そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月12日(土)

2009年09月12日 | 昔日記
 昨夜は岡山でN君からお土産にいただいた日本酒を飲んだ。といっても、2合ほど入るかと思われる民芸風ガラス容器にビー玉が3個入っており、カラカラと音がするという、どちらかといえば容器が主で、お酒はおまけみたいなものである。いつも携帯している昭和20年代の量産品の盃を使った。最近、湯呑みにも、同じく「ギャラリー坂」でもとめたフランスのヨーグルト容器を使うことが多い。こちらは見立てですな。でも、大きさといい形といい、実に使いやすい。

 思うところあって、昨今流行り?の「マイ箸」というのか、これから割り箸は使わぬようにしようと決意し、竹製のお箸を持ち歩いている。京都の「ばんてら」で買ってきた五角の竹箸を、麻の箸袋に入れているのだが、軽くて丈夫で、何とも言えず使いやすいのである。「ばんてら」にはうどん用の竹箸も売っていて、これもとてもよさそうだった。今度京都へ行く機会があったら、買いに行こう。どうせ寺町通りのあのあたりには、必ず行くことになるのだから…

 W文学会の研究発表者は、続いて申し込みの打診があった。その気になれば、私もまだまだ影響力があるのかな? そういえば、昨日学会出張の申請用紙を貰ってはきたが、今秋、あちこち地方学会に行くのは、何だか億劫な気がしてきた。金曜は18:00まで、月曜も9:00から演習科目を持っているので、月曜のエキスカーションにはどうせ参加できないし、土曜の朝いちで発って、お昼の委員会に間に合うよう到着し、夜は懇親会に出て1泊、翌日は総会が終わり次第帰京というのでは、もう疲れに行くようなものである。でも、研究指導の院生ほかが発表するので、行かぬわけにもいかんか。N氏から気の重いことも頼まれているし… パートナーは松江で学会なので、それに一緒に行きたいくらいだ。