そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月15日(火)その3

2009年09月15日 | 昔日記
 パートナーは浅草から「チュララ」を買ってきてくれなかった。かわりに「ふじ屋」の手拭いをくれたが、何でも手拭いを土産にすればいいというものではない。

 夕食に刺身を用意したら、姑も刺身を買ってきたものだから、刺身だらけになった。マグロとサンマと、鰹とサーモン、なんか滅茶苦茶。刺身とぬるい白ワインは、全然合わない。

 K先生が憐れんで、美味しい玄米を恵んで下さるらしい。…そうではなくて、パートナーが乱暴に玄米御飯を炊くものだから、この間はとても食えないことになったのである。白米と適当に混ぜると、実にうまい。ただ、こればかりだと飽きるかも。

 御飯の炊き方には自信がある。まあ、水加減ですかな。それと、炊きあがったら速やかにお櫃に移すのが肝要。炊飯器に入れっ放しにしておくと、すぐに不味くなるし、変な臭いがつく。

 おかずには、出汁巻き卵を甘めに作って、クコの実を巻きこんでみた。黄色地に、赤い点々がかわいい。また、姑が玉葱をたくさん食べたがるので、大きめのを1個きざみ、人参と海老・烏賊少々を炒め合わせて胡麻風味をつけた。といっても、最後に胡麻ドレをぶっかけて炒めるだけなのだが…。味付けにドレッシングを使うと、面倒がない。

9月15日(火)その2

2009年09月15日 | 昔日記
 ベリーリキュールの話。ヴァンター空港の免税ショップで買ってきた「Lignell & Piispanen」という会社の製品だが、日本には入ってきていないのかもしれない。ネットで見つけられたのは、同社の「マルドワイン」のみ。

 調べたら、ここに出ている、「Mesimarja-likööri (Tax-Free)」というやつだった!ううむ、 「Arctic bramble」(チシマイチゴ)というベリーのリキュールであったか。我が北方領土にも生えておるのだろうか? フィンランド語は難しい。キイトス。

9月15日(火)

2009年09月15日 | 昔日記
 昨夜、パートナーは遅いお帰りであった。娘は海外旅行に出かけちゃったので、夕食は姑と2人。もちろん私が作った。白米に玄米を少し混ぜて炊いてみる。微妙な歯ごたえが悪くない。おかずは、豚ヒレ肉をピーマンと煮込んで鰹節をかけたもの、玉葱のペーストにしめじや鶏肉少々を混ぜて軽くカレー風味にしたものと、あとは大根おろしに縮緬ジャコを和えて誤魔化した。2人分を作るのはなかなか難しい。かなり余ってしまった。

 目が覚めたら、パートナーはお帰りになっていた。携帯を研究室に忘れてきたんだと。プリプリ怒っている。夏休み中に2度も学科主任代理を引き受けたのに、Y学科主任からは全く挨拶がないという。その間の主任手当寄こせ~!などと、不穏なことを叫んでいる。あな恐ろし。Y先生も、お菓子の一つも渡せばよいのに。ちょっとした気遣いが大切ですなあ。

 今日は浅草で学生を引率して調査なのだそうだ。何の調査ならむ? 常盤堂で雷門おこしのチュララ買ってきて欲しい。

  Wさんから、「雪の深山に鳴く鳥」についてご下問を受けたので、『六家集抜書抄』の注などをお教えしたところ、お礼のメールが来た。「寒苦鳥」を詠んでいるわけだが、その典拠たる仏典はよく分からないらしい。寒風酷暑ものかはと~♪ 関係ないか。