考えるための道具箱

Thinking tool box

◎Mr.Children Tour 2009 ~終末のコンフィデンスソングス~

2009-05-09 15:01:38 | ◎聴
にわかミスチルファンだけれど、こういったものへの、のめりこみが尋常じゃないので、ごく一般的なミスチルファンぐらいには追いついたと思う。最近はipodの再生回数が、ニール・ヤングとカーリー・ジラフ同様ものすごいことになっている。で、娘のこれも尋常じゃない行動力により手に入れることのできた複数のチケットのうち一枚を分けてもらって城ホールに行ってきた(4月26日)。立見がほとんど苦にならないほど、エンターテイメント性にとんだ良いライブだった。『SUPERMARKET FANTASY』の楽曲を考えると、本来的にはホーンが入ればもっと豊かにはなるんだろうなあと思ったけれど、娘の情報によると今年度のツアーは軽微な年回りにあたるらしいので仕方ない。大仰なスタジアム(長居)とミスチルにしてはコンパクトなホールの2つを経験したことになるけれど、さすがに日本一のPOPバンドだけあって、いずれも楽しませる方法はパーフェクト。



行く前は、セットリストを見ながら、オープニングからの3曲を聴いたら、もうそれで帰ってもいいやみたいな冗談を言ったりしていたもんだけれど、実際はむしろそれ以外の、あまり期待していなかった曲が良かった。「つよがり」や「フェイク」は悪くないのはわかっていたけれど、しかしタメや微妙なリアレンジで、「いつもどおり」とは一線を画した。なにより、アルバムでは、個人的にはいまいちコーナーに押し込められていた「東京」「口がすべって」「花の匂い」なんかを見る目(聴く耳)が変わった。


01.終末のコンフィデンスソング
02.everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~
03.光の射す方へ
04.水上バス
05.つよがり
06.ロックンロール
07.東京
08.口がすべって
09.ファスナー
10.フェイク
11.掌
12.声
13.車の中でかくれてキスをしよう
14.HANABI
15.youthful days
16.エソラ
17.イノセントワールド
18.風と星とメビウスの輪
19.GIFT

■Encore
20.少年
21.花の匂い
22.優しい歌


いまのところどのホールにおいてもリストは変わらない。すべてのオーディエンスに機会均等にといった博愛のほうが先立っているのだろうか。たとえば、スプリングスティーン、そこまでいかずとも浜田省吾程度には、毎回少しずつリストを変えたほうが楽しいと思うんだけど、どうなんだろう。

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