混じって、
石弾や武具の一部も見ることができます。

このような出土品(と解説)を見ると、
琉球の武具が日本式甲冑だったことが分かりますね。

↑に写ってる鎧のパーツ、
琉球戦国列伝でもちゃんと描いてるので
ヒマな方は探してみてください♪

 

*ヒント*

 

写真撮影は確認済


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書家・尚育王

2014年08月28日 | ・琉球史散策/第二尚氏

テンペストでもお馴染の文化人、尚育王。

違う記事準備してたけど、
やっぱり今日はコレかなぁ。

 

尚育王の「書」発見 1838年、国宝級
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230773-storytopic-6.html
(写真あり)

 

gooニュースのトップにも出てたよ。

 

尚育王の書は
以前、那覇市歴史博物館でも見たことがあります。
伊江御殿家資料

1830年ごろの書らしいので、
生年の1813年から計算すると、17歳の頃の書がこれです。

“書家”尚育王、納得です。

 


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首里そば

2014年08月25日 | ・沖縄のcafe、お食事処

 

沖縄のソウルフード、沖縄そばの中から、
今さらながら「首里そば」をご紹介。

昼の時間帯にしかやってないので行列必死!
14時頃の閉店時間前には売り切れ必至!
…で有名なそば屋さん。

小・中・大とあり、
いつもなら大を選ぶところなのですが
そう言う人は首里そばでは「中」にして、
じゅーしーも一緒に注文するのをおススメ!
(なのにじゅーしーの写真なくてスミマセン;)

あっさりタイプのそばに
味のしっかりしたじゅーしーとのバランスがたまりません

あー、じゅーしー食べたくなってきた♪

 

撮影/2014.2

 

*首里そば*

那覇市首里赤田町1-7
098-884-0556
11:30~14:00頃(売り切れしだい終了)
定休日:日・祝
駐車場 少々あり

 


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百十~MOMOTO~

2014年08月24日 | ・現代版組踊レポ

 

現代版組踊「百十~MOMOTO~」

2014年8月22日(金)

国立劇場おきなわ小劇場

 

待望の再演、観てきました!

阿麻和利死後の百十踏揚の生き様に
スポットを当てた物語。


ストーリー展開は前回の公演と大きく変わらず、
My favorite book「琉球王女 百十踏揚」(与並岳生著/新星出版)
ベースに進んでいきました。

 

*百十踏揚*

前回とは違って装飾や髪形などのビジュアルも
肝高の阿麻和利と一緒で、スピンオフ感が2割増し☆

衣装(打ちかけ)も3回変わって華やかさもありました。

百十踏揚本人は、
一言で言うと「かわいかった」です。

やっぱり百十踏揚は絵にかいたようなTHE姫であってほしい派(笑)

でも姫でありつつも時には凛とした表情も垣間見え…
心情表現がとーーっても難しい役柄・内容だったと思いますが
よく演じていたな―と思います。
でもまだまだ深化・パワーアップできそう!

今回は自殺未遂のシーンが追加。
百十踏揚がある種の「強さ」を見せる所。
緩急効いた展開は迫力ありましたね。
このシーン、次は金丸ガン見しよ。
飛んで行った懐剣の鞘はどこへ…(笑)

個人的には同じくらいの強さが後半にも欲しかったかな。
田場を説得するシーンとか。
諭すというよりも、むしろ是が非でもというような必死さ。

「THE姫」からの脱却、的な。

 

 

*大城賢雄*
(そう言えばこの舞台での明記は賢勇じゃなくて賢雄なのね)

キャストとしての賢雄はもちろん、
賢雄歴の長い“真五郎”、“賢雄衣装”の田場大親と
なんだから「わ~、賢雄がいっぱ~い (´∀`)」ってなりました(笑)

賢雄の籠手(リストバンド)にちゃんと夏氏の家紋入れてたの、
ちゃんと気付きましたよ。うふふ。

あと、個人的には賢雄の眉と目の距離が詰まった感じの
濃ゆくてワイルドなメイクがツボでした。
これで顎髭がもうちょっと濃かったら、
体格・声含めてもろイメージ通りど真ん中(笑)

それにあれだけ体格良くて長髪ポニテとかね。
もー、開幕早々悲劇のシーンなのに満面の笑みになってしまったよ(笑)

子どもをあやすのに不器用な感じもよく出てたし(ほほえましい(*^m^*))
ワイルドさももちろんあったし(VS真五郎いいねぇ~♪真五郎かっこよすぎ。三白眼のガリ台無し(笑))
やっぱりハマり役!
肝高の阿麻和利と違ってセリフ量もあるし♪(笑))

 

 

*思徳金*

小説にはないオリジナルの描写。
百十踏揚と思徳金の別れのシーン。


思徳金の最後の叫びって、小さくても“武士”だなぁ…と。

分かってないふりして実は彼なりに分かってる。
子どもながら武士として男として、気持ちを押し殺して。

でも思わず想いは溢れ…ってね。

小説ではもっと小さい(幼児くらい)んだけど、
少年に押し上げ舞台ならではの表現として、
いい見せ場ですよねー。

音楽との演出もニクイ。

お隣に座ってたお姉さんが号泣してました。

 

  

*金丸*

まるで棒読みのような、淡々と事務的で無機質な感じが良かったです。

でもだからこそ、最後の最後にちらりと見せる迷いのシーンでは
人間性がもっとでると良かったな♪

対比(変化)がもっと大きいといいのかな?

前半の「悪っぽさ」さえ出さないくらい
無機質でもいいのかもしれない。

やっぱり金丸、演じがいがありますね。
全然違う人物表現でもイケると思う☆

 

 

*演舞*

百十踏揚の演舞(神舞のような)もあると良かったな~。

全てセリフとやり取りでコトが進んでいたので
複雑で繊細な内面に趣を置いた舞台だからこそ
感情表現としての百十踏揚の舞があると
ぐっと深みが出ると思いました。

百十踏揚の舞は最後の演舞にちょっとだけありましたが
どうしてもオマケ的なので
メインで舞うシーンがあるといいな!

花織の宴でのチルーやAMAMIKIYOのような。

そしたら同じく賢雄にもあるといいな―と思ったのですね。
例えば首里軍に攻められるシーンは割とそのまま交戦のマイムって感じの動きでしたが
そこを思いきり抽象的にしちゃって剣舞のようにしてみたり。

詳しくは分からないのでアレですけど、
見得のような振りもあったので、そういう歌舞伎や組踊のフォーマットのようなものを
前面に出してしまってもいいと思いました。 

ちなみにこのシーンの音楽が1番好き!

 

そういや、クライマックスの演舞シーンにちょっと違和感あったんだけど
なんでかちょっと分かったかも。

たぶん、前シーンで暗転して場面転換して
すぐ音楽・演舞だからだはず(だった…よね?)
ストーリーテーラーとかキャストとか、
物語の一部とクライマックス演舞がリンクしないで
最後の演舞シーンだけが独立してるから
イマイチつながりと言うか気分的な盛り上がりがなかったのかも?

冒頭だけでもしっかり融合させられたら
観てるほうもこれまでの感動の気持ちがわーって高まって
最後の最後の手拍子や拍手まで盛り上がって繋がっていくはず。

肝高の阿麻和利なんか、その点スゴイよくできてるな―って思います。

 

 

*別れ*

小説「百十踏揚」ファンとしては
賢雄と百十踏揚・思徳金の別れのシーンはほしい所。

小説読んで、賢雄に対して1番ほろりと来たシーンだし、
百十踏揚の、賢雄に対するわだかまりが本当の意味で溶けて
“賢雄を許し、受け入れられた”のはこのシーンだと思うから。
(舞台では百十踏揚が心を許すの結構早かったけど)

ああ、でもすぐに百十踏揚と思徳金との別れのシーンもあるから
そこに比重を置くためにカットというのもあるのかも?

時間的制約もあるだろうしね…。

ここは原作のお楽しみ、というのがいいのかな?

と言う訳で原作小説も、おススメです!!(`・ω・´)ノ
まずは読んで!!
(過去記事→小説・百十踏揚のススメ

 

 

*位牌*

前回1番心揺さぶられた天上の阿麻和利・賢雄との対話シーン。

…ゴメン、どでかい位牌には笑っちゃいました(^^;

あれだけ具体的にどーんとでっかく出されたら、う~ん…;
(大きさ的にも位置的にも阿麻和利や賢雄、喰ってたような…)

抽象的できれいなセット(垂直的な何か)にするか、
もしくはなくてもいいかも~(^^;

百十踏揚を二人がどう連れて行くかは
前回のこともあったのでガン見ですよ。
うん、自然でしたね。今回はツッコミなし(笑)

 

 

*年号*

ところでタオのFBやチラシやパンフレットを見て
ずーっとずーっと思ってたんだけど
…なんで14世紀??
護佐丸・阿麻和利の乱の1458年は、
百十踏揚が生きた時代(少なくてもメイン)は15世紀だよ??
舞台内のナレーションでも14世紀って言ってたし…。

あと、百十踏揚の没年が1499年って明記してたのは
何か資料やこだわりが??と気になりました。
(1499没なら再会した思徳金、30代半ば~40代だね(-_-;))

資料や伝承があるなら詳しく知りたい♪

ちなみに小説では1474・5年没って設定です。
(1499年は死後の時代ということでエピローグに出てくるけどネ)

 

 

ってなことで、正直なトコロ、
前回の印象が美化されすぎてしまったのか
期待しすぎてしまったのか
決して悪くはなかったんだけど、
どこか何か物足りないといういうか、
ちょっと「あれれ?」という気持ちが残ってしまいました。

なんでかなってめっちゃ考えたので
分析みたいなレビューになっちゃいました;

ワタシ自身の、見る側の問題もあるのかもしれないけどね。
うむむ。

まぁ、それも今回の正直な感想として、
ちょっと迷ったけど書いておくことにします。

次回も行くので(チケット予約済み♪)
またどのような進化・深化があるのか楽しみにしてますよー。

応援してます(`・ω・´)ノ*

 


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古琉球の聖母

2014年08月20日 | ・琉球史散策/第二尚氏


尚真王の素晴らしい行いを讃えた碑文、
「国王頌徳碑」

今は復元されたものが
首里城レストセンター前の芝生広場に建っています。

この碑文には第一尚氏王統時代、
盛んに行われていたという「殉死」を
尚真王が禁止したということが書かれています。

 

参/「あやしい!目からウロコの琉球・沖縄史」(上里隆史著/ボーダーインク)

 


尚真は母・オギヤカが死んだ時に
殉死を禁ずる命令を出したそうです。
(who's オギヤカ?→  

では実際にはなんと書いてあるのでしょう。


碑文の中から
オギヤカの記述部分を探せ!

 

 

オギヤカ、オギヤカ、オギヤカ…

 

 

 

答えはこちら↓

 

 

 

「聖母入滅」

 

オギヤカ=聖母。

 

いや!分かってる!
そうとも言うだろうさ!
別におかしいことじゃないだろうよ。

でもやっぱり現代のワタシタチに取っては
聖母=マリアのイメージが強いから
直球で聖母と書かれると
なんだかオギヤカのイメージ変わりますよね~(笑)

いや、もしかして、
オギヤカが自ら、
自分が死んだ時は殉死させぬよう
尚真に遺言していたとしたら……

まさに“聖母”オギヤカだったのかもしれない。

 

オギヤカ主人公の物語できないかなー。
「オリオンびあぶれいく/斎場御嶽ものがたり」
も止まってるしな―…。


コメント (2)
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金武グスク

2014年08月18日 | ・琉球史散策/グスク時代

金武町にある金武グスク。

…の、城門の石です。

グスクの顔とも言える城門(付近)に
大きな切り石を使うことは
権威の表れでもあるそうです。

確かに、同じ大きさのものを築くにしても
小さな石をいっぱい集めて造るのか、
大きな石で造るのかでは
受ける印象違いますもんね。

金武公会堂の前で見ることができます。

立派なガジュマルの樹の下で。
(金武町と言えば、ガジュマル。伊芸のガジュマルとかね)

 

で、肝心の金武グスク本体はというと… 

たぶん、この一帯あたりかと。
金武公会堂裏の、上ヌ毛公園。

今ではグスクらしいグスクの面影は
見ることはできません。

御嶽っぽい所はあったけれど。

金武按司(?)やグスクにまつわるドラマなどが気になる所ですが、
探しきれませんでした。

城門の石を見る限りでは
それなりの規模だったような気もしますが…。

分かってないことが多いグスクのようです。

 

撮影/2014.4

 


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沖縄歴史検定/奄美・琉球世界遺産検定

2014年08月17日 | ・琉球/沖縄、徒然日記


↑クリックで拡大します

 

先日、ジュンク堂に行ったらチラシがあったのでご紹介。

2014年版の「沖縄歴史検定」と、「奄美・琉球世界遺産検定」です。
(あれ、いつの間にか名前変わってる…)

本番まであと約1ヶ月あるんで、
今から準備しても遅くありません。
(ちなみにワタシがやった勉強法はこちら

今は無料事前講習会もやってますよー。
東京・離島会場も!

合否ではなく得点によって級が認定されるので、
興味のある人はぜひチャレンジしてみては?

 

チラシには申し込み締め切りが書いてありませんが、
まぁ、結構直前でも大丈夫ってことなんでしょうか…。
(前科→

 

 

ワタシが受験した時(沖歴検'09、沖世界遺検'10)よりレベル上がっていそうだなぁ(^^;)


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トヨタカローラ季刊誌ティアララ5号

2014年08月16日 | ・沖縄トヨタ×琉球偉人

 

トヨタカローラ沖縄の季刊誌「ティアララ」5号が届きました。

前回に引き続き、
パペットの百十踏揚人形“ももちゃん”と巡る
地域紹介のコーナーもありますよ。

今回は読谷村!

座喜味グスク紹介ページで
写真で参加させていただきました。

無料冊子なので見かけた時は
是非手にとってご覧ください

 


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紙袋+手ぬぐい

2014年08月14日 | ・手ぬぐい活用術など

 

旅行に行った時に大活躍するのも手ぬぐいですね。

ファッションアイテムとしても、
便利グッズとしても、色々使えます。

この間の旅で、ワタシが使った手ぬぐい活用術。
まだブログで書いてなかった使い方を2つをご紹介。

 

旅行で欠かせないのは…そう!お買い物!
お土産など紙袋いっぱいにお買いもの…なんてことも。

しかし本土だと特に電車やバスの移動がメインになるので
他人との距離が近いこのような場所では
口が大きくあいた紙袋を提げているのは気になるもの…。

そこで、手ぬぐいをさっと出し、
袋の中にかぶせるようにして覆えば
上手な目隠しになります。

ハンカチとは違って手ぬぐいは幅があるので
ちょっとやそっとのことでは
外れたりずれたりしないので安心!

紙袋だけではなく、
今の時期だと口の開いた籠バッグなんかにも使えますよ

 

もうひとつ。

中身が思いと持つ手が痛くなってくるのが紙袋。

そこで取っ手にたたんだ手ぬぐいをくるっと巻くと、
持った時の食い込みが緩和されてだいぶ楽になります。

スーパーの袋なんかでも応用可。

お試しあれ。

 


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2014イチハナリアートプロジェクト【前期】その2

2014年08月13日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

前記事の続き。

イチハナリアートプロジェクト【前期】の作品で
特に気に行ったのモノをピックアップしてご紹介。

まずはこちら。

 

 

三輪恭子さん作。

古民家を使ったインスタレーション。

これは「うわぁ」ってなりました。

いい意味での裏切り&びっくりがあって
これが1番印象的でお気に入りデス。

古民家の臭い、静けさ、薄暗い中に差す光、
かすかな風で揺れるモビール、
写しだされる“風景”

これは写真では伝わらない。

是非とも実物を見て体感してください。

 

やっぱり最近はインスタレーションや
その要素がある作品に惹かれるなぁ…。

 

続いてはこちら。

 

 

沖田民行さん作
「勝連城の戦い」

これは「おおっ!!」ってなりましたね。

琉球歴女としては喰いつかないわけがない(笑)

やっぱりこうやって視覚化されたものは
分かりやすくていいですね!

これ、アーティストショップで縮小版が売ってたけどほしかった~!(笑)
(でも3万越えはさすがに…(^^;)アート作品としては安い方だろうけど)

個人的には四の郭の「谷感」がもっとあってほしかったな。、
あと、どこかに瓦を描いてほしかったけど、
まぁ、いいか。

歴史資料としてのものではなく
あくまでアートとしての作品だろうから。

いやー、これ、是非ともシリーズ化してほしい。
(薩摩侵攻時の「首里城陥落」という作品はあるみたい!→

 

で、探すよね?

もちろん。

あの方々を。

二刀流と、赤い奴がなんかあやしい?(笑)

 

最後はこちら。

 

川崎泰史さん作
「あいつなんて?」

ふきだしを具現化するとはすばらしい。

目元とか口元の微妙なフォルム、色合い
柔らかな表情がとてもステキでした。

材質は土(陶芸)かな?

女性のアーティストさんだと思ったら
男の人でビックリ。

 

 

*2014イチハナリアートプロジェクト*

前期 8/2~8/24
後期 8/30~9/28

旧伊計小中学校跡地&伊計集落内

10:00-17:00
(土日は~18:00)

駐車場あり

 


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2014イチハナリアートプロジェクト【前期】その1

2014年08月12日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

今年も行ってきました!

伊計島がアートの島になる、
2014イチハナリアートプロジェクト!
(2013のレポはこちら→ 関連してこっちも→

県内外からのアーティストの作品が
伊計島に集結!

今年も期待を裏切らない
素晴らしい展示会でした

 

まずは、イチハナリの看板。
おばぁシリーズ。

 

 

「オバーキャラバン」で撮りためた写真の数々。

楽しくアートに参加している様が実にすばらしい。

1枚1枚の写真を見るだけでも楽しめます。

いつか写真集、出ないかな~?(*^m^*)

ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの代表作
「マリリン」シリーズのパロディには笑った(笑)

ちなみにこのツルおばぁ人形は
勝連グスクの資料館でも会えますよ。

 

 

こちらもイチハナリの看板作品と言ってもいい、
ぶたさんシリーズ。

今回はチラシ・ポスターにも登場。

何匹のぶたさんがいるか、数えてみるのもいいかも?

 

 

イチハナリ絵―とプロジェクトの特徴は
アートの幅がすごい広いこと。

絵画、彫刻、陶芸、デザイン、インスタレーション、
…って、枠にはめることもできないものも。

そしてどれもが面白い。

どれも遊び心があって、
堅苦しいイメージはありません。

「何だこれっ!?」
「かわいー」
「これ、うける~(笑)」

っていうノリで鑑賞できます。

「美術館」ではなく、
「伊計島」だからこそ、いい。

「美術館」ではなく、
廃校や集落に展示されているからこそ、いい。

 

これでいいのだ。

 

 

教室を使ったインスタレーション。

大学時代、学祭でやったグループ展で
教室の机や黒板もひっくるめて紐でぐるぐるに縛って
結界を貼ったかのようなインスタレーションをしたことがあるんだけど
それを思い出した(笑)

今回はpokke104さんも参加。
pokkeさん、昔から好きなのだ。

ワタシタチが訪れた時は
台風の影響で教室内展示に変わってたけど
野外展示バージョンも観たいな。

 

 

野外展示。

全部は周れなかったけど、集落散歩をしながら
作品を探すのはちょっとワクワクします。

途中で海を見ながら休憩したり、
猫と遊んだり(^ω^)

 

 

今回のイチハナリアートプロジェクトは、
前期・後期に二期に分かれています。

後期も行くぞ~

小さな子どもでも楽しめる展示会なので
是非、伊計島まで足を運んでみてください!

 

今年からは入場料あります。

中学生以下は無料。

中学生以上は1人300円。
(でもチケット半券があれば期間内は何度でも利用可!)

安っ!!

いや、マジで。

 

*2014イチハナリアートプロジェクト*

前期 8/2~8/24
後期 8/30~9/28

旧伊計小中学校跡地&伊計集落内

10:00-17:00
(土日は~18:00)

駐車場あり


 

今回、特に気にいった作品を次記事で
ピックアップして紹介したいと思います

 


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日帰りやんばる旅、比地大滝

2014年08月11日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

カー&ヒージャーの納涼シリーズ。

今回は、カーやヒージャーではなく、
それらの大元とも言える(?)滝です!

国頭村にある比地大滝に行ってきました!

高さ25.7m、沖縄本島で最も水量の多い滝だそうです。

轟々とした音も相まってすごい迫力。

THEダイナミック!

沖縄でもこんな滝らしい滝があったんですね。

ものすごい傾斜をものすごい勢いで流れて行きます。

比地大滝は滝壺やその周辺では
泳げないようになってます。

うん、納得。

管理棟から滝までは徒歩40分。
休みながらゆっくり行くと50分~60分てトコ。

道のりは整備されているので安心。
階段が多いです。

一か所、吊り橋がありました。

下流の方では流れも穏やかで浅瀬になっている
川遊びエリアがあります。
(子ども連れも安心!)

水も冷たくてキレイで、
足をつけるだけでも気持ちよかった!

木陰でぷかぷか浮くだけでもサイコーだろうな。

 

日帰りやんばる旅、大自然の中で非日常を味わえました

 

*比地大滝キャンプ場*

沖縄県国頭村字比地781-1
TEL/0980-41-3636

入場料
大人500円/中学生以下300円

入場時間
9:00~16:00(4~10月)
9:00~15:00(11~3月)


 

*番外編*

「沖縄パワスポ散歩」(まのともま著/徳間書房)という本で紹介されてたんだけど
散策で汗を流したあとは、
すぐ近くにある「JALプライベートリゾートオクマ」の大浴場利用もおススメ!
http://www.jalokuma.co.jp/relaxation/detail/37
(女風呂からはこのサイトの写真みたいに海は見えなかったー。目隠し部分が多くて…)

ジャグジー、サウナもあって
外来者は一人1000円(幼児は500円)で利用可。
石鹸類、バスタオル、フェイスタオル付き。
女子には嬉しい、基礎化粧品やブラシなどのグッズも揃ってたので
着替えさえ持っていればOK!

沖縄では普段湯船につかるってコトないので
こういう時にリゾートホテルの大浴場でゆっくりするのも非日常。

何よりやんばるからの長い道のり、
スッキリ気分で帰れますよ

ただし、ここちよい疲れとお風呂効果で
気持ちよすぎて眠くなることもあるので注意(笑)


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中城グスクの発掘現場

2014年08月09日 | ・琉球歴史/文化風景

前回に引き続き、発掘関連の記事。

中城グスクでも発掘&修復工事が続いています。

↑は、一の郭に入る門の手前。

暑い中、本当にお疲れ様です!

一の郭の調査は終了していました。

芝生の一の郭を見るのは久々だー。

 

ちなみに遡って行くとこう。
(全て過去記事からの再掲載)

'13.7撮影↓

 

 

'13.3はこう↓

 

'10.6はこう↓


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勝連グスクの発掘現場

2014年08月06日 | ・琉球歴史/文化風景

勝連グスクに道路ができてる!
っていう記事を6月末にしました。

その記事の中で、
これまでの坂道も今まで通りあるらしい、
という受付のお姉さんに聞いたことを書いていたのですが…

 

発掘で道つぶしてるしΣ(゜д゜;)
(つぶしてるっていういい方はアレかな。掘ってる。)

それなら新道路を作ってたのも納得だよ。 

実は前回の記事をUPしたあと、
たまたまグスクの前を通って割とすぐに発覚したことなのですが
証拠写真を撮ってから…と思ってたら
1ヶ月以上たってしまいました(^^;

平日は発掘作業の様子も見れるので
夏休みの今の時期は平日訪問がおススメですよ!

 


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仲村渠樋川

2014年08月05日 | ・琉球歴史/文化風景

手ぬぐい記事から戻しまして、
涼を求めて、カー&ヒージャーシリーズ。

以前紹介した垣花樋川の近くにある、
仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー)。

国指定の重要文化財になっています。

仲村渠樋川の特徴は
大正2年の頃の姿に復元されていること!

例えば、共同風呂の五右衛門風呂とか。
(↑写真の瓦屋根の部分)

樋川はイカガガー(男性用)、イナグガー(女性用)と分かれていて、
女性用の所には目隠しの仕切りがあります。

瓦屋根の側、石垣で囲まれている所が
女性用のイナグガーです。

広場は男性用のイキガガー。

手前の1段くぼんでいるエリアはイモ洗い場。

水が再利用できる位置関係なのですね。

設置された口には「栓」がされていました。

本当はどぼどぼ流れるんだはず。


↑案内板。クリックで拡大。

周辺も石畳で整備されていてステキロケーション

夏の夜にはご近所さんで集まって
夕涼みとかよさそうですね

 

写真は去年の9月撮影


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