普通に暮らしていた主婦が夫の死を境に世間の波にさらされるみたいな話です。
出てくる人物は皆、60歳前後の男女で
見目麗しい人も才覚あふれる人も出てきません。
しかも遺産相続や不倫問題なんかのドロドロ満載の物語です。
主人公の敏子が不倫をするのですが
還暦のおばさんとそういう関係になりたいものなんですかね。
家の母も同じ位の歳ですけど
どうみてもな～・・・。
同じ60歳でも吉永小百合なら分からなくもないけど
あんな人そうはいないでしょう、
っていうか見た事ないしな。
でも世の中には実際いるんでしょうね、
自分の視野の狭さは、如何ともしがたいものがありますね。
それと最近65歳のおばさんが59歳のおばさんを蹴り殺した事件がありましたよね。
60前後のおばさんを甘く見ていたらしっぺがえしを食らうかもしれません、
気をつけましょう。
それから６５歳のオバハンが５９歳のオバハンを蹴り殺す話ですが、このブログで初めて知りました。こんな事件があったんですね。こっちの新聞には載ってなかったと思います。でも、ありそうな話です。
また、お邪魔させてくださいね。
そんなに若くはないんですけど・・・
桐野さんの作品には、綺麗で頭が良くて性格もいい
みたいな嘘っぽい人が出てこないので好きです。
でもこんな読書感想文では喜ぶとは思えませんが・・・
蹴り殺すってすごいですよね、
しかも他にこの集まりに参加していた人たちも
何人かいたらしいんですよ。
暴力を止められないほど権威のある人なんですかね。
トラックバックありがとうございます。
「魂萌え」、私も最初本屋でカバーを読んだときに今私の年齢（２０代後半）で読んでもなー、、と思ったんですが、ピンクい装丁が気に入ってしまって買ってしまいました。
桐野さんの作品は、ほんと女性がすごいですよね。ご本人もそういう方なのかなーと思いつつよんでます。
ご本人の写真をみて、そんな風に思いました。
でも作家さんと付き合うのって大変そうですね、
本音では自分の事、どう思ってるんだろうとか
本を読むと、思ってしまいそうです。
よしもとばななさんが昔何かの本で、友人をモデルに書いたとかいってたような。
ちょっと話が飛ぶけど彼氏が作家だとすごくいやかも～。
でも同姓の歳が離れている友人や知り合いだったら、客観的に自分を見てどうなのか、短編を書いてもらいたい気もします。
この人ちゃんと見てくれているなぁって思えますけど
全然気づいていない、しかも自分でもこんな奴
嫌だな～みたいな人物で書かれてたらショックですね。
人を見る目がある人って余りいないと考えているほうなので、分析してもらいたい気持ちはあるんですけど・・・