河出の『日本文学全集23 中上健次』についている、家系図と年表と人物紹介は、欲しいなあ。
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「ゲーム的リアリズムについて私はまだちょっと分からない部分があって、あなたに聞きたいのです」と佐々木敦に質問したり、ホワイトボードで図解を始める筒井康隆の究める姿勢はすごいと思う。(『文學界2月号』の対談「あなたは今、筒井康隆の文章を読んでいる」)
『文体の科学』の「批評」の章で、どんなの取り上げるのかなと思ったら、「ヨハネによる福音書」のマルティン・ルター(信仰で読む)とエックハルト(理性で読む)の読解で、こっちもすごいな、と思った。
「清野さんの漫画読んでる人、頭おかしい人、多いよ」
ワニダさんに言われちゃったよ!!
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へんに慣れていることもあって、新幹線や飛行機に乗り込むのが時間ぎりぎりになってしまう。ジョルダンで調べたりもしない。普通の機関と違うということをあらためて意識して余裕をもつようにしよう。つまり今日もやばかった。
対話や思考において、異物を発見したい、異物を発信したいというマインドセットがそもそも重要じゃないかな。盲従の同意でもなく、真逆の異論でもなく。
今日はもうひとつ大仕事があるんだよなあ。できれば小仕事で終わってほしい。
『文体の科学』の「小説」の章は最後に「意識の流れ」にふれる。けっして「小説」の全体像ではないんだけれど、小説に「構造」というものがあることの一を聞いて十を知る好例のような気がする。全編を通しての、この「一々列挙しないけれどあるMECE感」は何に起因するのだろう。
あと『文体の科学』にあるのは、知のジャンルの越境感。理数・人文が分化していない時代の書物?個人的に馴染みのある理解で言うと『文体の科学』というより「構造の解明」のほうが近いような気がしていて、その「世界の構造解明」というところで枠を超えているんだろうか。
いちどしっかり、『文体の科学』を科学したほうがいいな。