がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

テンペストのロケ地

2013年11月30日 | ・『テンペスト』行脚



先日、近くまできたついでに真栄田岬に行ってきました。

真栄田岬といえば、
ドラマ「テンペスト」のロケ地です。

↑こっち。

テンペストにおける恋舞台、
三重城(みーぐすく)のシーンをとった場所。
(ドラマでは縁に石積がありますが、それはドラマ上の美術セット)

あいにく天気が芳しくなかったので
スマホで撮った写真をレタッチで誤魔化し誤魔化し…。

三重城のロケ地が真栄田岬っていうのは知ってましたが、
真栄田岬自然公園内をまわってみても
それらしい場所にたどり着けず…。

文明の機器(スマホ)を駆使して、なんとかたどり着けました(笑)

確かに真栄田岬ではありますが、
公園内ではなかったです(^^;




で、すぐ側のこの浜もロケ地。
真鶴の父ちゃんの処刑とか、真鶴が自殺未遂して助けられたりと、
色々浜のシーンは出てくるのですが、
だいたいはこの浜っぽいです。

もうずっとドラマは見てないので
久しぶりに見てみようかと思った、
テンペストロケ地行脚でした☆


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花織の宴very short version.

2013年11月28日 | ・現代版組踊レポ


企画元から依頼があって、
読谷村のあるプロジェクトのモニターに行ってきました。

披露されたのは
花織の宴のベリーショートバージョン、その他。

敢えて舞台レビューは書き(け)ません。

今回モニターとして招待いただいたので
ビジネス視点でアンケートに書かせていただきました。
(ちょっとシビアだったかもだけど、ビジネスとなるとやっぱりね、甘くないのだ世の中…。
でも舞台と言うよりはその他のプログラムについてかな)

 

とりあえず、メンバーさん寒い中お疲れ様でした

 

 
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城にサンタ

2013年11月27日 | ・手ぬぐいコレクション

来週からは12月みたいですね。

はっしぇ。

 

久しぶりに手ぬぐいを買ったので
今日は約半年ぶりに手ぬぐい記事を。

かまわぬの今年の新作クリスマス手ぬぐい。

「城にサンタ」

モノクロベースにサンタがちらリズム。
町屋サンタ」のシリーズっぽくてイイ

ちょうどこの間、実家からこの町屋サンタを
持ってきた所でした。

でも町屋サンタが横デザインなので
似たような感じの縦デザインがないかな~
と思っていたのでグッドタイミングでした☆

すぅ~でサンタの人影と足跡がある。

こーゆーデザインの妙がいい。
だから手ぬぐいはおもしろい

さすがに城に煙突はないから
地上から入ったんだね(笑)

そして色合いがクリスマスっぽいから一緒に購入した「糸巻紋」

でもかまわぬのサイト見たら6月の柄だった

 

さて、さっそく水通ししましょうか
(長い間水通しせずに放置すると大変なことになります。
たまにお店で長い間売れ残ってる手ぬぐいが痛んでたりする…)

濃い色地の手ぬぐいは最初の色落ちがスゴイんだよな~

でも色落ちがあるのは本物(印刷プリントじゃなくて本染め)の証だし
だからこそ使い続けることで風合いもでるんだけどね

 


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首里城穴場スポット

2013年11月26日 | ・琉球歴史/文化風景

 何度かこのブログでも触れているけど、
首里城の西のアザナからの風景。

慶良間諸島、読谷も見ることができます。

無料エリアの首里城穴場スポット。

私が首里城の近所に住んでたら
絶対お散歩コースに入れたい場所です

特に夏季の夕方~夜はイチオシです。

っていうのを11月末に言うのもなんですが

 


今日、オリオンビールの一番桜のCM見た。
もう桜の季節?(笑)

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ペリーの旗立岩

2013年11月25日 | ・琉球史散策/第二尚氏

わけあってかなり思い出深い場所になってしまったので
ちょっと先にピックアップしておきます。

中城にある、このそびえたつ岩には名前があります。

「ターチー(2つ)岩」

しかし今はこの呼び名の方が有名かも。

 

「ペリーの旗立岩」

 

ペリーっていったら、あのペリーです。

「カイコーク シーテ クーダサーイ

のペリー。

 

その黒船ペリーが先に琉球に来ていたことは
テンペストでも描かれたこともあってもう有名ですね。

ペリーが琉球に滞在したていたとき
一行は琉球の色々な所を巡ってスケッチに残しています。

そのスケッチやメモは
『青い目が見た大琉球』(ニライ社)として
発行されているので是非見てほしいのですが、

そのスケッチの中に、この岩が出てくるのです。


岩山征服(笑)

…征服ってほどの岩では…。

確かに予想よりも大きくて高かったけどさ。

 祝砲まで打ってるし(笑)

よっぽど岩とそこから見える風景に感動したんでしょうね。

 

「あったー ぬーそーが」
って遠目に見てるウチナンチュたちの姿がなんかおかしい(笑)

スケッチではもっと岩がとんがってるけど、
戦争とかで破壊された(削れた)のかな…。
(それともアングル?)

前にこの岩を写真で見た時は
岩に木が茂っていて形を確認することはできなかったけど
今の状態なら多少高さは低くなってるとは言え
確かにスケッチの岩だと判断できますね

特に左の岩は分かりやすい。

案内板より拡大してお送りしました~。

 


ラスト写真はもちろんイメージ合成です。

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小説「さんかく山のマジルー」で百十踏揚

2013年11月24日 | ・和心な本、琉球な本


(本日2投目)

 

以前ブログでも紹介した(→ 
「さんかく山のマジルー」

本土向けのタイトルは「真夏の夜の夢」

その原作本、というか原案本を読みました。

前から実家にあったんだけど
映画を見ていたので本は別に読んでなくて。



この間、何気なく開いてみたら飛び込んできた
毎度おなじみの固有名詞。

 

百登踏揚!
(※この本では百十じゃなくて百登)

阿麻和利!

鬼大城!

 

…へ!?

映画ではそんなのぜんっぜん関係なかったけど!?

というわけで、さっそく読んでみた!

 

うん。

これは物語としては映画とは全く別物ですな。

設定とかが一緒ってくらい。

でもだからこそ(琉球歴女としては)面白かったですよ(笑)

 

百登踏揚を中心に歴史上の色々な人物、出来事がでてくるんだけど
あくまでそれらをモデルにした奇想天外物語です。

だって、古琉球の歴史ものと思いきや、
宇宙から世界の妖精からシェイクスピアまで出てくる。

奇想天外っていう言葉がピッタリ。

でもラストのシェイクスピアやパック、ゆり子のくだりは
ちょっと「にやり」ってしたよ。
なるほど、そうきたか~って。

で、「真夏の世の夢」と言えば媚薬(恋の花の汁)ですが
もちろんこの本でも出てきます。

そして大変なことになります。

 

な、なんと鬼大城が!!

 

 

是非、読んでみてください(笑)

 

 

最後に、幼少の百登踏揚(マカルー)が
主人公のキジムン「マジルー」と仲良くなり、
別れる時のシーンを。
(青→マジルー、赤→百登踏揚)

 

「あ、母ちゃんだ。マジルー、また遊ぼうね」

「本当か」

「本当さ」

「大人になっても、オレ様のこと忘れんでよ」

「あったりまえさー」

 

「さよなら」

 

 

 

 

 

 

 

 

「さよおならがプー」

 

(P51-52)

 

 

 

 

 

ももちゃん!!(笑)

 

この百登、なかなかいい味出してます。

王女っていうよりは、村娘みたい。


 

「首里の家ではよ、私はお姫様だわけさ。
でよ、私が14歳になった時に、婚約させられたのさぁ。
相手がよ、勝連城の阿麻和利、乱暴で有名な人さ。
私は見たこともない人と結婚するのさ。
お父さんの国を守るためには仕方ないわけよ」

(P60)

 

さて、あとは読んでのお楽しみ。

 

『さんかく山のマジルー 真夏の夜の夢』
(中江裕司著/ポプラ文庫)

 


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宮城守男 紅型展

2013年11月24日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

美術人、和々です。

好きな紅型作家さんは何人かいるのですが
そのお一人、宮城守男さんが現在初個展を開催中

若いのに数々の実績を残している
凄腕の紅型作家さんです。

伝統的な手法がしっかりベースにありつつ
現代的なエッセンスがさりげなく入っている、
そんなデザインがとてもステキ。

おもわず「ふふっ」と顔がほころんでしまいます

そして筒がきで制作されるうちくいシリーズは
とても力強くてのびのびとしてて気持ちがいい。

うちくい、いつかオーダーしたいものです。
(高いだろうけど…本物の仕事はそれなりにするさーね)

手軽に買えるグッズも展開していてかわいいですよ。

干支シリーズは毎回数分(数秒?)で完売になる
超人気商品です。

この古典では型染めの帯や着物、額、
うちくい、小物、グッズまで、
THE守紅ワールドが小スペースながらもぎっしり詰まってます。

入場無料なので是非覗いてみてください

何より守男さんがイケメンさんでステキですよ(笑)

 

宮城守男 紅型展
~11月25日(月)まで
明日まで!急いで急いで~(゜∀゜)
10:30~20:30(最終日は17:00まで)
リウボウ7階 美術サロン

 ブログ/宮城守男の「紅型」道 ~守紅(MORIBIN) ~
http://moribin.ti-da.net/

 

偶然にも、同じ7階のリウボウホールで
開邦高校美術コースの作品展も開催中(入場無料)です。

セットでぜひどんぞ

 

4階の那覇市歴史博物館では
常時国宝(尚家関連)を展示中~。
今は琉球国王の衣装などが見れますよー。
(ここんとこ、琉球歴女でアピール)

 


シーサー作家の天才光男さんとはご兄弟。
あんまり似てないけど。才能は兄弟そろってスゴイのね。

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尚泰久の元の墓とウミナイ墓

2013年11月23日 | ・琉球史散策/第一尚氏

尚泰久のお墓と言えば、玉城の富里に
長男の金橋(安次富加那巴志)と一緒にあるのですが(→

今の富里のお墓は移葬されたもの。

元々はどこにあったのかというと、
まぁ、首里の天山陵なんですが、
第二尚氏のクーデターの時、
第一尚氏の家臣が天山陵にあった歴代王の遺骨を持ち出して
方々に散るわけですね。

尚巴志・尚忠・尚思達は読谷の伊良皆へ、
尚金福は浦添の城間、
そして尚泰久は現うるま市の石川・伊波でした。

なんで伊波かというと、
尚泰久の乳母(母?)のゆかりの地(出身地)だったからだとか。

で、そこにずっとあったわけですが
明治になって子孫の方々が玉城の富里に移し、
現在に至る、というわけです。

この場所や経緯は、尚泰久の墓訪問をした後本で調べたり、
またまたコメントやメッセージもいただいたりしていたのですが、
この伊波のお墓(跡)が今もちゃんと文化財として残されているということは
最近になって知りました。

で、近くを通ることがあったので、ついでに行ってきました。

石川消防署の裏手。

…阿麻和利のお墓みたい…。

世間(第二尚氏)の目をはばかるため、
この墓は「乞食墓」と呼ばれていてそうなので
元々立派な見目ではなかったのでしょうね。

高貴な人が葬られていることを隠すために
乞食墓といって人を寄りつけないようにする
というのは良くあったみたいですよ。

阿麻和利の墓もそんなんじゃなかったっけな?通称・屋良墓だけど。

案内板もありました。

日本語、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語で。

で、その尚泰久王墓跡のすぐ隣には
「ウミナイ墓」が。

尚泰久の母、もしくは乳母が葬られたと伝わる墓だそうです。

ウミナイだったら王族っぽいけどね。

石積みで囲われていて、古いけどそれなりに立派な感じです。

墓の調査もされていたらしく、ビックリ。



しかし残念ながら
尚泰久の母・乳母の墓という証拠はなかったみたい…。

こちらは尚泰久王墓跡とは違って
今でもお墓参りの対象になっているみたいで
線香のあともありました。

右がウミナイ墓、左が尚泰久王墓跡。

隣同士。

道沿いには案内板も出てたので迷うことなく
すぐに辿りつけます。

こんなにちゃんと整備されているとは思わなんだ。

石川は滅多に通らないからなー(^^;

探せばまだまだ色々あるのかもしれませんね。

 


ところで乳母頼りの墓とかなんとかって結構聞く。
尚金福の城間もそうじゃなかったかな…うろ覚えだけど。
帰る場所はやっぱり乳母強し、か?

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首里城サブカル

2013年11月19日 | ・琉球歴史/文化風景


逆光でゴメン…


花織の宴で南下したついでに訪れた首里城。
企画の打ち合わせもあったのだ。

1年3ヵ月ぶりくらいの首里城でした。

これくらい行ってないとさすがに色々変化があった首里城ですが
あいにく天気が良くなくて写真映えがイマイチだったので
また晴れた日に行ってご紹介できたらいいなと思ってます

で、↑はこのブログでも何度か触れてますが
首里城のイケメンアニメキャラ。

首里城ではここ数年、この線のキャラが増えてます。
この赤ハチマチの里之子キャラ3人いたのだが、あとの2人はどこ行った?

 

最初見た時はぶっ飛んだけど…
(だって髪型がさ~…)

 

いんじゃね!?

なんかもう見慣れたし。

 

↑はちびキャラバージョンもあってかわいいよ。
(むしろワタシはちびキャラの方が好き)

このキャラ使って首里城案内チラシとかも
作ってみればいいのに。

サイトにも出すとかさ。
もっともっと外に出していかんと。
キャラとしてはまだまだ活かしきれてない感じかなぁ?

 

 

しかしやっぱりこれはどうなんだ!?

 

 

 

白澤!!

これはいいのか!?

かわいいのか!?

キモかわいい路線!?

キモかわいいともちょっと違う気もするが(^^;

確かにインパクトはあるよ。
かなりな。

コレだけデカいパネルになってるを見ると
かなり迫力がありますねぇ~(笑)

 

ちなみに白澤(はくたく)とは中国の想像上の生きもの。
統治者の徳が高いとあらわれるという聖獣。

こんな見目ですが、祝福の象徴なんです。

で、琉球の絵師・自了(じりょう=城間清豊ぐすくませいほう)がこの白澤を描いていて
彼の代表作なんですね!

ちなみに今回写真は撮ってませんが
首里城には殷元良(いんげんりょう)の「神猫図」を元にした
神猫キャラもいる。

自了と殷元良、琉球の二大絵師。
(時代はちょっと違うケド)

 

いいよ、首里城。
こういうエンタメ・サブカル的なのは
どんどん出してこ(笑)

あとは効果的な活用法だね!

 


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キャラクター大国・日本ですが(これはもう文化)、
えてしてキャラを作って満足して終わり
という自治体や企業が多い気がするのはワタシだけ?
別に着ぐるみまで作れとは言わないけど
二次元のままでも活用する方法はいくらでもあるはず。
活用して、周知してもらってなんぼだよね。
その点、くまもんは戦略勝ち。あれはスゴイ。
この戦略打ち出した人が1番の功労者だと思う。
沖縄の自治体で言えば、南城市がイイ!


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金網の中のグスク

2013年11月16日 | ・琉球史散策/第一尚氏

昨日の記事で金網の向こうのグスクについて紹介しましたが、
沖縄には現在米軍基地内にある史跡はまだまだあります。
尚巴志の墓も本当は基地内。黙認耕作地になってるから入れるってだけ)

以前、嘉手納基地内にある大城賢雄ゆかりのグスクと言われている
国直グスクの遠景を紹介しました。

嘉手納基地向かいにある道の駅の展望台だから望遠で撮ったもの。

ワタシが出来るのはそこまで。

 

…だったのですが、
先日、このブログの読者であるNさんから
国直グスクに行ってきましたと、写真をいただきました!
(※基地関係者同伴だと入れます)

掲載の確認と許可もいただきましたのでご紹介します

グスク入口に建てられた石碑。

十字架にアルファベットのグスク石碑!Σ(゜∀゜;)

…スゴイ。さすが基地内。アメリカンテイスト。

ヒラ城、国直城、とありますね。
男女に分けてるみたいですが、なんじゃらほい?

昭和46年9月3日とあります。

石碑の前が香炉っぽくなってますが、
さすがにここでウガンをささげる人はいないんでしょうなぁ。

でも撮影者のNさんと同伴者の話によると
“感じるもの”があったとのことですよ。

でも苦しい系じゃなかったみたいなので、悪いものじゃなさそうです。

石碑のあった周辺。

ガジュマルが群生していて雰囲気ありますね。

左側があの丘(グスク内部)なのかな?

内部は行かれなかったみたいなのですが、
(入れるよう状態じゃないのかな?)
今は跡形もないって聞いたことあるけどやっぱり何もないのかな。

っていうか、正式な調査とかってされているんだろうか。。。

いや~でもあの石碑だけでも貴重なもの見せていただきました。

Nさん、ありがとうございましたm(_ _)m
(写真は掲載にあたって少しレタッチしてあります。ぼかし入れたりとか)

 

 

基地内の史跡って、もっとたくさんあるはず。

ずっと気になってるのは尚金福のお墓(キャンプキンザー)と
阿麻和利斬首の地(伝)=ウエンミモー。

阿麻和利斬首の地に関しては以前記事
「ここかな???」という場所を紹介しましたが
その後色々本を読んでたら、どうやらトリイステーション内みたいですね。

基地内の史跡に関しては今は跡形もないってことばっか聞こえてくるけど(涙)

むむむ。。。

 


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金丸の仕事場、御物グスク

2013年11月15日 | ・琉球史散策/第一尚氏

「琉球国之図」展の会場が県立武道館だったので
ならばついでに、と、向かいにあるコレの写真を撮ってきました!

コレ↓

御物(おもの)グスク!

もちろん、これまでも通るたびに車道から眺めていましたが
路駐して写真を撮れるような道ではないので
きちんと撮ってご紹介するのは今回が初めて。

御物グスクは那覇港湾にあります。

那覇の港と言えば今も昔も琉球の一大貿易港!

諸外国からの貿易品が保管され、
貿易に関する様々な仕事のみならず、
那覇の行政などがなされていた場所、
それが御物グスク。

そして御物グスクったら、アレですよ。

金丸の職場。

御物城御鎖之側(おものぐすくおさすのそば)、

王府の貿易と那覇の行政を司る役、
つまり琉球の貿易長官兼那覇市長!

それが御物城御鎖之側(おものぐすくおさすのそば)

10回声に出して覚えよう!(笑)

金丸がこの要職に就いたのは護佐丸・阿麻和利の乱の翌年のこと。

対岸にあたる那覇港ターミナルからパチリ

城壁やアーチ門があるのが分かりますね。

今は埋め立てられて陸続きになっていますが
王国時代は港湾に浮かぶ小さな島でした。

島に石積みをしてグスクにしたんですね。

御物グスク側面。

残念ながらこれ以上は近寄れません。

なぜならば、御物グスクは現在米軍の管理下、
那覇軍港内にあるからです。

よって一般人は立ち入り禁止。

一応、数年前に御物グスクに入れるツアーあったんだけど(byクボウグランデ)
2回とも都合がつかずに参加できなかったのです

ガジュマルに浸食されて崩れ落ちた城壁が痛々しい

ガジュマルの樹は好きですが、
実はグスクにとって伸び放題のガジュマルは天敵!

特に整備されてない埋もれたグスク系はもう大変。

素人が下手なことできないし。

御物グスク内部も「ウチナー紀聞(再)」で見たけど
他の石垣もガタガタ、
アーチ門にもガジュマルの根が張っててヒビが入ってました。

相変わらず今もそのまんまなのかな。

早急な保護が望まれます

那覇の街並みと御物グスク。

金網の向こうにあるグスク。

すぐそこにあるのに、遠い場所。。。

 


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そうそう、今日は11月15日。
坂本龍馬の誕生日で命日。
龍馬は私にとって初めて好きになった歴史上の偉人。
(中学か高校くらいの時)
今年の命日は特別に何かしたかったけど、叶わなかったな。
旧暦にでもできたらいいかな。
久しぶりに司馬遼太郎の「竜馬が行く」読もうか。
あ、でも龍馬関連、全部実家だ… (´∀`;)


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200年前の琉球国之図

2013年11月14日 | ・琉球歴史/文化風景

「読谷山花織の宴」で那覇まで南下するついでに
「琉球国之図と完全復元伊能図フロア展」に行ってきました!

招待券をいただいたのです♪
琉球新報さんありがとうございましたm(_ _)m

 

伊能忠敬と言えば学校でも習う、
実測による正確な日本地図を作った人。

1800年から17年を費やしたそうです。

その伊能図の拡大版が武道館フロアにどーん!

上を歩きながら細かく書かれた地名などを確認することができます。

北海道から九州まで。

はっさびよ!

その緻密さに、ただただ驚きです。

これだけを歩いて実測して記録していったとか、
想像するだけでも眩暈がする(@_@;)

伊能忠敬の富士山。

いちおう、展示の95%のスペースは
伊能忠敬図なんだけど、
残りの5%ほどのスペースに琉球の古地図も。

っていうか、展示スペース5%だとしても
展示会の目玉はコレなんです!

約200年以上も前に描かれた沖縄本島の地図!

その名も「琉球国之図」

これが見たかった

伊能忠敬が測量に出発(1800年)する4年前である
1796年に編集された琉球の地図。

でもこれが実際に測量されたのはもっと前の1737~1750年にかけて。

各間切ごとに測量したものを
1796年に接合してこの形に仕上げたものだそう。

つまり伊能忠敬よりも50年、60年も前に
琉球は高度な測量技術を持っていたと言うこと!

地図は間切ごとに色分けされていて(カラフルでステキ♪)
地名はもちろん、グスクや御嶽、寺社、港などの情報も
事細かく書かれています。

そのひとつひとつを指さしながら、
今と変わるもの、変わらないものを探して楽しむお客さん。

その書かれた情報には
戦前の面影も感じられるのかもしれません。

↑は那覇地区。

真ん中の黄色いのが首里城。

中頭地区。

右が勝連半島。

左の薄紫が読谷。

北部。本部半島の所。

面白いなー。

この琉球国之図、B1とかB2とかの大きなポスターにしてほしい。

そうしたら部屋に貼って毎日眺めるのに♪

ポストカード(長)にしたのが売ってたけど
文字がつぶれて読めないのは魅力半減です;

(いや、一応買ったけどさ…)

作ってくれないかな―。


古地図ってただ見るだけじゃなくて
現在と比較できる楽しみがありますよね♪

残念ながらこの展示会はすでに終了しているのですが、
県立博物館で関連企画として
「琉球王国の古地図展」がやっていますよ。

これは来年の1月13日までです☆

ワタシも行こうと思っています(*^m^*)

*おまけ*

物販で売ってた伊能忠敬図に書かれているコンパスを
コースターにしたヤツ。

並べて額に入れてみた。

予想通りイイ感じ

 


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トップの道具は「量程車」
車輪の回転を歯車で数えて距離を測ると言うもの。
今もこういうのあるよね。


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読谷山花織の宴in那覇

2013年11月13日 | ・現代版組踊レポ

「現代版組踊組踊絵巻 読谷山花織の宴」

2013年11月10日(日)

那覇市民会館大ホール

 

花織の宴、初の那覇公演。
昼・夜観劇でした

昼公演では現代版組踊に新しく仲間入りする久米島チームによる
アトラクションもあってテーマソング演舞を披露してくれました。
(タイトル「球美の島」だったかな。球美(くみ)=久米島の別称)

13名前後だったかな?高校生くらいのメンバーさんたちでした。
久米島は高校があるからイイネ!

2月公演に向けてガンバッテ下さい

 

さて、花織の宴。

各キャスト、各章について書きたいトコロですが
そうすると映画1本見れる位(…もっと?)時間がかかるので
今回は絞って絞ってピックアップ。

 

特記事項はチルーの章。


遊郭に行ってからのビジュアル変更、白絣衣装に長い髪。

イイね!

そして本物の読谷山花織のてぃさーじ(手ぬぐい)利用。

イイね!

そして描かれる仲里之里主との恋模様。
手紙を渡してそれを読む里主の演出。

イイね!! 。・゜(ノД`゜)゜。

切なさ倍増。

身分違いの叶わぬ恋、19歳で自ら命を断つチルー。

これまでは「灯火」の舞の後は里主のほうから離れて(ハケて)行く演出だったのに
そこがガラリと変わったことで、より色々と想像をかきたてられました。

里主が手紙を読んでいる時には
すでにチルーはこの世にいない、とかね。

これだけ切な演出だったからか、
クライマックス演舞のチルーのソロ演舞(口説部分)には
なんだか来世のチルーの幸せを切に願う気持ちになりましたよ。

チルーの章、今回特に印象深かったです

 

 
11/3の読谷の夕陽

 

そして次の変化は泰期の章かな。

ゲスト出演の残波大獅子太鼓とのコラボ。

残波大獅子太鼓、生で聞くの久しぶり!
ずっと前だけど、年の離れた従姉がやってたんだー。

鮫退治の時にもっと音として絡んでくるかと思ったけど
割とそこは別物でしたね(^^;

せっかくだからもっと絡んでほしかったかも。

でもその後の独立演奏はさすがに迫力ありました。

たった3名の演奏だったのに力強くてかっこいい
横笛もステキ

やっぱいいよね、和太鼓(*^m^*)

 

初の女の子演じる泰期(夜)はかわいかっこよかったデス。
(次はどんな男らしい役を射止めるのでしょう。…賢雄?(笑))

まさかの身長差ギャグ…(笑)
尚巴志と護佐丸(若)で同じ感じでやってるのを見てみたい(笑)

 

 

今回座喜味棒はナシ!
残念だけど、読谷まつりで満喫したからいいや(笑)

読谷高校ダンス部は独立しての出演ではなく
アンサンブルとして一緒に参加してました。
なるほど。

オープニングのダイジェスト、賢雄復活。
護佐丸に愛想笑いしてました。
(え、そこ?(笑))

護佐丸と阿麻和利は本当に兄弟のよう。
ある意味貴重なキャスティングだったわ…。

三つ巴の衣装、黒×赤にリニューアル。

アカインコ、やっぱりサンシン持つ場面が欲しいなー。
一部だけでもいいから。振りだけでもいいから。
「歌三線の始祖・赤犬子」だもん。

 

最後に。

愛~カナサ~さん、
舞台楽曲CD化、お待ち申し上げております。

 

…まとまった?

 


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113・114。


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駐車場料金表

2013年11月10日 | ・現代版組踊レポ


昨日も書いた、那覇市民会館公式駐車場でもある、
沖縄赤十字病院駐車場の続報☆
料金表です(画像見えるかな?)
一般利用は20分につき100円。
最大料金700円(※12時間まで)。

前は市民会館利用者割引ってあったみたいだけど、
その部分は白テープで隠されてたので、
今はやってないサービスみたいです。

これから来られる方はご参照ください。


ってか、ここ、結構広いし料金も想定内だし、便利やし!

って思った現代版組踊観劇六年目の秋……(  ̄▽ ̄;)
(これまでは開南くらいにあるコインパーキング使ってたのです…)

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明日、花織の宴(+駐車場情報)

2013年11月09日 | ・現代版組踊レポ

明日開催の現代版組踊「花織の宴」、
TAO Factoryさんいつになく情宣に力入れてますな~☆

メインキャストの5偉人に関しては
この動画でキャストを知ることができます。

↑は麗しボイスの金丸で鼻血ブーした大地君。
素の声は普通の青年なんだけど、役柄によって声も変わるっぽいね☆
ガタイがいいのでピッタリの配役です。

概ね見なれた、安心感のある配役ですが
おそらく初見のチルーは楽しみ♪

あと阿麻和利と賢雄ね。

今回は誰かな?(*^m^*)

 

 

ところで会場の那覇市民会は駐車場なくてが不便…(-_-;)

と常々思ってたのですが、
チケット予約するついでにTAO Factoryに聞いたら
向いの赤十字病院の立体駐車場が土日祝祭日は利用できるんだって(有料)。
那覇近郊にお住まいの人には周知の情報なのかな…;

実は以前一度ちらと小耳にはさんで
入ってみたことあるんだけど、よく分からなくて、結局出たの。
(ほら、だって別施設だし、確信はなかったのでホントにいいのか躊躇心もあって)

で、今回改めて赤十字病院を調べてみたら、
駐車場、建物裏なんだ。
しかも入口、向こう側の一方通行…。

市民会館とはまったく違う別施設、しかも「病院」だし、
駐車場自体は道からは見えないし、
そりゃ、ちゃんとした前情報ないと気づかないし使えないね(^^;)

というわけで、赤十字病院の駐車場情報↓
http://www.city.naha.okinawa.jp/kaikan/top/naha_civic_hall/parking_navi.pdf

http://www.city.naha.okinawa.jp/kaikan/riyou/riyou.htm

料金は
http://www.okinawa-rch.jp/about/access.html
かな?

 


今日もご訪問ありがとうございます。
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ちなみに前回の花織の宴公演のレビューはこっち→ 


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