がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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木村英輝×脇坂克二手ぬぐい

2015年02月28日 | ・手ぬぐいコレクション

   

 

久々に即買いした手ぬぐいがあるので
今日は手ぬぐい記事をば。

京都の絵師で現代の光琳とも評される
木村英樹氏(通称キーヤン)と
マリメッコ、そして現在はSOU・SOUで活躍している
京都のデザイナー、脇坂克二氏
コラボしたデザイン
「笑顔の使者の宝さがし」の
手ぬぐい(2種)です!

手捺染/SOU・SOU謹製

キーヤンさんもSOU・SOUも大好きな私にとって
これは買わないとデショ!!
ということで、即買いぽち(※ネットショップ)でした。

さすがにこれは人気だったようで
現在は完売となっていますが、
同じデザインで風呂敷やがま口にも展開されているので
興味のある方はこちらをどうぞ。

絵手ぬぐいなので、
1枚は額装、もう1枚は姿見カバーとして
使っています♪

 

 

ついでにキーヤンさんについて。

キーヤンさんの絵のスタイルは主に壁画。

京都を中心に
街中でたくさん見ることができます。
(京都の人だったら見たことない人はいないはず)

とてもダイナミックで、
例えモチーフが野菜だっとしても
躍動感にあふれていて
すごくインパクトがあります。

去年京都に行った時
結構巡りました♪

 

 

例えば、

関西国際空港。

 

 

例えば、高島屋(京都店)。

 

 

例えば、青蓮院。

 

 

例えば、地下へと続く道のり
(四条通りのトコだったかな?)

 

 

ショップ兼アトリエの
キーヤンスタジオ(祇園本店)にも行きました。

 


壁に凹凸があってもなんのその! 

 

ちょうど外出しようとしていた
ご本人をちら見。

アトリエの見学表示はCLOSEDになってたのですが
スタッフさんのご厚意で
2階にも上がらせてもらって…




どーんとエビ!カッコイイ!!


アトリエ見学もできました☆

 

 

アトリエならではの
手作りの品も。

椅子とかかっこよかった!

スタッフさんがイチオシの品として
出して見せてくれたのが
タコを手書きした1点モノの桐箱!

 

 

なんてアーティスティックなタコ!(笑)

うーん、スゴイ!

 

分厚い画集を2冊買って
夏の暑い中、よいしょよいしょ
運んだのもいい思い出です。

 

京都のいたるところで見ることができる
キーヤンさんの街中アート。

京都見物の1つのコースにいかがですか?

 

毎年恒例の京都旅行。
今年はいつ行こうかな?

 


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シラシ御嶽

2015年02月26日 | ・琉球歴史/文化風景

 

座喜味グスクの近くにある、
シラシ御嶽(読谷村字上地)。

奥の白い岩が神の依代で、
かつて座喜味ノロが祭祀をとり行っていた
由緒ある御嶽です。

座喜味グスクも当時は「白石(しらいし)城」と言われていたようで、
このシラシ御嶽も座喜味グスクと深い関わりがあったのではないか
とも推測されています。

また、昔は船に関する伝達合図の「のろし」を
この辺りであげていたようです。

シラシ御嶽のシラシとは、
座喜味グスクを示す「白石(城)」の「シラシ」か、
「(船を)知らせる」の意味の「シラシ」か
それとも単純に「白い石」か。

興味深いトコロですが、
『読谷村文化財めぐり』によると
「知らせる」のほうが有力とのことです。

 

 

今は道路沿いの空き地の中に
ぽんっとあり、
見過ごしてしまうほどです。

しかし、ちょっと昔までは、
この一帯は座喜味グスクの麓まで続く
台地上の明るい松林だったそうです。

 


「読谷村文化財めぐり」(読谷村教育委員会/H17)

「読谷山路を行く」(曽根信一著/H8)
「琉球戦国列伝(2刷以降)」(上里隆史著/2012)

 


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工事中の三重グスク

2015年02月23日 | ・琉球歴史/文化風景

昨日・今日と全国的に
ぽかぽか気温だったようですが
沖縄は雨模様。

蒸し暑い月曜日でした

 

 

↑は約1ヶ月前の晴れの日に撮った
三重グスクの写真。

グスク内にあった建物(旧那覇信号所)の
撤去作業が行われていました。

 

以前(撮影'11.1)はこうだった鳥居側↓

 

木々が伐採されてすっかり様変わり↓

 

以前は拝所の所にあった木々も↓

 

伐採です↓

見通しスッキリ。

木々の木陰がすっかり無くなってしまったのは
ちょっと惜しい気もしますが、

その分、石積みがよく見えるようになっています。

 

拝所のわずかな木陰でひとやすみ。

にゃーん(・ω・)

めっちゃ人懐こい三重グスク猫さんでした。
(触り放題

工事看板によると
撤去作業は今月いっぱいの予定。

色々整備も進むといいですね♪

 

だんだん春に向かっています。

夏が待ち遠しい和々なのでした。

 

三重グスクについての最初の記事('09)→ 

 


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'14阿麻和利卒業公演&400万アクセス感謝

2015年02月21日 | ・肝高の阿麻和利レポ

体調不良につきお久しぶりのブログでございます。

改めまして、400万アクセス突破致しました。
いつも(更新滞っているときも)
たくさんのご訪問ありがとうございます。

これからも「がじゅまるの樹の下で。」を
よろしくお願いします

 

―和々―

 

 

 

ということで、肝高の阿麻和利卒業公演レビューです。

2015年2月14日(土)
きむたかホール

夜の最終公演をご招待いただきました。

浪漫の会の皆様、いつもありがとうございます★

 

前回見たのが平田大一さんとの特別バージョンで
その前がグスク公演だったので、
通常バージョンを見るのは
実は去年の卒業公演以来の1年ぶり(!)でした。

 

 

卒業公演ということで、
1番楽しみなのが肝子の設定。

今回は、去年の卒業公演とリンクさせた設定。
1年たって大きくなった「弟」が、
今度は「妹」を連れて再びグスクにやってきた。

実は引っ越すことになったから、
妹にもう一度生まれた場所を知ってほしい、と。

そしてハッタラーに会いに行く。

反抗期な妹と健気な兄(笑)

引越しして離れることと、
卒業して旅立っていくことが
うまーく融合されてて
とても良かったです!


 

アンサンブルさん。

三つ巴のシーン、伸びてるのは大歓迎!
相変わらずこのシーンが大好きです。

でも音のアレンジはちょっとおとなしめになっちゃった??

てんてんぶいぶいの男サンがハケる時に
最後の二人くらいが自らズラを取ってから走り去るのは
「そもそも始めから皆グルだった」感
が出てて良かったです。

その後の祝宴のシーンでは
演舞大メドレー!って感じで圧巻でした!

途中でセリフが入ったり音や動きが途切れることなく
次々と繰り出される流れはお見事でした。

ハッタラーも阿麻和利も参戦してたし、
扇子隊も!

男サンのこれまでとは違った「ゆんぐとぅ」も
かっこよかったな!
(KIMUTAKA公演で見たのと同じヤツかな)

でもこれまでのゆんぐとぅはもう無くなっちゃうのかな?
それはそれでちょっとさびしい…。

2幕開け前の客席ゆんぐとぅも無くなってたしね…。

あと今回久しぶりに後方客席だったのですが、
肝高の詩で客席通路でエイサーする男サンの、
笑顔でアイコンタクトが
相変わらず胸キュンです。

 

もーヤバいね。

 

これはねー、中央ブロック後方席の人は
絶対見逃してはいかんと思いますですよ(笑)

一生懸命汗かいて演舞してる時の
男の子の笑顔ってなんでこんなに
胸にぐっとくるんでしょう。

女子のとは明らかに違うものですよコレわ(笑)

男サンありがとーぅ!!

ってなる(笑)

あ、皆身長伸びたのかな。
前はもっとちびっこがいた気がするけど
大きくなってましたね。

 

 

去年も書いてたけど、
肝高の詩からダイナミック琉球への流れも
鮮やかな流れでした。

(その分、卒業セレモニーはちょっとぐだっとしちゃった感があるけど…まぁ、御愛嬌かな(笑))

女性ボーカルさん、うまっ!!(驚)
後半、口説部分のコーラスが秀逸でした!
アレンジ具合がすばらしい。

これまで色んな人の色んなバージョンの
ダイナミック琉球を聞いてきたけど、
これはまた聴きたいですよ。

 

 

阿麻和利君について。

細々した所で結構面白かったデス。

浪漫でハッタラーから花もらってたとか。
この花、その後のへんなじらーかどっかで絡むかなーと思ってたけど
それはなかったですね(笑)

でも百十踏揚との初登場シーンで
百十踏揚に何か手渡してたよね。
それが花だったりしたのかな、なんて思ったりしました。

へんなじらーは、
これまでと違ったパターンで
「褒めていじる」系でした(笑)

ジラーは確かに美形タイプでしたね。
賢雄みたいでした。

他にもくしゃみの後に、正義党の3人を総無視してツッコまれるとか
これまでになかった小芝居が面白かったです(・∀・)

まじめな部分としては、
(もしかしたら前も書いたかもですが)
王府から知らせを受けた阿麻和利が
葛藤しながら出撃を決めるまでの「間」がとてもよかった。

ちょっと長すぎるかなと思うくらい、
ギリギリのギリギリまでの長い間。

あれくらい長いからこそ、
阿麻和利の心の葛藤や迷いを感じるし、
観客としても
「え、何?どうするの?どうなるの?」って
ハラハラドキドするんだと思う。

これこそが「間」の意味だと思うし。

とってもよかったです。

 

その点、首里や金丸宅でのシーンは
やっぱりまだまだ「間」が無い。

尚泰久の葛藤、
金丸の懸け、
賢雄の勝負、
色んな思惑が交錯するシリアスなシーンなだけに
もっともっとそれぞれの思考の「間」が必要だと思います。

いつももったいないな―と思います。

長すぎる、と思うくらいがちょうどいいかもよ?

 

それと、護佐丸討伐後に百十踏揚に語るセリフ

「わしは 首里の王府のことには 首は突っ込まない」

これまでワタシがみた阿麻和利は全て
「わしはーーー!!」って叫んでたんだけど

ぶっちゃけちょっと違和感あったのよね。
酔っぱらってる感を出すためにそういう言い回ししてたのかな。

今回は、冷静に、落ち着いた感じで

「わしは、」

と言ってたのは個人的に好感度UPでした。

「首里か やはり、金丸の筋書きか」

のトコもそうだけど
今の阿麻和利君は割と落ち着いて表現してるのがいい。

「首里か…!やはり金丸の筋書きかー!!」

「首里か…。やはり、金丸の 筋書きか…」
の違い。

怒りよりも、悲しみ。
いつかこの時が来ると
どこかで悟ってた感じ。

語尾が「!」か、「っ」か「…」か「、」か「。」か。
言葉の前に「――」や「…」があるのかないのか。

それをどう表現するか。

言葉がないこのような部分で
人物表現や演技ってだいぶ変わると思う。

もちろん正解は1つではない。
バリエーションは無限大。

 

賢雄も百十踏揚に戦の報告して
ショックを受ける百十踏揚に半分声かけて去っていったけど
これは「…っ!」くらいで良かったと思う。

言葉を飲み込む葛藤という「間」。

ちょっとハケるの早かったね。

賢雄の百十踏揚に対する気持ちが
ちらりと見えるシーンなだけに
(特別な気持ちがあるにせよ、無いにせよ)
ちょっと惜しかったッス。

あ、でも最後の卒業セレモニーでの
賢雄と阿麻和利のハグは
ちょっと感慨深かったです。

見目が賢雄と阿麻和利なだけに、
「和解」みたいなね、
「友情」みたいなね。

変な意味じゃないよ(笑)

 

 

 尚泰久さん。

すごく出番が少ない役どころなんだけど、
重要ポジションなのには変わりありません。

尚泰久という王様をどういうタイプで捉えているのか
とても興味深い所なんだけど。

さっき書いた「間」と、
あと「座り方」意識してみてほしい!

2幕が開いて、棒術があって、緊迫した音楽とダークな照明、
中央の尚泰久にスポットライトが当たった
その時の第一印象。
ここが1番の勝負所だと思う。

セリフはないから、
座り方で尚泰久のタイプを表現してほしい。
(もちろん表情もだけど、後ろからは表情は見えないので)

胸をはった威厳のある感じなのか、
弱々しい感じなのか。

「金丸。肝要な話とは なにごとじゃ」
と続く第一声の印象と
座り方から感じる印象が
なんだか違うな―と思うこともしばしば。

発声が威厳に満ちた感じなら、
座り方(や表情)もぜひそのように
意識してみるともっと良くなるなーと思いました☆

 

 

最後に。

これはちょっとしたギョーカイテクニックなんだけど、
できてたら「おっ、やるな」ってなるし
知ってて損はないので参考までに。

冒頭の阿麻和利講座での「御・主・加・那・志・前」とか
「政・略・結・婚」のセリフのトコで
強調するために言葉一つ一つを区切って
文字が横書き表示されるように
手をとんとんって左から右にスライドさせますよね。

 これって客席からみると鏡になって
横書き表示なのに
手が右から左に動いているのね。
つまりお客さんは逆向きに見えちゃうのね。

客席から見て
横書き表示の左から右に見えるように
演者は鏡で動く、

つまり、演者はわざと右から左に向かって
「政・略・結・婚」って手を動かすとグーです。

【演者の視点】
×  政→略→結→婚
○  婚←結←略←政

見る人に合わせて自分は鏡で動く。

学校の先生(特に小学校)とか
タレントさんとか、
意識が高い人はそれができてます。

漢字を教えるときの空書きとか、
応募はこちらまで!ってゆーときの
指の動かし方とか。

意識するだけですぐにできるから
やってみてー

 

*おまけ*

あまわり日誌 (1) 2014/12/11 卒業公演ポスター撮影

これ、いいね青春だー(笑)

しっかし、やっぱり卒業・最終公演は客席が濃い(^^;
来年は別日にしてみようかな。


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お知らせ

2015年02月19日 | ・徒然日記

 

 

 

体調不良につき、阿麻和利レビュー遅れてます。

もうちょっとだけ待っててね

 

あっ、

いつの間にか400万アクセス突破もしました。

いつもご訪問ありがとうございます。

 

 

イラストは楽童子特訓中之図。とある講演会用の描き下ろし。


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JTB×琉球戦国列伝オリジナル特典

2015年02月13日 | ・琉球史散策/第一尚氏

 

明日から始まる、
JTB×琉球戦国列伝オリジナルバスツアー!

おかげさまで、
たくさんの方に申し込みいただいたようです!

とりあえず両日とも
お天気・気温共に恵まれそうですね

参加される皆様、
是非楽しんで下さい

 

そこでツアー参加者だけがもらえる
オリジナル特典(※非売品)をもう一つ解禁。


 

 

じゃーん!

“トップブリーダー推奨”(※本P112参照(笑))
オリジナル手ぬぐいです!

さすがに注染で、とは行かなかったけど

…とは言っても、
琉球戦国列伝のキャラクターが描かれたものではなく、
「古琉球」にこだわったキーモチーフを
新たに構成した渋めのデザインになっております。

この松ぼっくり型のモチーフに見覚えはある人は
なかなかのマニア…ですよ(笑)

手ぬぐいなので
是非ツアーの最中にでも
頭にかぶるなり、首に巻くなり、
汗をふくなり、日よけに使うなり、
がつがつ使ってくださいね。

布の質はどうかな~。まだ現物触ってないから分かんないッス。

 


ワタクシも手ぬぐいデザインにだけ
ちょこっと関わらせてもらいました♪

明日・明後日のツアーは申し込み終了していますが、
2/28、3/1の分はまだ受付中です!

迷っている方はこの機会にぜひ
ご検討くださーい

詳細はトップのバナーをクリック!

または、

 株式会社JTB沖縄 
098-864-1321
(営業時間10時~18時/無休)

 まで!

 

*おまけ*

 

これは手ぬぐいデザインの没案。

古琉球の琉球貨幣シリーズ。
(これも渋くて悪くないと思うんだけど)

 

 

琉球戦国列伝でも登場する
あの王様たちが発行したお金!
文字を良く見ると…どの王様なのか分かります。

(↑の画像は便宜上イメージ処理しています)

なんとツアーではこのうち2種類(本物!)が登場!
是非ツアーで体感してください

 

あっ、本もおかげ様で増刷(3刷)されました。


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ピンポン菊

2015年02月11日 | ・徒然日記

 

ピンポン菊

かわいいよね。

夏場は部屋に熱気がこもってしまい
すぐにしおれてしうので
あまり買えなかった生花ですが

今は1週間に1回くらいのペースで
生花を買って飾っています

 


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安谷屋グスク

2015年02月08日 | ・琉球史散策/第一尚氏


若松公園内(?)にある北中城村の安谷屋グスク。

最初、若松の墓のある丘がグスクだと思ってたら
隣の丘でした(^^;
(エリアとしては一緒と思っていいのかもしれないけど)

↑曲がりくねった道。

多分、ここが本来の正門のトコ?
(グスク構造の特徴→直線だと攻められやすいから敢えて曲げる)

 

緑のトンネルに、
拝所(香炉)がごろごろ。

「ウミナイ神」と書かれた石が2つありました。

ちょこっと石積みもありました。
でも「沖縄のグスクめぐり」(1996)を見たら
立派な石積みがもっとむき出しになってる写真が…。

すっかり草木に覆われてしまったのかな。

 

 

安谷屋グスク、
案内板は見当たりませんでした。

上記の本による言い伝えはこちら↓



安谷屋グスクの安谷屋按司は
金丸(尚円)のクーデターの際に
鬼大城と共に国直グスクを築き
新・政権に立ち向かう。

しかし、彼らはしだいに押され、
鬼大城も知花グスクで散る

安谷屋按司はもはやそれまでと、
身を隠したという。

反乱軍を鎮圧した金丸(尚円)は
息子の若松を新しく安谷屋按司に任命した。

その後、尚真の時代になると
首里に召され上間村の地頭職につき、
章氏の始祖になった。

 

 

グスクにあったイーヌカー。

 

 

 

石で囲まれて立派なカーでしたが
すっかり枯れてしまっています。

 

 

こちらはグスクの麓にあった
安谷屋集落の根所(発祥)の火ヌ神。

周りもキレイに整えられていて
今も集落の人たちに大切にされていることが分かります。

 

 

安谷屋グスク…
入口が分からなくて迷ったのですが、
この火ヌ神の所から中に入れます。

公園から見ると
テニスコートの奥側、
と言うといいでしょうか。

ご参考までに。

 


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若松の墓

2015年02月05日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

前記事で書いた
金丸の落とし子(!?)、
執心鐘入の若松のモデルになった
中城若松の墓。

 

 

北中城村の、
その名も「若松公園」の中にあります。

 

 

案内板↑

 

 

こちらが若松の妻と母の墓。

若松の墓の、裏手にありました。

 

 

こちらは若松の屋敷の火ヌ神。

これは移設されたもの。

 

 

元々はこのグラウンドエリアが
屋敷だったようです(広っ!)。

グラウンド建設のために屋敷跡が埋められることになり、
火ヌ神をこの場所に移設したのだそう。

向こう側の丘は安谷屋グスク。
(また別記事で)

 

 

ところで、若松の墓の所にあった案内板。
執心鐘入についての紹介写真もありました↓

 

 

若松の部分を拡大してみましょう。

 

 

…なんか怖い…(´Д`;)

 

さらに、
左側の目を隠してみると、

 

 

にやり。

 

お、鬼の相やん…((((゜д゜;))

 

若松、恐るべし。

 

幼いころの若松はアカインコとも会ってます。
またいずれ紹介します。


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金丸の落とし子

2015年02月04日 | ・琉球史散策/第二尚氏

各地に浮名を残している金丸ですが、

今日は
そんな金丸と安谷屋ノロとの間にできた子が、

 

実は超有名人だったという話。

 

 

 

その超有名人とは、

 

 

玉城朝薫の、

 

 

組踊の、

 

 

代表作「執心鐘入」に出てくる、

 

 

 

美少年、

 

 

 

中城若松!
(安谷屋の若松とも)

 

 

優しくて、聡明な美少年、中城若松。

彼の美少年キラキラパワーは
ごく普通の女を鬼女にまでさせる!!

女の人生を狂わせる
罪な男!

本人にその気が全くない分
余計に厄介!

 

さすがに
金丸の血を引くだけある…!?

 

なんつって。

 

※厳密に言うと、"執心鐘入の若松のモデルになった"若松。
ちなみに金丸時代か、尚円時代かは不明

 

そのね、若松のね、お墓に行ってきたんですよ。

それは次記事で。

 

新作組踊『さかさま執心鐘入』
いつか見たいなぁ。

再掲載の執心鐘入イラスト↑

What's 執心鐘入? →  

 


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今年の桜

2015年02月01日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

もちろん木やエリアにもよるとは思いますが、
今年の沖縄の桜はささやかな印象。

ワタシの個人的な感覚だと、
2年ごとに桜の咲き具合いというか
勢いが違うと感じています。

去年が見事だったので
今年はお休み年?

去年→  


だからという訳ではありませんが、
今年はやんばるの桜まつり巡りもお休み。

 

写真は昨日見た
家の側に生えていた緋寒桜。

どんより曇り空だったので
ハイキーとレタッチでごまかしごまかし。

 

青空+満開の桜に会いたいなぁ。

 


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