夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

20回目の節目

2011-09-01 06:08:25 | チームオール弘前
 8月31日(水)最高気温28℃

 この日私の野田村訪問は、4月12日の訪問以来ちょうど20回目。

 この日は33名の参加者があり、写真整理や個人宅の草取り、チーム北リアス現地事務所の荷物整理と宿舎の掃除などを行った。天候もまあまあで、お日様が顔を出すと気温も上昇する。
 私はチーム北リアス(◆チーム北リアスについて:チーム北リアスは、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県の北リアス地域の復興を長期的にお手伝いしようと、八戸、弘前、関西の有志が立ち上げたネットワークです。現在は、岩手県の野田村を拠点に活動しています。
ネットワークを立ち上げたのは、同じ野田村で活動をしている団体・個人が互いに情報を共有したり、知恵やノウハウや人脈を提供しあったり、ときには一緒に活動したりできますし、そうすることで被災地の状況に即したお手伝いを、息長く続けていくことができると考えたからです。
主にメーリングリストを通して、それぞれの団体・個人の活動の情報を共有したり、時々刻々変化する被災地の状況にあわせて活動を企画したり調整したりしています。)の現地事務所で、完成したプレハブ(2棟)の荷物移動・整理、清掃、プレハブのノリ面の補強のための土運搬などを行って汗をかいた。

 お昼はいつもの搗き屋さんで昼食をいただきました。にぎやかな昼食後は、みんなで後片付けを行いました。
 
 
 午後李先生と災害復興ボラセンへ行き、担当者から突然9月以降の活動休止を宣告されました。対策を講じるために、一旦二人で役場近くの活動先に移動し相談しました。この日で8月も最後ですから、事務局から8月の弘前市の定期便バスが運行されないとメーリングリスト登録者に連絡をしていました。
 
 帰途のバスは定期便最期ということが、活動への感想と混じって、9月も当然毎週水曜日に野田村の活動があるものと信じていた参加者は、突然のこの決定に意気消沈していました。
 これまでの活動の報告会は、来年3月9日と決まっているらしく、李先生からお知らせがありました。
 とりあえず実行委員会が9日(金)18時弘大で予定されていて、今後の活動が協議される予定です。

 すでに決まっている行事としては、10月21日~23日の弘大祭りや11月のボランティア支援センター主宰のボランティアフェスティバルの参加内容、そして今後の野田村での活動方針が検討されます。

 チーム北リアスの渥美先生とお話をして、頭に残っている幾つかのキーワードがよぎります。
 それは、「これからの活動は日帰りではなく滞在型」「ありきたりのニーズ調査では本当のニーズが見えてこない」「滞在していてこそ頼りになる存在として信頼感を得ることができる」「公平感だけを強調していては、本当のニーズに応えられない」
 これらを今後の私の検討すべきこととして考えてみたいと思っています。
 チーム北リアスの活動として、仮設住宅に暮らす人々のさまざまな支援や、これまで関わりを持った方々との末永い交流、そして野田村を拠点として宮古市などへの災害ボランティアの派遣活動を次の課題に据えたらどうかと考えています。