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考えるための道具箱

Thinking tool box

nanoを求めて、penを買う。

2005-09-22 01:36:52 | ◎使
久しぶりのなんば&心斎橋紀行。大型量販でも手に入らない、nanoを求めて、Apple storeをめざしたわけだけれど、どうやら市井の一般人には、4GBもしくはBlackは入手しにくくなっているようだ(※)。まあ予想通りとあきらめ、新しい心斎橋を散歩する。

なにわ遊覧百貨店「そごう」なんてのはもう散歩どころの騒ぎではなく、行列でうんざり。狭いワンフロアを14階もつみあげているから、満杯のエスカレータであがっていくには相当の時間がかかる。しかも露骨に箱貸しの印象。ほんとうは、文化の階とか屋上の劇場とかにも顔をだしておくべきなのだろうけれど、心斎橋を難波まで往復したあとでは、さすがにめげる。こりゃだめだわと、6、7階あたりで登攀を断念しBFに引き返すも、期待していた東急フードショーの幻影もなく、やっぱ大丸に行こうかと思ったがそこは諌めて、初めての小売出展といわれる「活」で串カツを求める。オープン記念サービスで特製ソースを2本もいただいたので、すべてを許し、官軍気分で退散。

で、その横のLOFTもリニューアルしたということなので、ちょいと覘いてみた。おおむねの目的は文具コーナーであることはいうまでもない。ノート売り場などはあいかわらずで新味はなかったけれど、筆記具売り場には「BiC」「STABILO」の大きなコーナーができていて、いくつか珍しいペンがおいてあったので、試し書きして良い感触のものを買ってみた。

ひとつはSTABILOの「bionic」というやつ。まるで、BiCの基調色のようなエキセントリックな軸はとっても有機的なデザイン。ゲルインクっぽいローラボールなんだけれど、その書き味もこれまた有機的でボールもスムーズ。STABILOというメーカーは、ともすればお子ちゃまっぽい商品が多く、あなどってしまいがちなんだけれど、今回、いろいろ試し書きして、ちょっと見直しました。まあ、その道ではそこそこ認められているんだろうなあ。B級っぽいのに高いのが残念だけど。早速、メインペンとして使っているけれど、これはかなり満足度が高い。しかし、軸のスペアが用意されているような感じではなかったので、消耗すれば終わりの630円はC/Pがやや悪いか。


で、あとはBiC。こちらは、なんのことはないゲルインクのボールペン「INTENSITY」を3本。なにが強烈(INTENSITY)なんだろう。それとも鮮明ってことなのかな。BiCにしては、スムーズで太めの書き味が気に入り、黒、赤、メタリックブルーの3本を購入。まあ、こちらは安い買い物です。安いだけあって、ちょっとばかしインク漏れっぽくなっています。ま、ふつうのゲルインクのペンでした。

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(※)正確に言うと、19日時点でアップルストアで持ち帰ることができるのは、白の2GBのみ。当日は「黒の2GB、ひとつだけあるんですけど」と店員が客に囁いて回ってましたが、とびつくほどの需要はなかった模様。わたしは、といえば、それならということで、ネットにて注文をすませた次第です。公表では、1~2週間後に届くらしい。刻印も入れられたし、まあいいか。でも、ほんとに、1~2週間で来んだろうな。

ミケリウス?ミケルリウス?ミケールリュウス?

2005-05-10 16:35:44 | ◎使
ほんとはなんて呼ぶんだろ。まあいいや。久しぶりに渋谷の伊東屋に寄ってみると、輸入ノートの特設コーナーができていてスペインのmiquelriusが充実していた。目新しいラインアップは、スパイラルノートの「DCK DISIGN」と「leather-look NB」。スパイラルノートのほうは、すでに他のステーショナリーショップでも出回っていたため購入済みだったが、leather-lookのシリーズの新タイプが登場したのは久しぶりだ。

文字どおり、合成皮革のような素材を表紙としたleather-lookノートブックは、これまでは、A5サイズのものと、ちょうど片手で掴んだとき(grasp!)しっくりくる大きさのものがラインナップされていた。とりわけ、後者はサイズ&質感が気持ちいいため見つけるたびに購入していた。手帳サイズではあるが、中身は方眼だけのシンプルなものなので、どちらかというとMOLESKINEのようなメモパッド的な使い方がいいのかもしれない。以前は、いくつかの店で販売されていたが、最近では銀座の伊東屋にあるかないか程度に輸入が先細っていたわけです(そもそも、miquelriusじたいが入手困難になりつつあった)。

今回、直輸入と銘打たれて登場したのは、leather-lookのオリジナルにDIVINAS PALABRSというデザイナーの手によるエスプリがふりかけられた手帳サイズのもの。写真をご覧いただけば分かるが、ブラック、ホワイト、レッド、イエロー、ブルーの5色が用意されていて、いちおう中のページデザインもすみ分けられている。写真のようなセット販売もあるが、もちろんバラでも買える。

秀逸なのは、それぞれの背表紙につけられたタイトル。たとえば、僕が買ったイエローには「★yellow pages」と印刷されている。だからといって、便利帖ような罫線がデザインされているわけでもなく、じゃあ用紙がイエローか、といえばそうでもなく、ごく普通のホワイトペーパー方眼。したがって、タイトルはっきりいってとくに意味はない。つまり気分。それぞれは以下のようになっている。

●ブラック→ ★black list →plain white paper
●ホワイト→ ★blank page →plain white paper
●イエロー→ ★yellow pages →5mm squared
●レッド→ ★red phone → alphabetical list
●ブルー→ ★never ending story →→5mm squared
(ブルーのみ2cm厚、他は1cm厚)

なかなかにおしゃれなタイトリング。数冊欲しくなっちゃうんだけど、自宅にこれまでのleather-lookを数冊在庫していることもあり、たくさん持っていてもしようがないか、と思い、伊東屋のメルシー券でタダで買える範囲のエキセントリックな「★yellow pages」のみを購入した次第。でも5冊揃ったギフトパッケージは魅力だなあ。

ちなみにスパイラルノートの「DCK DISIGN」は、じつはこちらも久々の「仕事のミーティングで出しても恥ずかしくない」デザインシリーズ。現在使っているの「NOTE BOOK ECO4」のページがそろそろ終わりに近づいているので、つぎのクールはいったんこちらを使ってみよう。

伊東屋さんには、これからも、ぜひ頑張って「直」輸入をしていただきたいものだなあ。あ、ひょっとして、銀座の本店ならもっとラインアップが充実しているかも。


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↓約5ヶ月ぶりの文具ネタ。
↓ちなみに、次も第2弾文具ネタ予定。
↓本&読書は、どうなる?


PR雑誌『広告』は、文房具好きが作っているか?

2005-01-08 18:11:54 | ◎使
電通が発行するPR雑誌『アドバタイジング』は以前にも少し触れたけど、たとえば「団塊マーケティング」といったかたちで、面白くはないが、マーケティングなどを考える仕事に多少なりとも役に立つ特集を提供してくれている。いっぽう博報堂の提供する『広告』はどんなもんでしょう?

自宅にあるバックナンバーを振り返ってみると、たとえば東紀浩の特集や「日本はマンガなのだ!」といった特集など、『アドバタイジング』とはずいぶん様子が違う。マーケティング・マガジンというよりは、トレンド・エンターテイメント雑誌に近い。

そして、今回の文房具特集。
『広告』はぶだんはちょっとスノッブを気取っているような人しか買わないような雑誌なんだけど、文具マニアは基本的に目ざといため、本号については、すでに相当数のWEB、BLOG上で語られているに違いない。以下の、タイトルを見る限りでは、文具好きが比較的わくわくするコンテンツにはなっている。

◎特集/文房具が教えてくれたこと
●文房具ワールド 串田孫一/●ソニーの開発者が文房具について考えた!/●パリの文房具屋さんで「シルブプレ」/●文房具ピープル 街の文房具屋さんからコレクターまで/●ノートのひみつ ジャポニカ学習帳の学習/●人類にとって理想のノートとは? 明和電機/●ロディアに学ぶ ノートのつくりかた/●To Design The Ruled Line of Notebook/●もっと楽しい手帳ライフ案内! 信頼文具舗 和田哲哉/●佐野研二郎とクオバディスの工場に行ってきました。/●クオバディス 広告オリジナル手帳 服部一成 野田凪 佐野研二郎/●このアイデアは、この文房具から生まれました(藤田晋 小石原はるか みかんぐみ 谷山雅計 斎藤賢司 石原壮一郎 疋田智 イッセー尾形)/●文房具CMに見る「ウケる技術」!/●ペンは剣より強し! 消しゴムはもっと強し!?/●この文房具のココがすごいんです!/●文房具王たちのトリビアな午後/●もうひとつの文房具の世界/●ggが選ぶ! グッドデザインな文具たち/●デザインと文房具のアートな関係 MoMAに入った文房具/●文房具、エディトリアル系/●文房具のある風景 しりあがり寿 ヒロ杉山 野村訓市 蜷川実花/●文房具コラム9/●読書の時だって文房具は私たちの想像力をはばたかせてくれます 文藝 文房具 小山奈々子 片岡義男 鹿島茂 長嶋有


たしかに、最近書店に並ぶ文房具関連の書籍・雑誌とは一味ちがう切り口にはなっていて、博報堂人脈でなければ集まらないようなラインアップでもある。まさにガジェットらしい大量のテーマが用意されているし、価格じたいもPR雑誌だけあって廉価になっているので、基本的に文具好きの人は、盲目的に購入すればいいと思う。

…なんですけど、過度な期待は抱かないほうがいいかもしれないです。なぜなら、『広告』は、トレンド・エンターテイメント雑誌であり、そうである以上、トレンドを追いかけるという点で、その記事内容は表層的であり、新しい情報は一切ない、から。
あくまで「いまなぜかブームになっている、文具というものを遊んでやろうか」という軸を超えてはいないし、それゆえに、けっして文具好きが編集したわけではないというのがみえてしまうんですね。話題だからやってみた、って感じのね。
たとえば、博報堂に所属するAE(orAP)のうちあまり優秀でない人が、得意先企業に御用聞きツールとして持参して、担当部長に「いま文房具が流行ってんですよ」「ふーん文具ねえ」「だから新春キャンペーンのプレミアムはホッチキスで」「ふーん」とやっている場面を想像していただけば、わかってもらえるかもしれない。

文具好きが知りたいのは、おおむね(1)自分が使っている文房具の新しい使い方(2)自分が知らない新しい文房具の紹介/文房具店の紹介なんですよね。たとえば、『手帳200%活用ブック』がマニアにとって興味深いのは、他人の使い方のディティールがノウハウとして吸収できるうという点で(1)であり、『デザインステーショナリー』『趣味の文具箱』『机上空間』などのエイムックでの、これでもかの物量を目を皿にして探すのは(2)にあたる。

この点で『広告』は、マニアの期待には完全には応え切れていない。と思うんですがどうでしょう。たとえば、著名なアートディレクターがノートのリフィールをデザインする「To Design The Ruled Line of Notebook」は、けっこういい線いっているんだけれど、起用したタレントが文具好きでないだろうからどうしようもないアイデアばかりで残念だ(辻村久信さん除く)。「このアイデアは、この文房具から生まれました」なんてのは、上記(1)に近いんだけど、それぞれの使い方で徹底して詳解されていないため、肩透かしの感はいなめない。

たしかに、クオバディスの工場にってオリジナル手帳を作成するという試みなどは面白い。が、そこで創造された、オリジナル手帳が希少価値以外の価値のないようなデザインにあがってしまっているので(好きな人は好きなデザインなんだろうけど)、「流石!博報堂さん、手間もヒマも金もかかっているよ!」という感想しか浮かばない。「そのオリジナル手帳をおいらに作らせてくれよ」というのが、マニアとしての率直な意見だ。

まあ、考えてみれば過去のマンガ特集なども、そうだったわけで、雑誌としてはアマチュアだからしようがないか。そういう意味では、特集とは関係ないがもっともそれらしいオリジナルの「電通VS博報堂 編集長対決」という記事がいちばん面白かったりして。

って、まただらだらとやってしまいましたよ。いずれにしても論評するほどの話ではなかったですね。文具を辿ってこられたみなさますいません。まあ、買って損はしないとは思いますが。


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人気の文房具。

2004-12-26 15:59:54 | ◎使
じつは、このBLOGは、意外と文房具関連の検索ワードでヒットした、たくさんの方に訪問いただいています。

サーチエンジンでのヒット率を高めたいという邪な気持ちも多分にありますが、それより、せっかっくきていただいたのに脆弱な情報では申しわけないので、文房具の情報も定期的にあげていきたいと思います。もちろん、たくさんの文房具マニアBLOGには到底かなわないのですが、少なからずともある情報の在庫を崩していこうと思います。
ということで今日からステーショナリー100%のBLOGに新装開店します。うそです。すいません。

さて。なかでも多くの方の関心が高そうなのが「超・整理手帳」「miquelrius(ミケリウス)」です。

「超・整理手帳」はたぶん時期的な要因も多いと思われますが、それでもあいかわらずの人気には驚かされます。きっと、このシンプルなシステムは、カスタマイズの余地が高く、それゆえに隣りの芝生を覗きたいというところでしょうか。とりわけ今年は、なぜか例年にも増しての手帳ブームで、わたし自身もついつい『手帳200%活用ブック』(日本能率協会マネジメントセンター)などを買ってしまいそうになります。名人の使い方を見ることができるのは興味深いのですが、手帳はやはり属人的なもので、自分は自分の使い方しかできない、ということが過去の失敗遍歴からわかっているため、はやる気持ちを戒めているわけです。けっして熊谷社長のような弁当箱手帳は自分にとっては意味がない、という諦念でもあります。

「超・整理手帳」の場合の関心は、(1)スケジュール部分をどのように区分けして使えば効果的なのか?(2)どのようなA4の書類をはさむのが便利なのか?というところでしょうか。(1)については、わたしも明確な答えがでていません。それこそ1日分を9つのマトリックスに区切って、アポイントとToDoなどに分ければ効果的な1日が送れそうですが、いろいろ悩んだ結果、結局ごく標準的に、縦に1本だけ線を引いて「時間」と「内容」をわける形にしています。これくらい、ルールがゆるい方が使いやすいというのがだんだんわかってきました。

(2)については、いろいろはさもうという欲を掻かないことにしています。結局「●東京の地下鉄図」「●関連電話番号一覧(社用を流用)」、「●会社の出退勤セキュリティ書類→ど忘れするため」、「●ID/Passメモ→以前「超・整理手帳」の別冊付録だった電話番号帳を再利用しています。かなり便利です)」、「●メモノート→これは予想外に便利です。ミーティングのメモに使うのではなく、ToDo付箋の台紙、買うべき書籍リスト、提案すべきアイデアリストなどページごとをリスト化してしまえばいいということに気づきました」、「●付属のカレンダー」、ここに外出や出張時のジョルダン乗換案内の出力を挟み込む、といったところでしょうか。以前は、新幹線の時刻表などもはさんでいましたが、「エクスプレス予約」により不要になりました。したがって、その代わりに「エクスプレス予約カード」を差し込むようになりました。このほか、「名刺の予備」「証明写真」などもポケットに入れています。

ところで昨日、来年のリフィルに入れ替えようとしたのですが、大発見がありました。各スケジュールシートの最後の面に「次リフィルのための仮記入欄」がついていました。おそらく大きくアナウンスされていなかったと思うのですが、これは革命的に便利です。わたしは、おおむねスケジュールシートは1枚しか携行しないことにしているのですが、期の移り目のアポイント記入は課題でした。暫定的に付箋に書き込んでおくことが多かったのですが、新シートへの転記を忘れ何度か失敗したことがあります。毎年、細かい改善が加えられていくのも「超・整理手帳」の大きな魅力かもしれません。

そして、もうひとつ人気が高いのが「ミケリウス(miquelrius)」です。何度か、syaopaironさん(雑想)aymさん(物欲日誌)とやりとりをさせいただいていますので、おなじみのブランドではありますが、syaopaironさんの「リビング・モティーフ」情報によると本国スペインからの輸入が格段に減ってきているようで、この話を聞いて、わたしも急いで「ECO6」を買占めにいったしだいです。かんたんにいうと、大きなスパイラルリングで大量のシートがぶ厚く束ねられているノートですが、まずこの形態、そしてシートのデザイン&カラーリングがなかなか格好よく、これに該当するものが他のメーカーにはありません。入手できなくなった場合は、直輸入しなければならないと考えると気が重い話です。

写真にあるハンディーノートについても、いまはほとんどみかけなくなってしまいました。じつはこれも買いだめしているため、写真の2冊は新品なのですが、「伊東屋」の銀座本店にはまだ在庫があるのでしょうか(少なくとも渋谷の東急の店には微塵もありません)。A6サイズのノートで、シートは方眼。ちょっと使い方に困りそうですが、良かった本の一節を写経しておくなどのデータベースとしては使えそうです。
BLOGではお伝えできず残念なのですが、表紙カバーの質感や、まさに「grasp」とよぶにふさわしい鷲づかみできる感覚が、脳にかすかに残る知性を刺激します(じつは、「超・整理手帳」もスリップオンの皮カバーに変えてからしっかり「grasp」できるようになり、この感覚も気に入っています)。人気の声を伝えれば、輸入が活性化するのではないかという期待をもちつつ、こういったBLOGでくどくどと魅力を紹介していくようにします。みなさまも、ぜひ加担してください。


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↓文房具のほうもこつこつやっていきます。
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愛用のペンたち。

2004-11-25 23:44:38 | ◎使
aymさんの企画にインスパイアされました、もといパクらせていただきました。申しわけありません!なにかを侵害するようであれば削除しますのでご指摘お願いします。

いま、ほぼ持ち歩いている一群です。向かって右から

(1)rotring VISUPOINT (レッド)
(2)rotring VISUPOINT(ターコイズブルー)
(3)rotring VISUPOINT(ブルー)
(4)rotring CORE テクノア(万年筆/XL)
(5)STAEDTLER (シャープペンシル 0.5)
(6)SANFORD ACCENT RT Highlighters
(7)STAEDTLER (シャープペンシル 0.9)
(8)Pelikan future F
(9)ボールPentel B100 黒
(10)ボールPentel B100 黒

いろいろ使った結果、いま行き着いた先です。基本的に、毎日、相当量書いているので、乱暴に扱ってもOK、場合によっては失くしても、さほど凹まないものを持ち歩いている、といった感じです。

(1)~(3)は、0.3mmの細書きです。ほんとうは、XONOX Rollerpointを求めていたのですが、たまたま並んでいたので選んだもの。ターコイズブルーなど、へんな色があったのも食いつきの理由ですね。
(4)はおなじみですね。こんなにボロボロになるまでつかってしまい、いまは、(8)の子供用ペリカンに代替わりしつつあります。ペン先が「XL(極太)→F(極細)」、インクが「青→黒」に変わった、コントラストも楽しめているわけですが、手帖にスケジュールを書くのは、やはり細書きの後者が正解でしたね。軸の太さは、あいかわらず手に馴染みますが。
(5)(7)は、定番ですね。同じシャーペンなら、国産よりステッドラーか、ロットリングかという発想で買い続けています。
(6)は、輸入雑貨屋などで見かけ始めましたでしょうか?ノック式の蛍光ペンですね。国産のものも使っていましたが、このスタンフォードのものは、けっこう丈夫です。いずれにしても、ノック式の蛍光ペンはかなり便利ではあります。
(9)(10)は、バカにしてはいけません。どう乱雑に扱ってもいいし、細太使い分けて書けるし、なにより字に味がでます。たぶん義務教育以来久しぶりに使ったことになると思うのですが、サインペンの鏡ですね。結局、これをもっとも多く使っているような気がします。

ちなみにバック紙は、RHODIA の CLIC BLOC。あちこち探して買い求めただけに、革命的に便利です。

ということで、いまも、これからオフィスで、何かアイデアを書こうとしているわけです。


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超整理手帳、もう少し。

2004-10-21 00:12:05 | ◎使
TBをいただいたということもあり、お返しもかねて超整理手帳についてもう少し。

「超」整理手帳HPでは、4月から2005版スケジュールシートについて議論されており、この2005版は一見2004版と変わっていないようだが、コロンブスの卵的にメモ欄が一番下から一番上に変更されたりしてユーザーの意見も取り入れられている。

10月18日のエントリーでは、今回の改訂された「シート下部のメモ欄が上部に」というポイントついて触れるだけ触れるだけて放置ししていたが、これについては、(あくまで)個人的にはつらいところがあった。わたしは、これまで下のメモ欄は、買った本の覚書スペースとして使っていたからだ。もちろん、単純に物理的に上に移せばいいわけなのだが、ビジネス中心の手帳だけに、冒頭に趣味の話が記載されているのは、気合という面でもいただけない。

まあ、日曜欄をつぶすという方法もあるし、待望の新製品「メモノート」(褒めすぎか)を読書メモに使う、という考え方もある。結局は、このようなカスタマイズ性も、超整理手帳の魅力のひとつか。

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あと個人的には、昔ついていた別小冊子(年度ごとのカレンダー、電話リスト、TO-DOリストなどがまとめたれた中綴じ)のリストを各種ID/Passに管理メモに使っているので、復活させてほしいところ(でも、これもくどいですが「メモノート」で代用できますね。なんと便利な「メモノート」。慇懃無礼ですね)。

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このところ、カテゴリーが偏ってますけど、
徐々にならしていきます。

超整理手帳2005年版。

2004-10-18 20:38:51 | ◎使
本来的には手帳は、「ああ、今年も終わった」といった充実感のもとで買うのがいちばんよく、まだ二やま三やまもあるだろう10月に買うものではない。しかし、超整理手帳のスペアリフィルについては、どこでも売っているというわけではないので、見つけたときに買わざるをえない。

しかし、今回は最近大阪北摂地域でメガ勢力になりつつある田村書店千里中央店で発見。これまでは、紀伊國屋書店か八重洲ブックセンターといった老舗大型書店に出向いていたが、身近で買えるようになったので、もう、焦って入手する必要はなくなりそうだ。

さて2005年度版の目玉は「隠しポケットつきカンガルーホルダー」「シート下部のメモ欄が上部に」ということらしい。前者は、直感的にとても便利か、と感じたが、わたしは、スリップ・オンのセミオーダーカバーを使っているため、差込部分にある隠しポケットが、ほんとうに隠れてしまって実機能しないことが判明した。まあ、ほんとうの隠しポケットとして使えばいいわけだが(ちなみにエマージェンシー用1万円札などを挿入しておくことがお奨めされている)。

そして、もうひとつの新製品は「メモノート」。超整理手帳サイズの薄い中綴じメモだ。すでに、サードパーティ的に発売されていた製品もあったが常に品薄状態だったり、無印良品のA5ノートを半分に切って使う人もいたり、ユーザー間では待望されていた。横罫(3)・方眼(1)・無地(1)がセットになっているのもユーザーの希求がよくわかっているようだ。
しかし、これについても、私は、より近いサイズのメモ(※)を代官山の「INK AND NIBS」で発見し、大量に購入していたので、複雑な気持ちではある。

で、久しぶりに、超整理手帳のサイトを見てみると、なんと誰もが夢想していた「RHODIA №08」を挟み込めるカバーが発売されるようだ。

今年は、Lazy Susanで、「超」整理手帳が取り扱われることになりました。取り扱い店舗などは不明ですが、女性メインのお店で扱われるなんて、画期的な出来事ですね。さらに、オリジナルの革カバーも販売されるそうです。それも、ロディアのメモも同時に差し込めるものだそうです。サンプル写真が届いています。
なかなか画期的な試みだと思います。すでに、VERY誌に掲載が決まったとのこと。今年は、女性ユーザが一気に増えるといいですね。

写真見る限り、ずいぶんよさそう。即、食いつきたいけれど、スリップ・オンのカバーがいい感じでなじんできているだけに、なかなか難しいところだ。買い換えるであろう再来年くらいまで、なくならないことを祈ります。

(※)写真参照。後でわかったのだが、このメモはどうも単独で販売するものではなく、ごくふつうのメモ欄が少ない手帳に別冊として挟み込まれ一体で販売されるもののようだ。

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ミケリウスのスパイラルノート

2004-10-02 14:10:46 | ◎使
2005年の手帳が店頭に並びはじめた。ここ数年、「超整理手帳」が定着していることもあって、買い換えるつもりは毛頭ないのだが、それでも「新しいデザインやフォーマットが登場していないものだろうか」と、伊東屋やSPILAL、PARCO PART1のB1Fなどをサーチしてしまう。しかし、手帳については、絶対に買わない(買えない)わけだから、そのストレス解消のために、ついつい、ほかのステーショナリーに衝動を起こしてしまう。

「お、RHDIAのDIRECTION?。珍しい!このあいだ買ったELCOのやつがあるけど、どうせすぐなくなんるんだから、買い買い!ついでに、単語帖用に極小バージョン(No11)も買っておこう。」
「そういえば、『デザイン・ステーショナリー』で、「ボールPentel」が絶賛されていなあ。まとめ買いしておこう。安いんだからいい、いい。」
「あ、MILANのホッチキス。自宅用にNo3の針用が必要だから、買っちゃえ買っちゃえ。必要なんだからしようがない!」
「発見!BICのミニ4色セットボールペン。きっと日本ではこの店でしか売ってない。またとないチャンスだ!」

そう。わたしは、文房具を目の前にすると、無数の言い訳を考えることができるのだ。
もちろん自己正当化のバリエーションは、その質・量とも、相当数いるであろう文具マニアの足元もおよばないだろう稚拙なものばかりだ。つまり、「ここに、今しかない」「どうせ使うものだから」。
これらを積み重ねることで、「どこでもいつでも入手できる」「結局使わない」文房具が、どんどんたまってくる。まあ、最近は、たとえば、上記のRHODIAなどは、大阪の郊外のSCや通販でも買えるようになったので(※)、「ここに、今しかない」症候群はかなり緩和されてきているわけだが、それでも飽くなき追求を続けているブランドはある。

そのひとつが「miquelrius(ミケリウス)」のスパイラルノート。一時期、伊東屋はもとより、ソニープラザなどでも簡単に入手できたのだが、最近、ほとんどみかけなくなってしまった。いや、あるにはあるのだが、妙にエキセントリックなイラストバージョンがほとんどで、本来的なmiquelriusのデザイン力を発揮できるオーソドックなデザインのものは皆無に近い。したがって、全盛期でも希少であった「NOTEBOOK ECO4」なんていうバージョンは、いまやリビングモチーフですら在庫があるかどうか、といった危機的状況になってしまった。エコらしいナチュラルな質感、どれだけ雑に使っても1年以上はなくならないページボリウム、控えめなカラーリングの方眼デザイン…。
じつは、希少性を考えて、数冊買いだめはしているんだけど、どこかで見つけたら、きっと「しようがないあなあ」と、またもやレジに運ぶことになるだろう。
「ここに、今しかない」症候群は、とうめん完治する気配はなさそうだ。

とりあえず、メルシー券もたまっていることだし、伊東屋に行ってきます。


(※1)RHODIA ADVANCED CLIC BLOC(マウスパッド兼用ノート)は、依然として希少だけれど。