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クライマックスシリーズ・セ 第4戦

2014年10月18日 23時33分33秒 | スポーツ
東京ドームから只今帰ってきました。
結果はご存じの通りですので、試合に関しては後程、記すとして
今までクライマックスシリーズへ行ったことがなくて
というのもプレオーダーなどで応募しても落選してばかりで
今回もどうせダメだろう、と大して期待していませんでした。
それが当選して、レフト側といっても外野指定席が取れて
良かったなぁと楽しみにしていました。

今年巨人戦を観に行くのは初めてで
ここ数年、勝っても負けてもそんなに嬉しくもなければ
悲しくもない状態が続いており
今日は久々に「絶対に勝ちたい」、と心に期するものがありました。
阪神戦を観に行くのも、後楽園球場時代の
中学生の時以来です。

阪神ファンは怖いイメージしかなくて
今まで行きたいと思いませんでした。
阪神ファンと巨人ファンの境目に警備員がたくさんいて
いざこざが起きないように見張っていたし
3連勝している余裕なのか
そんなに挑発するような感じもなく
あまり怖さは感じませんでした。

確率的に4連勝するのは、2の4乗分の1で
すなわち16分の1、6.25%しかありません。
しかもアウェーチームということを考慮すれば
5%もない計算になります。
しかし今日の先発は巨人が小山で、阪神が能見、
これだけ見れば圧倒的に阪神有利で
試合開始までは30:70で巨人が不利だと客観的に見ていました。

で初回、上本、鳥谷の連続ヒットで、4番のゴメスを何とか三振に仕留め
ここを抑えればと思ったのもつかの間、
マートンの3ランホームラン。
ちーん、早くも15:85に暴落しました。
そのショックも冷めやらない内に
福留の連続ホームラン、1回で勝つ確率、10まで減りました。

その裏、チャンスを作るも得点できず、
逆に大和を2塁に置いて、西岡の2ランホームラン、
この時点で0対6、10→5に。
亀井のホームランと村田の犠牲フライで2点返して4点差に。
能見は絶不調で、ヒットはバカバカでますが
チャンスに打てず、特に坂本と慎之介が大ブレーキでした。

小山の後の継投で何とか凌いでいましたが
7回にダメ押しのゴメスのタイムリーで2対8、
1アウト満塁の大ピンチにも関わらず久保を続投させ
食らったこの2点は致命傷もいい所でした。
再び6点差つき、8回裏に登板した福原に3者凡退でもう風前の灯。

最終回は当たり前のようにオスンファンが出てきて
代打セペダ。
ここでまさかのホームラン。
第1戦目にこれが出ていれば
今頃は逆に巨人の胴上げ目前だったに違いありません。
そして今日大ブレーキの坂本も
レフトスタンドへ連続ホームラン。
これも今日他の打席で打っていれば
また違う展開になっていたかもしれないのに、と
しかしこれで4点差になり、満塁で一発出れば同点というところまで来ました。

井端が倒れましたが、アンダーソンがライト前ヒットを放ち4番慎之介。
ここで繋がれば、もしかしたらもしかするかもと
内心期待していました。
カウント2-3で内角のボール球を空振り三振。
実質上、ここで勝負は決しました。
案の定、村田も倒れ、
前代未聞のホームで4タテを食らうという
最悪の結末を迎えました。

土曜日の4戦目というのに空席もそこそこあり、
5戦目、6戦目もソールドアウトしていなかったようです。
数年前の阪神戦だったらレギュラーシーズンでも完売していたのに
何か悲しいものです。
正直、今年の巨人はどこが強いのかイマイチ分からない位、
実力はあまりなかったのも事実で
それがこのクライマックスシリーズで露呈してしまったのでしょうか。

広島との最終戦で、負けてあげれば
広島が2位になり、甲子園で試合しないで済んだわけで
そうすれば阪神がファイナルステージに上がってこなかったのになぁ、と
広島なら例え、敗れても、
ここまで失望することはなかったのにと。
お金を払って観に行って、嫌な気持ちになる、
スポーツ観戦っていうのはこれがあるから
嫌なんだよな。


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