これが私の生きる道

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アダルト・エデュケーション

2011年01月29日 21時31分40秒 | 読書
今日の夕刊に来週の占いが書いてあって
「精神的疲れあり。娯楽必要。飲むのもよい。」
「ストレス増加。不眠症、感情のいら立ち注意。」という
これ以上のない位、最低の内容で
週末なのに最低の気分です。
でもこの通りになってもおかしくないほど
厄介ごとが多そうなスケジュールになっており
心労は増すばかりです。

そんな話とは全く関係ありませんが
村山由佳著「アダルト・エデュケーション」を読みました。
12のお話からなる短編集で
全て女性が主人公です。
題名から想像がつく通り、
大人の恋愛話オンリーです。

最近の村山さんは「ダブル・ファンタジー」といい
女版渡辺淳一の道をひた走っています。
直木賞を受賞した「星々の舟」の面影は
全くありません。
普通の浮気はもちろんのこと、同性愛あり、義理の兄との浮気あり
会社の部下に彼氏を取られ
年下の彼氏に、SMと
まさに「アダルト・エデュケーション」です。

全て女性目線で書かれていて
みんながみんな、こんな人たちだったら
現在の婚姻制度は破綻してしまうだろうことは
想像に難くありません。
とにかく出てくる人、出てくる人
エロいことしか考えていなくて
そのことにとても貪欲で
純愛の「じ」の字も感じられません。
っていうかこの話みたいに
そんなに目くるめく、我を亡くすような
快楽の嵐が襲ってくるか~、って
まぁ男と女じゃ身体のつくりが違うのかもしれないけど。

正直な所、女性にはあまりこういう
性愛的なことを感じさせないで
ほしい部分はあります。
性的なことだけに関わらず
買い物とか大食とか
欲望に溺れている姿は見たくないとも。

とはいっても自分が今ここにいるのは
両親がそういうことをした結果という
現実があるわけで
そこのうらはらさは結構好きだったりします。
芸能人が結婚してインタビューで
「子供は3人ほしいです」とか言っていると
3回Hします、って言われているようで
何か笑ってしまいます。

今、男だから思うだけかもしれないけど
自分がもし女だったらレズに走るかもしれないなぁ、
とてもじゃないけど男に一生を預ける気持ちにはなれないし
変な性癖とかあったら気持ち悪いし。
一人で一生生きていく為に、手に職をつけたり、
趣味に走ったり
でも歳を取ったら寂しくなるもんですかね。


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