これが私の生きる道

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「家族のうた」の出演者のきもち

2012年05月09日 21時27分41秒 | 芸能・テレビ
今クールのドラマで実は一番見どころなのが
「Wの悲劇」で武井咲、福田沙紀、剛力彩芽という
オスカープロモーション所属の女優が揃い踏みしているところです。
先輩、福田沙紀が後輩、武井咲をいじめるシーンは
現実を彷彿とさせる関係性というか
福田沙紀の心中を察するにあまりあります。

それにしても去年までは武井咲のバーター扱いのようだった
剛力彩芽が凄まじく可愛くなってきたのにはびっくりです。
可愛いから露出が増えるのか、
露出が増えるから可愛くなるのか
人っていうのは絶えず人目にさらされていないと
退化していってしまうのでしょうね。

もう一つ話題になっているドラマといえば「家族のうた」で
ゴールデンタイムのドラマとして視聴率が3%を切る手前まで
きてしまいました。
「家政婦のミタ」でも主題歌を歌っていた斉藤和義を起用したのに
なんか斉藤氏にとってもいい迷惑です。
打ち切りするかもしれない、という報道もされていますが
こういう状況に陥ったドラマの収録現場って
どんな感じなんですかね。

セリフを憶えるモチベーションなんか上がらなそうだし
演じていても「どうせみんな見てないんだろうな」って
気持ちも入らなそうな。
収録の合間での共演者との会話でも
自虐的になっていそうだし
打ち上げも盛り上がらなそうですしね。

ドラマも映画もそうですが、
出演している自分たちでも
「これ、ひどい出来だなぁ」って感じることって
結構あると思うんですよね。
実際、邦画なんてこれ面白いなぁって思うものなんて
本当に数少ないですし
番宣とかで絶賛するのも嘘だとは思わないけど
自分たちは実際に苦労して撮影しているから
そのバイアスが相当働いている結果なんでしょう。

だから沢尻エリカが「クローズ・ノート」の舞台挨拶で
「別に」って顰蹙を買ったのも
あの映画の出来に納得いっていなかったとすれば
素直な態度だったといえるわけで
照れ隠しだったのかもしれません。(それはさすがにないか)

周りの人がみんなつまらないと思っていることでも
さも面白そうに演じて
それをテレビなどを通じて全国のみなさまに晒すというのは
実は結構恥ずかしいことなんだと思うのです。
それでも俳優はまだマシで
アイドルなんかはかなり割に合わない仕事だと
言わざるをえません。

忙しい割には、給料も少ないし、太れないから好きなものばかりも食べられない、
おおっぴらには恋愛もできないし
有名になったらなったで外も自由に歩けなくなると
何にもいいことはありません。
まだ若くて売れている内は良くても
売れなくなってきたらヌードにさせられる確率も増えるし
あれだけのルックスだったら普通のOLしていれば
みんなにチヤホヤされて
はるかに幸せな生活を送れていただろう人は
たくさんいたと想像できます。

アナウンサーも花形職業の一つですが
早朝、深夜どちらの番組を担当させられるか分からず
顔が割れているから好きなこともできず
どっかの大手企業に勤めた方が
楽な人生を送れる確率は高いでしょう。
就職先に考えている人は
そういうことも考慮して入社しないと
数年で辞めてしまうことになるかもしれません。


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