夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

一喜一憂

2011-09-13 05:59:46 | つれづれなるままに
9月12日(月)

 次女マミミの入院生活も、結局今日で5日目となった。熱もなく排尿も排便も平常に戻りつつあるが、まだ食欲が普通ではない。つまり食欲がいまいちという状態で、彼女らしくない。最初は食べたい素振りを見せて口を開けてくれるが、6口ほどすると口の中に貯めこんでしまって嚥下ができない。おかゆ食と刻み食なのだが、本人がその気にならないとどうにもならない。
 昨夕家内にシャワーを浴びてもらうために病院へ出向くと、若い主治医K医師がいて点滴が外れていた。お腹がまた少し膨満気味な気がして気になるというと、浣腸もしているし排ガスやゲップも出ているようなんだけどね。あとは運動かな・・・?ということになった。しばらくして法人の嘱託医Y先生が心配して様子を見に来てくれた。
 家内は今日退院できると思ったらしくて、がっかりしている様子である。明日は退院できるかも知れないと期待して、私も帰宅している。
 帰宅して夕食を取り、いつもよりも早く寝室に入り読書をした。「東日本大震災」を支援するために東北の作家が12人本を書くことで、売上を寄付するのだという。「12の贈り物」という本を読み始めている。昨日の夜から読み始めているが200ページを読み進んでいる。8人目の作家に突入。
 家内からメールでPM8時ごろ「マミが夕食の残りと、甘いものを食べて喜んでいる」という。少しほっとした。
 
 このところずっと雨が降っていて、気温も23,4℃である。でも湿度は高くて、マミなどは病室のベッドで発汗が多い。マットレスが蒸れやすい素材のような気がする。そういえばこの夜は「十五夜」だったようだ。東北はしばらく大雨に近い天気が続く。

 マミも帰宅すれば大好きなピアノを思う存分弾いて、また体調も良くなる気がしている。何しろ彼女のピアノは、ベートーベンなみの(ベートーベンが弾くのを見たことはないが・・・)身体の振幅なのだから・・・。ノリノリの時の彼女の曲想は、ジャズピアニストだと思ったりもする。
 2ヶ月前も彼女は8日間の入院であったことを思い起こしている。そういえばあの時は、5日間は絶食で点滴が続いていた。6日目には付添の食事を見て、にじり寄ってきたのだった。でも今の彼女にはその時のような、食欲が感じられない。
「食事の開始が早すぎたかしら・・・」と若い女医K先生がつぶやいていた。
 わたしはきょう公休なので、朝から退院準備モードで病院へ向かうつもりで居る。