夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

待ち焦がれる春

2009-03-24 06:47:56 | つれづれなるままに
 車を運転しながら、りんごの畑に眼をやると、りんごの木が雪に映え紅く感じるのだ。しかし今年のりんご畑には、もう雪は消えてしまって見えない。その分例年のりんごの木々が、紅く見えることも少なかった。ラジオを聴いていると、弘前城公園の「マンサク」の黄色い花が咲き始めたという。でも、昨日の弘前は朝から雪が舞って、風雪の寒い一日となった。それでも後一月もすれば、弘前はソメイヨシノの花が咲いて、ようやく春の到来を実感できるのだろうか。
 そんな中、妹の長男宅で女の赤ちゃんが生まれたという知らせが届いた。ついにあいつもおばあちゃんになったかと、ふと思えば感慨深いものがある。誕生日が自分と2日違いで、いつもにぎやかだった妹は子を生してから大きな病気を患った。以後、妹の生き方は大きく変わった気がする。信仰をするようになったのだ。そして子供たちも、母と同じ信仰を受け入れ現在に至っている。私は無宗教に近いので、その世界のことはわからないが個人の幸せ探求方法はそれぞれだと思っている。一昨年京都でその甥が結婚式を挙げたが、相手も同じ信仰をしておりその雰囲気の強い結婚式に参加した。結婚式の信仰も嫌味なものではなく、実にアットホームなものでむしろ感動したくらいのものだった。おとなしかったという印象の強かった甥や姪も、その中にあってとても明るく積極的な雰囲気に見えた。そして今赤ちゃんがその二人に授かって、メールで写真も届いた。生まれたばかりなのに、こんなにも目鼻立ちがしっかりとしていてなにやら人格を感じるくらいである。咲愛(さくら)と読むのだそうだ。今の時期にふさわしく、そして幸せを予感する名前だった。ぼくも春が実感できるころ、少し生まれ変わろうかと思っている。まずはランニングとサイクリングで、体を鍛えたいと思っているのだ。休肝日をもうけて、少しは体をいたわろうかと思う。少し命を大切にしようという思いを強くしている。
 職場では昨日から新任職員が出社し、研修も始まっている。授かった新たなこちらの命も大切に育てようと思う。