ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

フラッシュバック

2010-09-26 05:10:00 | つれづれ
子育てをするようになって、自分が子供の頃のことを思い出すというのは何度か書きましたが、最近そういう傾向がますます増えてきた気がします。

子供に片づけをするように言ってるとき。子供を叱っているとき。自分も親に同じように言われてたなあと頭の片隅で思うことが良くあります。子供も大きくなって、こういう風に思い出すのでしょうか。そう考えると、いい方には気をつけないとなと自戒の気持ちがあります。

友達のブログを見ていて、息子さんが喘息持ちであるというのを読んで、自分が喘息だったことを思い出しました。

今は体格もよく健康でたくましい私ですが、生まれたときは未熟児で、1歳半から喘息持ちになり、体の弱い子供でした(たぶん)。喘息はとてもつらかったので、ずっと忘れていたのだというのもあるのでしょう。

ぜろぜろが始まると、「自分はこのまま死んじゃうんだろうか」(これはある程度大きくなってから思ったことですが)という不安。調子が悪くなって熱が出ると、いつも同じ怖い夢を見ていました。喘息の薬はオレンジで、白いつぶつぶのある錠剤なのですが、その錠剤がとても大きくて、子供には飲むのが難しいのです。うまく飲み込めないと、口の中に、ものすごいまずい、なんともいえない味が広がります。今でもあの味を思い出します。発作が出ないようにするための吸入器に入れる、粉っぽい薬の味も。山田小児科の先生の顔。看護婦さんの顔。外で待っているときの白い壁。自分の喘息のことを考えると、一つ一つのエピソードは思い出せないけど、いろいろなことがフラッシュバックのように思い出されます。もう30年以上も前のことなのに、不思議なことです。

こんな私の世話をする母も大変だったことでしょう。私の息子たちは、幸い3人とも健康で、私は自分の子供の病気ではまだほとんど苦労したことがありません。でも、大人になってから、子供のころの苦しさを思い出して想像すると、その世話が大変だったことは良くわかります。

小学校の低学年から、水泳教室に通って、喘息気味で苦しいときも行かされました。そのおかげか、中学年くらいから自然と発作が出なくなり、高学年で千葉に引っ越したころには、もう喘息って何?って感じでした。水泳は本当に良かったと思います。そして苦しくても行ってよかったと思います。

大人になってこのような感覚を感じるのは皆さんもそうでしょうか?「忘れている」というのは、「思い出せない」というのとは違うのですね。頭の奥の引き出しにしまわれているだけで、何かの拍子に思い出すこともあるのだなあとつくづく思いました。

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2 コメント

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Unknown (i-yako)
2010-09-29 10:59:33
わかる~!
私も"おんなじこと言われたな"って事を、同じような口調で子供に言っていることありますもん。
で、ハッとしちゃうのね、"いかんいかん"って。笑
ウサチーロさん喘息持ちだったのですね。
私も小さい頃そうでした。
発作って確かにトラウマさながらに脳裏にこびりついている記憶です。
今でも私の両親は"あれは見ているのが辛かった。代わってあげられないから"と言うことがあります。
ホント、子供たちが健康でいてくれることって何にも替え難い幸せだと思います。
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Unknown (Usacillo)
2010-10-01 10:42:55
i-yakoさんもですか!
日本って喘息多い気がするんですよね。清潔すぎるからなのか、あの気候のせいか?子供たちもこのまま元気で育ってほしいです。
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