そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月7日(月)

2009年09月07日 | 昔日記
 集中講義1日目。8:45に大学の東門で助手の方と落ち合い、控室へ案内していただく。PCの設定をお願いして、教材をコピー、9:00から授業開始で、17:55まで90分×5コマをこなす。これが3日間。ハードですな。まあ、そこはそれ、いささか融通はきかせるのだが…。

 お昼にN君が顔を出してくれた。こちらの大学の専任教員だが、私は彼の博論の審査に加わり、結婚式にも出席した。優秀な後輩である。毎日、研究室で仕事をしているらしい。お宅は倉敷にある。昼食を一緒に摂った。今日は学部時代の同期生と食事をする約束なので、N君とは明日飲みに行く約束をした。

 講義は予定通り進んだ。受講生は20名ほどで、私が突然歌い出したりするものだから、皆ちょっと引いている。(汗 明治14年刊の『小学唱歌集』初偏まで読む。それで、「見わたせば」を歌ってくれるよう指名したところ、珍しくいやがられた。仕方が無いので自分で歌ってみせた。調子に乗って「蝶々」の2番や「君が代」まで歌ったら、もっといやがられた。しょぼん。

 暑い。ホテルに戻り、シャワーをあびる。20:00にH君夫妻が訪ねてみえた。ホテルの和食屋で飲むこと昨年に同じ。ご長男が今、勤務先大学の学生なので、そのあたりの話が中心となる。H夫妻と私は、簡単に言えば学生時代のサークル?仲間ということになろう。同じサークルにいた、道後温泉大学教授のAちゃん一家のことなども話題になった。H君もAちゃんも、同じサークルの男女同士で結婚したからなあ(私はそうではありませんぞ)。Aちゃんとはパートナーが、数日前研究会で一緒だったはず。付属校の校長先生をしていて、ずいぶん忙しいらしい。

 なかなか凝ったお料理であった。日本酒をがばがば飲んだので、部屋に帰ってベッドに倒れこんだ。ああ、予習しなければ…。明日はN君と飲みに行く。持ってきた仕事は全然できませんわ。