夢発電所

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母の見舞い

2009-03-02 06:37:37 | つれづれなるままに
 新潟へ帰郷したが、新潟はもう3月の陽気だった。そして兄と妹の出迎えが長岡駅にあり、一緒に昼飯を食いながら母の退院のめどなどを聞いた。兄の都合で4月の頭まで、母の入院を伸ばしてもらったようだ。寒さなどを考えれば、そのほうが母にとってもよいような気がした。
 病室の母は思ったよりも調子よさそうで、言葉も軽快だった。先日ベッドからずり落ちたそうで、足の痛みが増えて早速シップを交換する。バランスが悪いのに、自力でカーディガンを脱ごうとしたら、ベッドを患側から落ちたらしい。そばに看護師がついていたのだが、母のやる気がその事故を招いたという。
 4月に退院するということを前提に、兄弟妹3人で方針を確認した。長期方針は入所である。そして中期方針としてはデイサービスやヘルパーの訪問介護、短期入所を利用することを確認した。そして短期目標は3月中に、母の自宅受け入れ環境を整備することにした。母の生活する場所、そしてデイサービスや通院などを考慮すれば玄関先に少しスロープなどを整備した方がよさそうだった。
 現在の母は車椅子に乗れば片側(健側)上下肢での移動ができる状態で、装具を装着すれば平行棒内では歩行もできるようだ。しかしなんといっても、バランスが悪い。患側に倒れやすいのが難点である。母の希望ではオムツを、可能な限り早期に外したいという悲しい願いがある。しかし、誰かのケアなしにはそれはなかなかむずかしいし、危険が付きまとうことだ。せめてベッドと、ポータブルトイレ(手すり)を設置してヘルパーの訪問を受けた際にはそこへの排泄を可能な環境づくりを考えている。
 4月の上旬には少し長めの休みをもらって、母の退院準備をするつもりで家内とまた弘前の自宅へ戻った。