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直輸入に初挑戦 OPPO BDP-95

2012年02月13日 20時52分18秒 | 思うこと
興味がない人にとってはものすごい無駄遣いに感じることですが
ブルーレイレコーダーを持っているのに
再生専用のブルーレイプレーヤーを購入しました。
ブルーレイレコーダーは画像も音声もそこそこで
CDをアンプを通してヘッドホンで聴くとがっかりします。
ヴィトンのバックを何個も買うのと同じ位
傍からみたら馬鹿げたことですが
これが趣味というものなのでしょうか。

そのブルーレイプレーヤーですが
国内ではレコーダー全盛で、しかも折りからの不況で
作ってもマニアにしか買われないこれらは
最近は1~2万の安物ばかりしか売っていません。
そこで海外製品に目を向けてみると
あちらでは日本ほどにレコーダーに比重を置いているわけではなく
再生専用機も生産されていました。

中でもOPPOという会社のBDP-95という機種が評判がよく
ブルーレイのみならず、SACD、DVDオーディオも再生可能と
現在存在しているほとんどのディスクを網羅しています。
画質も音声も申し分なさそうでテンションが上がりましたが
問題は価格で日本の正規品だと189000円もします。
レコーダーも安いとはいえ6万使ってしまった後で
これはちょっと厳しい値段です。
他にも輸入代行だとか調査しましたが14万円は
どうしても掛ってしまうみたいです。

そこでアメリカ本社のサイトに飛んで調べると
何と本体価格が999ドル、輸送量140ドルと書いてあって
1ドル=77円で計算すると87703円と
なんと9万円を下回るではありませんか。
他に関税が2400円掛るみたいですが
それでも日本の正規品に比べたら半分以下です。

値段だけ考えたら絶対買いですが
直輸入で物を買ったことが一度もなく
購入までの流れさえよく理解していません。
まずサイト自体、当たり前ですが英語のみで
簡単な英文位ならおぼろげながら分かりますが
何より英語ばかりで訳する気力すら沸いてきません。
それともし故障でもしたら
どうやってコンタクトを取ってやり取りしていいかも分かりません。

こんな感じで3日ほど悩みに悩んで
結局直輸入で買うことにしました。
他にこの方法で買った人のブログなど読んで流れを知り、
とても大変だったイメージを払拭できたのが
大きかったです。

とりあえず英語を日本語にしないと仕方ないので
ウェブページごと、翻訳してくれるサイトを見つけて
変換させて購入手続き開始です。
この変換なんですが、意訳ではなく基本的に単語を直訳しているだけなので
きちんとした日本語になっておらずこれにも苦戦。
何とか購入する意思が伝わると
配送先の住所入力でまたもや手が止まってしまいました。
日本とは逆でマンション名などの細かい方から
最後にTOKYOと入力しなければいけないらしく
そこらへんも他のサイトで調べながら入力。

支払いはクレジットカードなので
こちらは日本とやることはそんなに変わらないので
比較的に順調に入力できて
購入手続が終了しました。
とは言っても正式にこれで間違いなく完了したかは確信が持てません。
数時間後、「受付しました」らしきメールが届いたので
大丈夫みたいです。

翌日、再度メールが届き、
「このプレーヤーは日本とリージョンコードが違いますが
このまま購入手続を続けていいですか」というメールが届きました。
DVDにはリージョンコードというのがあって
アメリカで販売されているDVDは
基本的には日本のプレーヤーでは再生できません。
その逆に日本のDVDはアメリカのプレーヤーでは再生できないので
それでいいのか、わざわざ聞いてくれているわけです。
これにはそのリージョンをフリーにする裏技があるって
ブログに書いてあったので、「OK」と返事し
正式にこちらに発送する手続きが始まったようです。

日本の宅急便みたいに今の配送状況がわかるようになっていて
今、「輸送会社に荷物を手渡しました」とか
「(アメリカの)○○空港に到着しました」とか更新されるので
とりあえず商品がこちらに向かっていることは間違いないようです。
3~4日後位に「(日本の)郵便局に荷物が渡りました」と
書いてあったのを確認したときはいよいよだなぁという感じで
その日の午後に自宅に届きました。

郵便局の人に関税2400円を支払い、
その長旅を続けたであろうダンボールを開けると、
梱包が非常に丁寧で多少箱がぶつかっても平気そうな安心感があります。
付属品も日本のそれよりグレードの高そうな
頑丈な電源コードやHDMIケーブルが入っており
持ち運び用のエコバックまで付いていました。
各種接続端子は英語でも理解できるので
チャッチャと済まし、初期設定開始です。

こちらも英語で、とりあえずニュアンスと経験で
最良と思われるものを選択し、
とにもかくにも視聴開始です。
手始めに普通のCDをかけましたが
これがとても10万円しないプレーヤーから聴こえてくる音とは思えないほど
素晴らしいものでした。

次にDVDを見ようと思いましたが
例のリージョンフリーを解除しないと再生されないので
CD-Rに事前にデータを焼いておいたものを挿入し
ほどなくして見られるようになりました。
こちらは所詮DVDなのでハイビジョンに慣れた目には
特に感慨はなく、
でも以前に焼いていたDVD-Rの録画したものが
見られるようになったので、それは前進です。

次にミスチルの前回のツアーのブルーレイディスクを再生させると
これが映像は綺麗だは音は迫力あるはで
正直プレーヤーでこんなに違うのか、とびっくりしました。
このディスク自体のフォーマットも最新のもので
その影響もかなり大きいのですが
いいものを引き出すにはいいものが必要なんだなぁと実感させられます。
それを証明するように、
WOWOWで放送していたドリカムのライブをブルーレイに
録画したものを見たら
画質・音質ともやっぱり相当の落差はありました。
まぁこちらは100円のディスクだから当たり前なんですけど。

あと他のレコーダーで録画したブルーレイディクスが
見られないことがあって、それを修正するアップデートが
HPに載っていてそちらもダウンロードしてみましたが
無事終了し、見られるようになりました。

とここまで不具合なども見当たらずに順調に動いています。
説明書も英語で詳しくはよく分からないけど
ニュアンスと国産での経験で設定なんかも大体できるし
これで9万円というのは絶対にお買い得です。
もちろん故障時の不安は依然残りますが
大体日本で買う半額なので
もう一台買っても損にはならないわけで
諦めもつきやすいです。
それにしてもこの価格でこの品質のものを販売されたら
国内メーカーはお手上げだろうなぁ。

オークションで個人輸入したこの機種を14万円で出品して
実際落札されていて
これで5万円の利益が出るのなら
確かにいい商売だと思いますね、
1年以内ならメーカー保証もついているから
そっちに責任逃れできるし。
円高の恩恵を受けたことは今までなかったけど
これなら悪くないなぁって思ってしまいますね。


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