日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

ミュンヘン

2006-02-05 | Weblog
またまた公開初日のレイトショー(1,200円)で観てきました。

以下、「ミュンヘン」公式ホームページよりhttp://munich.jp/
「1972年9月5日未明、ドイツ、ミュンヘン。オリンピック開催中の選手村に、パレスチナゲリラ、ブラック・セプテンバー(黒い9月)が侵入。イスラエル人の選手、コーチ、大会役員11人が人質となり、世界中が見つめる中、全員が死亡する事件が起きる。イスラエル政府は、パレスチナのテロ行為と救出に失敗したドイツ警察をはじめとする各国の対応に激怒。ゴルダ・メイヤ首相は自分たちの手で首謀者へ<報復>することを決意する」


私は、イスラエルというと、現実的・行動という言葉を連想します。
この映画で取り上げている<報復>もまさにその一つだと思います。

念願だった国家を建設したユダヤ人。
もちろん、誰もいない空き地に国家をつくったわけではありません。
当然、その地を追い出されたパレスチナ人との間で領土問題が当然残ります。

パレスチナ問題は領土問題に加え、宗教・民族の対立として複雑化します。
イスラエルという国家は、国家を維持するだけでも、莫大なコストを要するのです。
イスラエルが現実的にならざるを得ない理由がここにあると思います。

…ちょっとだけ基礎知識でした。
観ているとき、観終わった後、ともに飽きさせない映画です。