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一青窈 CONCERT TOUR 2010~花蓮街

2010年05月22日 23時38分40秒 | 音楽
今帰ってきました。
いつもはライブ前が始まるまでのくだらない話を
枕にしていますが、今回はそれをやめて
早速本題に入ります。

とにかくすごいの一言です、
今までの一青さんの中でも間違いなくベストライブです。
個人的にも今のところ、2010年NO.1です。
ハーモニーホール座間の音響の良さと
前から5列目のほぼ中央という席の良さと
ライブの完成度が奇跡的に組み合わさった結果なのでしょうか。
「花蓮街」が今までの一青さんのイメージと違うとか
ぐちゃぐちゃ言っている人はこれを見てから
言ってもらいたいです。

(ここからはネタばれ満載です)








ライブというよりショーと言った方が近いでしょうか、
一青さんが「花蓮街」の案内役という設定で
曲の前にアナウンスがあるんですが
これは完全に正解でした。
普段のMCも悪くはないのですが
その度に緊張が解けるのでまた曲に集中するのに
時間が掛かりますが
これだと間が開かないので変な声援も飛んでこないし
「花蓮街」の世界に没頭できます。
一青さんはその間ずっと演じている状態で
「箱の中の女」はこの為にあったのかと思う位でした。

気になっていたキーボードは武部さんでも小林武史でもなく
紺野さんだけでした。
ギターは遠山さんでパーカッションもよく見る方でした。
ドラムとベースは始めて見る人です。

スタートのセットは高い壁が降りていて、上空に凧があがっていました。
そこへトレンチコートを着て旅行カバンを持った
一青さんが一人、舞台袖から歩いてきて
1曲目は「凧揚げ」です。
1番だけ歌って壁が上に上がり、「花蓮街」のセットが登場です。
一青さんはトレンチコートを脱いで
黒のドレスに変身しました。
今日の一青さんは色っぽくてカッコいい。

今までは何だかんだいってシングル曲に頼るところが大きかったけど
今回はそれよりもストーリー性を重視した選曲で
どのライブでもほとんど一曲一曲で感動したり盛り上がったりするけど
今日に限っては流れで圧倒されました。
「ウラ・ハラ」は完全にライブ化けしました、
過去曲を含めても一番ノリがよいのではないでしょうか。
「指きり」「もらい泣き」「ウラ・ハラ」「メイク」「確信犯」
の一連の流れはちょっと今までの一青さんとは思えない並びです。
でもこれが実にハマっていました。

「ハナミズキ」も歌いましたが今回は流れに無理がなく
必然的とまでは言わないけどここで歌う説得力はあったので
抵抗はありませんでした。
今まではとりあえず歌う的な唐突さがありましたが
今回はそれがありませんでした。
シングルのカップリングを含めて「name」以外の曲は全て演奏して
これだけのレベルを確保できたのは奇跡的です。

映像もあってストーリー性と曲の世界をよく表現した
秀逸なものでした。
ただ席が近かったせいかスクリーンのドットがよく見えてしまい
ハイビジョン慣れした目には綺麗に見えなかったのがマイナスです。

一番楽しみにしていた「Final Call」は本編3分の2あたりで登場です。
開始前はラストでいいと思っていたけど
このあたりで正解でした。
普段歌を聴いていて息がつまることなんてないんですけど
終始鳥肌が立って鼓動も早くなってこういう経験ははじめてです、
ちょっとこの曲は麻薬に近いです。
ツボに入るとはこのことだと思います、
一青さんの楽曲、いやここ数年全ての曲の中でも一番です。
サビの部分での映像もすごく良くて
これだけでも3000円分の価値はあります。

本編が終わってアンコールの拍手が
いつものおざなりの拍手と違って
本当に心から拍手が贈られたことが
このライブの出来のよさを物語っていると思います。
今まではたまにお客さんを立たせたりさせてましたが
アンコールだけ立たせるというのは
腰の重いお客さんに対しての一つの答えだと思います。
着席するライブでは最高峰の内容です。

とにかく褒める言葉しか出てきません。
当初はあとは最終日の東京だけ行く予定でしたが
6月5日の大宮にも行きたくなりました。
まぁ大宮はあまり会場的に好きじゃないし2度目だから
今日ほどは感動しないとは思うんですけど。
来週のサイン会では絶対に今日の感動を伝えよう、
本当に一青さんの曲が好きでよかったと思える一日でした。

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